![]() 製作国:アメリカ 監督:スティーヴン・ソマーズ 製作総指揮:サム・アーサー 製作:スティーヴン・ソマーズ、ボブ・ダクセイ 脚本:スティーヴン・ソマーズ 撮影:アレン・ダビュー 音楽:アラン・シルヴェストリ amazon.co.jpで詳細を見る。 |

It's alive!!…物語の幕は開いた!
あまりにも有名なこの叫びから物語は始まります。叫んだのはもちろんビクターフランケンシュタイン博士。映像もモノクロでホラーファンなら誰しもがゾクッとなるシーンです。
作っていたのは人造人間、しかしそれを命じていたのが吸血鬼ドラキュラ(リチャード・クロスバーグ)…いったいなぜ、いまさら怪力だけの不死の生物を僕にしたところで仕方がないはずなのですが、ドラキュラが考えていたのはこの生命そのものの活用だったのです。
不死の生物である吸血鬼は死人の帝王、それゆえに、その子供もまた死人なのです。そのための道具に使おうというのです。
しかしその人造人間は父であるフランケンシュタイン(シュラー・ヘンズリー)とともに、燃え崩れる風車小屋の下に…ここまでがプロローグ。なんという破天荒なストーリーなのでしょうか!
ヴァン・ヘルシング(ヒュー・ジャックマン)の役どころは、この吸血鬼に支配される村にいる女性を守るモンスターハンターでした。
さらにヘルシングはバチカン市国のある組織に所属し、対モンスター兵器を調達するのですが、聖水、連続発射可能のボウガン、擬似太陽爆弾などまるで任務に赴く007のよう。違う、何かがはげしく違う!と思いつつも面白いんですコレが。
村にいた女性アナ(ケイト・ベッキンセール)は代々吸血鬼を退治することを宿命に持つ一族で、倒すまでは天国に行くことができません。
しかもウルフマン(狼男ですが、ここはワーウルフと言って欲しい!)に兄を倒され、もはや一族は彼女1人。このままでは一族は全て煉獄に…このような状態のときにヘルシングとその武器開発者カールはやってきました。
ちょうど襲ってくるはドラキュラ配下の3人の娘たち(変身して飛んでいるのですがハーピーみたいです)。ヘルシングはアナを守り、ドラキュラたちを撃退できるのでしょうか。


ヴァン・ヘルシングの役どころはモンスターハンター!もはや教授ではありません。(^^;
杭、十字架などがほとんど効かない今回のドラキュラの弱点は初めて聞いたものです。というか普通はワーウルフは吸血鬼の下僕扱いなところですので…新鮮には違いありませんでしたがやっぱりここはどうかなって感じでした。
それにやっぱり吸血鬼は吸血鬼ならではの美学というものがあるのであくまでも優雅に妖艶に、が欲しいところなのですが、3人の花嫁はともかくドラキュラ自体にもう少し魅力が欲しかったところです。
ラストの戦いはいろんな意見が出そうです。
【一言いいたいコーナー】
・ヘルシングは「X-MEN」のウルバァリン、カールは「ロード・オブ・ザ・リング」のファラミア(唯一のギャグメーカーでリングの面影はありません)、アナは「アンダーワールド」の吸血鬼のライカンハンターとこちらもぶっ飛びのメンバーでした。
・吸血鬼の娘たちの人型から有翼型への変化は非常にスムーズで変化後も人の面影があるので怖いのですが、ドラキュラは変身するともうモンスターそのものです。なんだか別の映画を観ているような気がしたのが残念なところでしょうか。
・タイトルは最後のクレジットロールに出ます。ちょっと凝っているので最後まで観ましょう。
・なんだか後々続けられそうな感じ…相手が吸血鬼ならまだいいですけど他のモンスター退治だともう別ものになるかも、ちょっと辞めてほしいかも。

レンタル放題。(はちさん)の「○「ヴァン・ヘルシング」」
小六のB級A画館(小六さん)の「ヴァン・ヘルシング「VAN HELSING」」
子育て 時々 映画(マミイさん)の「モンスター勢揃い!」

ホラー映画って呪怨が怖いの?さんの「ヴァン・ヘルシングって怖いの?」
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ヴァン・ヘルシングは続編も出来そうなラストでしたが、どうなるのか!?
ヒロインが亡くなってしまったのは残念…
この作品、スピード感溢れ一気に楽しめましたよ!
では、また〜
続編ができそうな終わり方でしたが、未だにそのうわさを聞くことがありませんね。
こういう作品は好きなので、ぜひ作って欲しいのですが。(^^)/
今までのヘルシング教授にはありえないアクションシーンの連続でしたが、これはこれで面白かったです。
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。
>まるで任務に赴く007のよう。
バチカンの地下がMI-6みたいに見えましたよね。笑
カールが現地についてきたのが斬新でした。
>ラストの戦いはいろんな意見が出そうです。
中盤はめちゃめちゃ強くってクールなドラキュラ伯爵だったのに
ラストあまりにもあっけないような気がしました(>_<)
つい最近「アンダーワールド」を観たからか
雰囲気とかよく似てるなぁと思いながら観ました。
(ケイト・ベッキンセイルが吸血鬼ではないかと思いながら・・・笑。)
ヴァン・ヘルシングの過去とか結局謎は解明されないままでしたね。
続編で描く予定だったんでしょうか?
もし続編が作られるとしたら、過去の話になってしまって
やっぱり「アンダーワールド」と作りが同じになってしまうような気がしました^^;
MI6みたい、というか、もうそのものでしたよね。(^^)
なんだか斬新なヘルシングで面白かったですねぇ。結構近代的(当時の技術で)な装備なのに、それでもやっぱり大蒜や聖水、太陽も使っているところはいいですねぇ。
全体に続編出ると思ったのですが…もう8年ですか。
ヒットもしたと思うんですけどねぇ…過去の話になるのは確率高そう…。
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきました。