
製作国:アメリカ
監督:ジョー・ジョンストン
製作総指揮:ラリー・フランコ
製作:ローレンス・ゴードン
原作:ディヴ・スティーヴンス
脚本:ダニー・ビルソン
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幸運のお守りはピーマンガム?
1938年ロザンゼルス、全米大会に出場するために新型飛行機のテスト飛行をしていたクリフ(ビル・キャンベル)は、FBIと追われるギャングとの銃撃に巻き込まれ損傷してしまいます。
追い詰められたギャングは飛行場内に入り込み、格納庫で謎の機械を隠し、代わりにその辺りにあったエンジン(?)を積み込み逃げます。しかし車は飛行場に戻ってきたクリフの飛行機と接触し爆発、飛行機も炎上してしまうのでした。
飛行機を失い落胆するクリフと技師ピーヴィーは、お金を稼ぐために道化飛行をしなければならなくなるのですが、そのオンボロ飛行機の中に泥棒が隠していた機械を発見します。
スイッチと共に格納庫狭しと飛ぶ機械は、軍の命令で開発していた秘密ロケットシーラスX3だったのです。
その機械は背に背負う形になっていました。
2人はリンドバーグ飛行学校からこともあろうに像を盗み出して畑で実験を…強力な推進力を持つロケットは杭に繋がれていた像を軽く浮かしただけでなく、杭を引き抜いて飛び立ってしまいました。やがて戻ってきた像は畑に激突!ヘルメットがいるな、とつぶやくクリフでしたが、そんな程度でホントに大丈夫なのでしょうか!!
一方、FBIは開発者ハワード・ヒューズにロケットが壊れてしまったことを報告し、また泥棒を雇っていた映画俳優シンクレア(ティモシー・ダルトン)は失敗に舌打ちしつつも、再度ロケットをここに持ってくるようにギャングのボスエディーに命じるのでした。しかし、どうして有名映画俳優がそんなロケットを欲しがるのでしょうか…。
クリフの彼女シェニー(ジェニファー・コネリー)は映画俳優を目指していましたが、いつも背景と化していました。
そんな時、彼女を呼びに来たクリフの失敗をきっかけとして、シンクレアに認められることに…しかしそれはクリフが彼女にロケットのことを話していたのを聞いてしまったからでした。
さらに飛行機ショーでクリフの代わりに道化として出場したマルコムの飛行機が事故で危機に陥った時に、ヘルメットとロケットで助けに行ったために、新聞で騒がれロケットを背負った謎の人物は一躍ヒーローに。
こうしてFBI、シンクレア、そしてエディ率いるギャングたちの包囲がクリフに迫り始めるのでした。


ふとしたことで手に入れた高出力ロケットを使う主人公は、それ以外の能力は持ちませんが、それを使って人を助けたりするところはまさしくヒーロー。こういう映画って…うーん、いいですねぇ。
敵役シンクレアには007で有名なティモシー・ダルトン、役柄も映画俳優…いい回しも役者ならではの言葉が多くて面白いです。
ヒーローものには珍しく正体がバレバレなのがちょっと残念、やっぱりヘルメットとるときにジェニーが驚かないと。(^^;
グリフィス天文台にかけ上り、飛行船(出るんです、やっぱりこの時代には!)に向かう瞬間、そこにははためくアメリカ国旗が!!
この瞬間こそがヒーローロケッティアの誕生ではないかと思います。
【一言いいたいコーナー】
・絶対にお尻が熱いと思います。(- -;
・この映画ではいろいろな飛行機が飛んでいて、それもまた格好いいです。みんないいシーンですね。
・なかなか凄い顔していますが、これがなかなか格好いいんですよ!!
・ナチの世界制覇のビデオは凄すぎです。どんな人が作っているのでしょうか!

子育て 時々 映画(マミイさん)の「ヒーローなんだけど」
忘却エンドロール(宵乃さん)の「映画「ロケッティア」観た」

My Hobby Selection i-Gangleさんの「ロケッティア」
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トラックバック&コメントありがとうございました。
>ヘルメットがいるな、とつぶやくクリフでしたが、そんな程度でホントに大丈夫なのでしょうか!!
>・絶対にお尻が熱いと思います。(- -;
あはは、楽しいレビューでした。
白くじらさんのお話を聞いていると、
もう一度観てみたくなりました。
いろいろとツッコみたくなるところはありましたけど、田舎のヒーローとしてはいい味を出していたと思います。
もともとヒーロー的な作品は好きなので、私は文句ございません。(^^)
私もコレクションはしていないので、またレンタルしようかな。
トラックバックありがとうございました。
あのロケットでは、どうしたってお尻が(二重の意味で)危険な事になってしまいますよね(笑)
でもまあ、カッコイイから許せるけど!
ティモシー・ダルトンは結構あくが強い顔をしていますからねぇ。007ではありますけど、結構悪顔でした。(^^;
あのロケットの噴射では重度の火傷でしょうね。(@@;
恐ろしいことですが、確かに飛んでいるときには格好良くって、あのフェイスも含めて許せますねぇ。あはは。
トラックバックありがとうございました。