
製作国:アメリカ
監督:ジョン・マクティアナン
製作総指揮:アンドリュー・G・ヴァイナ
製作:ジョン・マクティアナン
脚本:ジョナサン・ヘンズリー
撮影:ピーター・メンジース・Jr
音楽:マイケル・ケイメン
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サイモンは言った。パイをくれないと頭をぶち割る!
ニューヨーク、新学期セールにわくデパートが突然爆発、大騒ぎの警察署にサイモン(ジェレミー・アイアンズ)という犯人から電話が…「マクレーンを呼べ、命令ゲームをしよう」と。
停職中のマクレーン(ブルース・ウィリス)と妻のホリーは別居生活中、今日も二日酔いの彼はそのまま現地に連れて行かれます。
場所は138丁目、マムステルダムの交差点…そこはハーレムのど真ん中でした。
そんな場所でマクレーンは「クロは嫌いだ」の看板を背負い立たされたのです。
それを見た電気屋のゼウス(サミュエル・L・ジャクソン)はマクレーンに忠告に行きますが、ときすでに遅くそれを観た黒人たちが集まり暴力を振るい始めました。
マクレーンが背中につけていた銃を発見したゼウスのおかげで、なんとかそこから逃げたものの、次に警察にかかってきたサイモンからの電話は、指令を邪魔した黒人の男(ゼウス)とマクレーンは、コンビでゲームをするようにと指示するものでした。
同じころ遊園地で発見された爆発が、同じ犯人の手であることが判ります。
この新型爆弾は2種の液体を混ぜることで、強力な爆薬と変えるタイプで、最近リブモア研究所から大量に奪われたものであることが判りました。
やむなくゲームを続ける2人は、地下鉄爆破阻止のために30分で90ブロックをも走らされることに、到底間に合わないはずのゲームに疑問を持ちながら、息も絶え絶えで這い出てくる2人にFBIとCIAが、その話によると犯人はあのロスの国際ビルを襲った主犯のグルーパーの弟であることが判りました。
続いてサイモンは1446校もあるニューヨークの小学校1ヵ所に、1000キロ爆弾を仕掛けたと言ってきます。
マクレーンとゼウスはその手がかりとなるはずの命令を受け、またしてもニューヨークを走ることに、しかしサイモンの真の目的は別にあったのです。

1988年「ダイ・ハード」
1990年「ダイ・ハード2」
1995年「ダイ・ハード3」

「ダイハード」シリーズ第3弾です。
今まではクリスマスという日に閉鎖された限定空間で、仕方なしに事件に巻き込まれていましたが、今回はマクレーンへの恨みによる話から入ります。
でも実際の目的は違ったので、サイモンは別の人をターゲットにした方がよかったかもしれませんねぇ。
あの爆弾騒動であればマクレーンでなければという撹乱も、薄いような気がします。そのおかげでこんなことに…。
世界一ついていない男、しかし世界一タフという男にとっては、この事件はそれほど大変ではなかったのではという感があって、ダイ・ハードと呼ぶにはどうかと…やっぱり一作目のボロボロは凄かったです。
珍しく相棒がいたのも、逆に残念なところでしょうか。やっぱり孤軍奮闘しなくっちゃ。(^^;
今回の事件は別の人間を使って刑事映画にしても問題ないかなと思います。
ダイ・ハードという作品はやっぱり何度も死にそうになる特別な映画だと思うんですよね。
でも…これはゼウスにとってはダイ・ハードだったかもしれません!!なんとも気のどくな人でした。って笑ってたりして。
はい、ここで問題です。
3ガロンと5ガロンの水が汲める容器を使って4ガロンの水を貯めよ。
これ…映画中ではなんだか変な感じだったのですが、うーん。
【一言いいたいコーナー】
・なんだか「ダイ・ハード4.0」があるそうですが…心配です。しかも.が付いているので4.1、4.2とかも出てくるのでしょうか。
・やっぱりホーリーとの絡みは欲しかったですねぇ。アクションも必要ですが、彼女もこのシリーズには必要です。
・4ガロンの答え。5/5 0/3 => 2/5 3/3 => 2/5 0/3 => 0/5 2/3 => 5/5 2/3 => 4/5 3/3

ゆず豆的シネマ鑑賞記(ゆず豆さん)の「No.965 『ダイ・ハード3』」
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確かに本作のマクレーンの役割って、別にマクレーンを的にしなくても
良かったですね(苦笑)
結局、復讐と見せかけて目的は違ったし。
あまりその設定も生かしきれていなかったように思います。
ただアクションはお金をかけているからか、気持ちの良いアクションが
てんこ盛りだったかなと。
ダイ・ハード的にはうーーんですが、アクション映画としては、
いやっほーって感じの作品でした(笑)
そうなんですよね。
どんでん返しのつもりだったのかもしれませんが、最初の導入を破壊してしまうような流れになってましたね。
とにもかくにも、ゼウスにとっては「ダイ・ハード」だったのかも知れませんね。(^^;
基本的にヒットしていってますから、お金はどんどんとかけていってますね。
私もアクション映画としてはよかったと思います。(^^)