映画レビュー一覧(あいう順)映画レビュー一覧(年代順)待機・予定作品B級映画を創ろう!準備中

2006年06月27日

トイ・ストーリー2

トイ・ストーリー21999年(TOY STORY2)
製作国:アメリカ
監督:ジョン・ラセター
製作総指揮:サラ・マッカーサー
製作:ヘレン・プロトキン、カレン・ロバート・ジャクソン
原案:ジョン・ラセター、ピート・ドクター、アッシュ・ブラノン、アンドリュー・スタントン
脚本:アンドリュー・スタントン、リタ・シャオ、ダグ・チャンバリン&クリス・ウェッブ
音楽:ランディ・ニューマン

amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
おもちゃは子供に愛されてこそ、生きる喜びがある。

大騒動の末ようやく愛用の帽子を発見したウッディ(声:トム・ハンクス/唐沢寿明)は上機嫌でした。それもそのはず、今日からアンディと一緒に、カウボーイ・キャンプにいくことになっていたからです。
出発5分前、その5分であっても遊ぶのがアンディが子供があるがゆえんでしょうか、彼はおもちゃを出して遊び始めます。
そしてちょっとしたことから、ウッディの右腕が付け根の所からとれかかってしまいました。これではキャンプにつれて行くことはできないと、アンディはウッディを置いて出かけてしまうのでした。

あまりのことに落胆するウッディ…しかもそれに輪をかけるように、アンディのママがガラクタ市を始めたのです。
びっくり仰天のおもちゃたち、ガラクタ市…それは不要になったおもちゃが売られる市…びくびくしながらママの行動を見守るウッディたちは、本棚の上でほこりを被っていたペンギンのウィージー(声:ジョー・ランフト/佐古正人)が25セントの箱に入れられるのを黙って見守るだけでした。
ママがいなくなると、ウッディはすぐさま犬のバスターと一緒に庭先へと急ぎます。そして首尾よくウィージーを助けるのですが、逆にウッディがおもちゃ屋のアル(声:ウェイン・ナイト/樋浦勉)に目をつけられてしまいます。
間違ってここにおいてしまったというママに、一度は50$もの値をつけつつも引き下がろうとするアルでしたが、なんと隙を見て盗んでしまいます。

彼のマンションに着いたウッディは、そこで活発な女の子のジェシー(声:ジョーン・キューザック/日下由美)、馬のブルズアイ、新品で箱入りのプロスペクター(声:ケルシー・グラマー/小林修)に出会います。
彼らはかつて自分がTVに出演していた、人形劇ラウンドアップの仲間たちだったのです。実はウッディはマニアにとってはビンテージ品になっていたのです。彼らは日本の博物館へ行きそこで暮らすのだといいます。
ウッディはアンディのもの、頑として帰ると言いますが、彼が帰ればジェシーたちは価値がなくなり、再び倉庫から出られなくなります。
さらにジェシーの昔の持ち主であるエミリーが、大人になるにつれ遊ばなくなり、ついには彼女を捨ててしまった過去を知り、彼らのために日本へ行く決心をしてしまうのでした。

一方、アンディの部屋でウッディがアルにさらわれたことを見ていたバズは、救援隊を組織してアルのおもちゃ屋トイ・バーンへと急ぎます。メンバーはバズ、ミスター・ポテトヘッド、レックスたち。
しかしおもちゃである彼らにとってはトイ・バーンまでの道のりは危険がいっぱいだったのです。
それでもバズは付き進みます。

「無限の彼方へ、さあ、いくぞー」

関連リンク
1995年「トイ・ストーリー
1999年「トイ・ストーリー2
2001年「モンスターズ・インク
2003年「ファインディング・ニモ
2004年「Mr.インクレディブル

映画レビュー
オススメ大ヒットした前作「トイ・ストーリー」の続編です。
今回の題材はおもちゃならではのコレクターの話と、実際に子供に捨てられることがおもちゃにとってどんなに辛いことになるのかをまざまざと見せてくれる話です。
足の裏に書かれる「ANDY」のイニシャルもいい演出です。彼らにとってはアンディマークは誇りでもあるようです。
今回の爆笑シーンはやっぱりバズ?前作の後おもちゃとして暮らすことになったバズでしたが、トイ・バーンには新型のバズたちがいっぱい、その中の1体にかつての自分を見てしまうバズには爆笑でした。
さらにそのまま2人がウッディ救出しにいくし。(^^;

ラストにはあの「わざわざ作られた」NG集があってこれはお楽しみです♪

相変わらずのツボを押さえた笑いはさすがピクサーで、もちろん子供が楽しめる作品に仕上がっていますが、この作品は子供ではなく、今までおもちゃと共に育ち楽しみ、そして別れていった私たち大人にこそ見ていただきたい。
そして自分にとっておもちゃとはいったい何だったのかを考えてみたい作品ではないかと思います。

【一言いいたいコーナー】
・DVDにはCG教育シンポジウムニコグラフでも絶賛されアンコールまで起こった「ルクソーJr.」が収録されています(リアルで観ていました)。このルクソーJr.はピクサーシリーズのイメージキャラにもなってしまいましたね。
・今回の作品には「ゲーリーじいさんのチェス」のおじいさんがウッディの手を直す役で出ていたり、葉っぱには「バグス・ライフ」のキャラたち、TVには相変わらずの「ルクソーJr.」のボール、「ティン・トイ」「レッド・ドリーム」などのシーンが含まれています。
・さらにパロディものとしてはレックスが追いかけてくる「ジュラシックパーク」、ザーグとバズの「…帝国の逆襲」などのパロディが入っていましたが、こういうことをしなくても十分面白いんですけどね。(^^;
posted by 白くじら at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | CGアニメーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
リンクシェア アフィリエイト紹介プログラム