1988年(FRIGHT NIGHT2) 製作国:アメリカ 監督:トミー・リー・ウォーレス 製作:ハーブ・ジャッフェ、モート・エンゲルバーグ 脚本:ティム・メトカーフ、ミゲル・テファダ・フロレス、トミー・リー・ウォーレス 音楽:ブラッド・フィーデル 撮影:マーク・アーウィン 特撮:ジーン・ウォーレン・ジュニア |
信仰心あってこその十字架。
ダンドリッジはニセ祈祷師の殺人鬼…あの事件から3年、チャーリーは精神科医にかかり、自己防衛が殺人鬼をバンパイアというありもしない幻影にしてしまった、と考えるようになっていました。そして今、ようやく立ち直った彼は新しい恋人のアレックスとともに、ビンセントのマンションにお邪魔することに。
チャーリーとは対照的にバンパイアを退治したという過去をTVでも活用している彼は、チャーリーにとって、そしてアレックスにとっても変人にしか見えません。しかし、帰ろうとしてふと外を見たチャーリーは、またしても棺大の木箱を運び込んでいるのを目撃します。
そして静かに停車する黒塗りのリムジン…階下で妖しい男女4名がエレベータに…まさか。
その夜チャーリーは自分を探す女性を部屋に招き入れ、首を噛まれてしまう夢を見てしまいます。
それ以来、朝日を眩しがり昼は眠く…体調最悪に加え、友人のリッチーがデートする相手があの女性だと知り追いかけ、アレックスとのデートもすっぽかす始末。しかしリッチーはペントハウスで女性に襲われ、チャーリーはバンパイアの悪夢が再び戻ってきたことを知るのでした。
ビンセントにわけを話し、二人は装備を整えてペントハウスに乗り込むのでしたが…そこに待っていたのは。
1985年「フライトナイト」
1988年「フライトナイト2 バンパイアの逆襲」
3年後ダンドリッジの妹が手下を引き連れ逆襲に!
今回は相手が女性なのでチャーリーがころっといってしまっています。(^^;
せっかくバンバイアを信じなくさせた精神科医の努力も水の泡、最初は前回とは逆にビンセントがバンパイアを信じてチャーリーが信じていない、という逆転の設定なのですが、それはすぐに崩れます。
もう少しバンパイアを信じないといったほうがよかったかも知れませんね。
今回のバンパイアたちは狼男っぽい男と虫を食べるマッスル男、そして女性が2人、もちろん噛まれて仲間に入っているバンパイアもいますが、やられ方がちょっとあっけなくって残念です。
上のストーリーからも判るようにチャーリーがバンパイア化しつつあるのが、変わっているといえば変わっているかな…残念ながら前作には及ばなかったようですがそこそこの面白さでした。
【一言いいたいコーナー】
・前作のラストで笑っていたエドは残念ながら出てきませんでした。死んでいたことになっているようです。あれれ?
・図書館でドラキュラを読むアレックス…面白かったそうです。このおかげでバラが弱点であることに…。
・ボウリングするバンパイアというのは始めてかも。(^^;
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