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カリフォルニア大学に入学したホイッティア(アン・ジャドソン=イェーガー)とモニカ(フォンヌ・A・チェンバース)は、全国大会7年連続優勝のチアチーム『スティンガーズ』に入部しました。最初はキャプテンのティナ(ブリー・ターナー)にも気に入られ、次期キャプテンとして行動するようになるホイッティアでしたが、彼女のエリート志向についていけず、モニカをヒステリックに特訓するに及んで、ついに退部することにするのでした。
自分たちでチアチームを作ることにした2人は、学部長セバスチャンから切り捨てられようとしていたバレエ、武道、演劇クラブから人を集めます。
新チーム『レネゲイズ』は全国大会を目指すのでしたが、大会には1校1チーム。ホイッティアは学部長に掛け合い、『スティンガーズ』と対決することになるのでした。しかし、対決の日は明後日!果たして彼女たちは演劇をものにすることができるのでしょうか!


舞台は高校から大学に…しかし登場人物たちはがらりと変わっており、チアチームを扱ったものとしての2作目となっています。とはいうものの、冒頭の夢のシーンやオーディション風景など、前作を彷彿とさせるようなシーンもありました。
今回のチームは、バレエ、武道、演劇部の部員の寄せ集めで、いわばよくある落ちこぼれたちが優勝目指して…というド定番なストーリーとなっていて、結末も同じくド定番な仕上がりでした。
ホイッティアとモニカの退部までが結構長かったためか、新チームの練習時間があまりにもなく、優勝できるまでの成長が描ききれていなかったと思います。ストーリーの流れ的には前作より好きかも知れませんが、とにかく荒い作り方でしたねぇ。
対決も全国大会に出るための、大学での選抜対決みたいな感じで、結局はこじんまりとしていましたし、暗いところでのチアリーディングって実際の場で役に立つのかなって思ってしまいました。まるでコンサートです。(^^;

・アメフトだけでなく、ほかのスポーツでのチアもあったことは嬉しかったところです。
・嫌な先輩たちへのお仕置きがあったのはよかったですね。キャプテンはあまりにも悲惨でしたけど。
【ここは問題かな?】
・前作でも気になった成長時間ですが、今度はそれにさらに輪をかけている上に、『レネゲイズ』のメンバーたちはチアの素人です。それにも関わらずあのデキはどうかなと思いました。しかもその1日前まで散々なデキだったようなのに。(@_@) ただ、各部の特徴を活かした演技は優れていました。
【一言いいたいコーナー】
・モニカやキャプテンが実にスポーツマン的体格のチアリーダーなのに比べ、どういうわけか主人公がぽっちゃり型…オーディションのときもモニカの方がはるかに上手なのですが、なぜかキャプテンや学部長に気に入られる主人公…ここからすでに違和感が。(^^;

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白くじらさんのレビューを読む限り、1が人気出たからとりあえず2も出しとけ、みたいな感じですね。せめて1の問題点くらい分析してほしいものです。練習シーンはスポ根ものには欠かせませんよねぇ。
なんというか、こじんまりとまとめられていましたねぇ。
練習シーンはダメダメからいきなり完璧版でしたから…もう少し見せて欲しかったところです。ただ1よりは長かったかもしれませんが、素人が本家に勝つにはちょっと無理があるでしょう。(^^)
これは苦しい作品でした。
まず、ヒロインがどうも・・
キャプテンのほうがまし?という感じにも見えましたし。
最後の対決に至るくだりは最悪です。
あんな素人集団がいきなりアクロバティックになりますから
返って残念でした。
そうなんですよね。
これは周囲が頑張っているためか、ヒロインにあまり魅力を感じなかったのが最大の敗因かもしれませんね。
対決のシーンだけとってみたら凄いんですけど、その直前まであたふたしていた素人軍団の変わりようには驚くばかり。
それにチアなのにディスコのような演出もどうかなぁ、と思いました。