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2006年06月22日

ボーン・アイデンティティー

ボーン・アイデンティティー スペシャル・エディション2002年(THE BOURNE IDENTITY)
製作国:アメリカ
監督:ダグ・リーマン
製作総指揮:ロバート・ラドラム
製作:パトリック・クローリー
原作:ロバート・ラドラム
脚本:トニー・ギルロイ

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ストーリー
記憶がないんだ!何故追われているのか、自分が誰かも。

嵐の夜イタリアの漁船が、漂流している男性(マット・デイモン)を発見しました。
すでに死んでいるかと思われたその男はまだ生きており、調べたところ背中に2発の銃痕、そしてなぜか尻にカプセルが埋まっていました。やがて意識を取り戻した男でしたが、自分が何をしていたのか、誰なのかも判りませんでした。
船が上陸する2週間の間、男は漁船の手伝いをしながらすごしますが記憶は一向に戻りません。そんな彼を心配してか、彼を治療した漁師は別れるときにスイスまでの旅費を出してくれます。そう、唯一の手がかりはカプセルに埋め込まれていたチューリヒの相互銀行の口座番号のみなのです。

銀行の貸し金庫を調べると、そこには自分のパスポートがありました。
ジェイソン・ボーン…それが自分の名前なのか、とその奥から出てきたのは別の名前を記したパスポート5つ、大金、そして拳銃でした。
恐怖に駆られた彼は、拳銃以外を赤いバッグに詰め込むと銀行を後にしました。そんな彼をスイス警察らしき男がついてきます。
昨夜公園で寝ていた時に、詰問された警官を2人を一瞬にして叩きのめしたためなのでしょうか…それとも…ちょうどアメリカ領事館の前を通りかかった彼はそこに入ることで追跡を逃れました。
しかしそこでも何者かに呼び止められ逮捕されそうに…再び危険を感じたのか瞬時に数人を倒し、彼はそのビルを逃げ出しました。
この戦闘能力の高さはいったい…領事館の中でお金がなく困っていた女性に、外でふたたび出あった彼は、彼女の車とお金、お互い協力し合おうと持ちかけます。
彼女の名前はマリー・クルーツ。
たちの悪い不動産にだまされアパートを追い出されたところでした。
マリーは2万ドルで手を打ち、彼らは、パスポートからボーンがパリ住まいになっていることからパリへと急ぐことに。

一方CIAでは銀行、領事館での出来事からボーンが生きていることを知り、彼を抹殺するためにバルセロナにいた通称「教授」をはじめとしてハンブルグ、マルセイユにいる暗殺者たちに出動依頼をかけました。
しかしそれはいったい何故?

映画レビュー
オススメマット・デイモン主演のスパイ・サスペンス映画です。
記憶を失ったスパイものといえば「ロング・キス・グッドナイト」がすぐに頭に浮かんでしまいますが、今回のものもやはり危険が迫ると勝手に身体が動いてしまうタイプ、これがまた恐ろしく強いので観ていて手に汗を握りました。
ただこういうところをほとんど不思議がらないのはちょっと変ですよね。
それに記憶は結局ラスト近くまで、断片すら判らないというものどうかなと思いましたが、実際には観ていると気にならないほどぐいぐい引っ張っていってくれます。

この手の映画はやっぱり主人公と一緒に、記憶を探るのが感情移入できていいのですが、今回は敵CIAの恐ろしさを前面に出すことによってか、ボーンの正体がわりと序盤から判ってしまったのが残念でした。
それにしても裏の世界は相変わらず怖いですよねぇ。
そういう世界にふれながら、ただの一般人であるマリーの恐怖とボーンとの間に芽生える愛も、燃えすぎもせずちょうどいい感じで、総合的にはオススメの一品でしょうか。

【一言いいたいコーナー】
・DVDにはもう1つのエンディングというものが収録されていました。アンハッピーかと思ってぎくっとしましたが、別の演出のエンディングでした。でも上映された方がオチも効いてていいかなと思います。
・未公開シーンはウォンボシが飛行機の中でケインを探せと指示するシーン、マリーが一度は1万ドルを投げ返すシーン、CIAでボーンの精神鑑定をするシーン、地下鉄で練習をするボーンとマリーが収録されていました。結構予告編で使われていたシーンがあるので本編を観た時にあれっと思う人もいたかもしれませんね。
・このアクションのためにマット・デイモンは3ヵ月のアクショントレーニングをおこなったそうです。
・ダグ・リーマン監督は自分でカメラを回すのが好きだそうです。人に頼むと自分と役者との間に誰かが入るのでこちらが言うことが伝わりにくいということですが、そういうことをすると役者にも1つ芯が入ったようでいい感じになっています。
・どうして尻にカプセルが埋め込まれていたのでしょうか…他人のならともかく自分のモノなのに。はて。


posted by 白くじら at 05:46| Comment(2) | TrackBack(0) | アクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ちょっとマット・デイモンを見直した作品。
こんなスタイリッシュなアクションも出来るんだね〜って。作品も結構ハラハラしながら最後まで飽きずに観れました。
終わり方の後味は良かったですね♪

だからこそ『ボーン・スプレマシー』での彼女がああなっちゃうのが、ショックといえばショックだったな・・
唯一の理解者で愛する人で・・
もともと孤独な仕事をしてたんだろうけれどね〜・・

やっぱり2よりはこっちが好きかな?
Posted by ARIA at 2006年07月12日 21:07
こんばんは、ARIAさん。

そうですね。こういうアクションは初めてだったのではないでしょうか。
ラストもよかったです。

そして…おっしゃるとおり「ボーン・スプレマシー」での序盤のあのシーンは私もショックでした。
そ、それは…辞めてくれー。って感じで、確かに以後の動機付けには十分でしたが、もう少しほかの演出方法はなかったのかと思ってしまいました。
まるで「エイリアン2」以後の始まりの様。(^^;
Posted by 白くじら at 2006年07月12日 22:55
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