![ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]](http://images.amazon.com/images/P/B000CD1P0O.09._SCMZZZZZZZ_PC_PU10_.jpg)
製作国:アメリカ
監督:ティム・ストーリー
製作総指揮:スタン・リー
製作:アヴィ・アラッド
原作:スタン・リー
脚本:マイケル・フランス
amazon.co.jpで詳細を見る。

宇宙の研究は、人類の知識を進歩させる。
ほかのことには無頓着な科学の虫である天才発明家リードは、太陽圏で生じた高エネルギーの宇宙嵐が地球生命の進化の引き金になったのではないかという自論を持っていました。
しかもちょうど6週間後に同じ性質の宇宙嵐が地球の軌道を通過することを知った彼は、親友のベンとともに、かつての学友ビクターの開発したシールドを求めて彼の会社にやってきました。
利益優先の科学者であるビクターは、シールド技術を貸すかわりに、この研究でもたらされる利益のほとんどと権利を自分によこすようにいいました。
こうして宇宙基地バン・ドゥームへ上がったのは、ビクターと彼の元にいた元リードの恋人のスー、彼女の弟ジョニー、そしてリードとベンでした。
しかし計算の狂いから宇宙嵐は7時間も早まって襲ってきたのです。船外にいたベンはもとより、ベンを助けようとシールドの外に出たスー、リード、ジョニーもまた宇宙嵐の放射線を浴びてしまうのでした。
DNAが変化した彼らは、リードがゴム人間、スーは透明人間、ジョニーは発火人間、ベンは岩石人間になってしまいます。なぜかベンだけが元に戻ることが出来ず、ついに恋人も離れてしまいます。そんなベンの様子を見たリードは、彼になんとしても体を元に戻すことを誓うのでした。
一方、シールド内にいたビクターもまた体の不調を訴えていました。
実験の失敗、会社の投資家からの援助打ち切り、恋人だと思っていたスーもリードの元へ行き、絶望感と怒りに燃える彼は悪の代名詞ドゥームとなり、自分をこんなふうにしたリードたちファンタスティック・フォーにその邪悪な刃を向けるのでした。


この作品は子供のころに「宇宙忍者ゴームズ」という名で親しまれたことは、「Mr.インクレディブル」でも書きましたが、リーダーのリードがゴム人間だったのでゴームズという名が付けられたのでしょう。実に安直ですが、それでも大好きな作品でした。
4人が別々の能力を持つスーパーチームですが、一番味があるのはやっぱりザ・シングことベンでしょうか。気は優しくて力持ちという感が一番にあっているキャラですが、4人の中で唯一元に戻れずそれゆえに苦悩するキャラでもあります。そこを悪のキャラによく突っ込まれて敵側につくこともありましたし、戻るには戻ったものの性格が悪くなったとか、とにかくトラブルメーカーでしたね。しかもそこにジョニーが絡むともう誰にも止められないという。(^^;
この作品には有名な掛け声もあります。
一番有名なのはベンの「戦闘のお時間!」(ゴームズのときには「ムッシュムラムラ!」です。昔の方は結構聞いたことがあるのでは?)、今回の日本語訳では、うーん、なんというか。でしたけどね。
もう一つはジョニーが発火するときの掛け声「フレーム・オン」でしょうか。これは聞きにくかったのですが、ちゃんと2回ほど叫んでいました。
彼は火の玉ボーイとかヒューマン・トーチなどというニックネームがありますが、実際とんでもない熱を持っているようで。原作ではよく歩いた跡が溶けていたりするので、歩道が…というシーンもありましたが、あまり誰も気にしていないようです。(- -;
さて問題のストーリーですが、ほかのヒーローものもそうなのですが、本来誕生秘話と呼ばれる回のものなので、知らない内に特殊能力を持ち右往左往している様は、普通にヒーローしているときよりも格段に面白かったりします。
そういうことをしながらドゥームと戦うことになるので、ちょっとアクション不足の感はありますが、これは第1話ということで許しましょう。とにかくベンがよかったですから。指輪が拾えないところなんて涙です。
それにしてもベンの彼女…もう少し様子を見てあげても良かったのでは…あれでは可哀想過ぎます。本来の彼女であるアリシアとくっつけるために端折ったのでしょうか。
ちなみに…なんだか元に戻れそうな気がしますが、それは幻覚を見たことにしますので、頑張れベン、君あってのファンタスティック・フォーなのだ!!

sailor's tale(starlessさん)の「ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]」
小六のB級A画館(小六さん)の「ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]「FANTASTIC FOUR」」
★YUKAの気ままな有閑日記★(由香さん)の「ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]」
子育て 時々 映画(マミイさん)の「楽しんだ者勝ち!」
【関連する記事】
http://www.kinejunsoken.com/eigakentei/mogishiken01.html
12月に第2回目があるみたいですよ。
これは第1回目のときに問題などを見たのですが、かなり難しいです。
人の名前や賞などを覚えるのは大変苦手です。(^^;
せめて映画の内容に関してばかりだといいんですけどねぇ。
「宇宙忍者ゴームズ」は全然覚えがないのですが、なんか「ムッシュムラムラ!」には覚えがあるんですよねぇ。
ひょっとして見ていたのかも知れません。
この映画はぜひとも続きが見たいです。
「ムッシュムラムラ」に聞き覚えがあるのでしたら、キット観ていたのではと思いますよ。
同時期に「Uバード」というヒーローものもあったような気がしますが…定かではありません。(^^;
ホント、彼らが全力で戦う続編、観たいですねぇ。
トラックバックありがとうございました。(_ _)
TBありがとうございました!
ムッシュムラムラ?
すごく聞いた事あるんだけど…
何でだ!?
昔、伊東四郎とか小松正夫とか、こんな言葉使ってなかった?
あれ〜?(^^)
TB&コメントありがとうございました^^・
この映画は、とっても期待して劇場鑑賞したんですよ。
ところが、話の展開がイマイチに思えて。。。
でも、今年2が公開されるので、やっぱり観に行っちゃうと思います。何だかんだ言っても、こういう映画は好きなので(笑)ジェシカ・アルバは可愛いし♪
ところで、白くじらさんは詳しいですね〜
私も『ムッシュムラムラ』は何故か聞き覚えはありますが。。。ファンタスティック4に関係があるとは夢にも思いませんでした。確かお笑い芸人の持ちネタだったような気がします。
ムッシュムラムラは、ダチョウ倶楽部が流行らせたのが有名ですが、実際にはそのさらに昔、関敬六氏が持ちネタとして持っており、「宇宙忍者ゴームズ」のガンロック(ザ・シング)の声優をしていたときにも出ていたわけです。
小松正夫氏はシラケ鳥とかありましたよね。(^^)
トラックバックありがとうございました。
おっしゃるとおり、今回の話は身内の話が多かったですから、盛り上がりには少々欠けていた感がありましたね。
でもいいんです。(^^;今回は誕生秘話なので、大アクションは次回に期待しましょう。(^^)/ おー
最近は次々とマーベルのヒーローが出てくるので嬉しいです。
1話目だけで止まらないで、次々と続編も作って欲しいですね。
ムッシュムラムラに関しては、上のコメントにも書いておきましたけど、有名なのはダチョウ倶楽部の持ちネタですね。
トラックバックありがとうございました。
>(ゴームズのときには「ムッシュムラムラ!」です。昔の方は結構聞いたことがあるのでは?)
どこかの感想で「ムッシュムラムラ」がなかったと書いてあったのを読んで
なんでダチョウ倶楽部が関係あるのだろうと思っていたら、
白くじらさんの解説で謎が解けました!
人を救うところよりも関係ないところでチカラを発揮してる部分がおもしろかったです。
トイレに座ったままで離れたところのペーパーを取るところとか・・・
できれば真似したいかも!?
4人それぞれの特徴があって楽しかったです。
こんなに明るいSFを観たのは久しぶりかもしれません。
「ムッシュムラムラ」は懐かしいですねぇ。
アニメもそうでしたけど、実際マーベルコミックスでも気の優しい力持ちのベンは、その性格を利用され敵に利用されることが多かったような気がします。
彼らは日常的に超能力を使っていますね。
リードが科学者のせいで、ほかのマーベルヒーローよりも話が難しいものが多いのですが、第一作目ということで気楽に楽しめたのがよかったです。
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきました。