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全国大会3度の優勝に輝く南カリフォルニア、P・ビスタ高校のチアリーダー部『パイレーツ』、その新キャンプン、ブリトニー(ヘイデン・パネッティーア)は、アメフト部のスター選手ブラッド(ジェイク・マクドーマン)を彼氏に持ついわばエリートでした。
しかし父親の仕事の都合から、クレンショー・ハイツに転向することになるのでした。そこは労働者タウンであり生徒も黒人が多く、ブリトニーは転向初日から周囲の反感を買うことに…特にチアリーダー部『ウォリアーズ』のキャプテン、カミール(ソランジュ・ノウルズ)たちとは犬猿の中になってしまいました。
ビスタ高校でチアを封印したはずのブリトニーでしたが、次第に彼女たちと打ち解けあい新メンバーとして参加することに。そしてジェシーたち男子生徒が踊っていたクランプを取り入れ新しい演技を作り、高校生チアリーダーリアーナ(リアーナ本人)とTV出演のオーディションに出ることにするのでした。
しかし彼女たちの前には、全てを自分のものにしようとしている新キャプテン、ウイニー率いるビスタ高『パイレーツ』が立ちはだかるのでした!


今までの2作と違うところは、キャプテンとして奮闘するのではなく、キャプテンから外れて1プレイヤーとしてオーディションから入るところでしょうか。そのためにキャプテンとの意見の食い違いなどが体当たりで演じられています。また今まではチア外から主人公を支えていたボーイフレンドの立ち位置も、今回は同じチアリーダー部内です。一緒に踊ったりできるのはとてもいいですし、ラストのキスシーンは印象的でした。
後から知りましたが、『ウォリアーズ』のキャプテンを演じていたのが、ビヨンセの妹、ソランジュでした。また歌手のリアーナがカメオ出演で本人が本人の役で登場していました。『パイレーツ』のキャプテンのウイニーに一言ぴしゃりと言うところもいいですね。

・新しくクランプ・ダンスを取り入れ独自の演技を作るところなどがいいですね。これは主人公側だけでなく『パイレーツ』の方にも新しい演技やトレーニングシーンが取り入れられていてよかったです。もっとも決勝で相手を威嚇するのに使うのは、チアという観念から考えるとちょっと微妙かな。
・『パイレーツ』のキャプテンとなったウイニーの性格が相当悪くてよかったですね。お仕置きシーンもなかなかです。
【ここは問題かな?】
・1作目でもあった人種差別は今回はかなり浮き彫りにされている感じでしたが、主人公がそういう部分やチアよりも元学校の学園祭を重視していたり…あとで反省はするものの、そのくらいの言い訳で許すことができるのかどうか誠意の伝わらない部分が残念でした。彼女の行動を追っている私たちはまだしも、カミールたちはあれで納得するのはどうかと思います。なので主人公の行動がものすごく軽く感じられました。
・かなり危険度があり反則らしいヘリコプターや3段ピラミッドに関して、何の追求もなかったのはどういうことでしょう。取り入れるとき、決勝戦のときと2度も伏線があっにも関わらず、失敗するわけでもなく、演技に対する評価もなし、ウイニー曰く「やったもん勝ち」…これは駄目でしょう。
【一言いいたいコーナー】
・これで通して3作観たわけですが、好みとしては1、3、2の順でした。

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3ではちょっと反省して頑張ったようですね。ボーイフレンドが同じチア部員ってのはいいかも。一緒になって障害を乗り越えるのはスポ根的だし、やはり一緒に踊るところを観てみたいです。
タイトルの「!」はどこ行っちゃったんでしょう〜。もう驚きもないよってことかしら(笑)
本当は2を観たときに3を観賞するのは躊躇われたのですが、シリーズモノはやっぱり全部観ておかなければ!と思って。(^^;
でも、こちらは観てよかったとおもいました。
一緒にチアというのはやっぱりいいですよね。
心が通じることも多いでしょうし。
>タイトルの「!」はどこ行っちゃったんでしょう〜。もう驚きもないよってことかしら(笑)
まさしく、そのとおりかもしれません!!(^^)