![]() 製作国:日本 監督:深作欣二 製作:角川春樹 原作:鎌田敏夫 脚本:鎌田敏夫、深作欣二 amazon.co.jpで詳細を見る。 |

星よ…導きたまえ。
その昔、里見家が蟇田家と玉梓との戦いの中、あまりに窮地に追い込まれたために八房と呼ばれた犬に敵の大将の首を取ってくれば伏姫を与えると約束しました。八房は見事に大将の首をとり、殿様は犬とはいえ約束を反故にすることもできず伏姫を与えました。
しかしそれを由としない者たちの手により矢が射掛けられ、八房をかばった伏姫はその胸に矢を…その時、光とともに八つの宝玉が飛びちったのです。
そしてその宝玉を受け継ぐものこそ静姫を奉じ邪悪をうつ八犬士にほかならないと…伏姫録起絵巻には記されていました。
そして100年、滅ぼされたはずの玉梓とその息子蟇田素藤が闇の軍団とともによみがえり、里見の城を襲いました。
じぃとお付きの女性とともにかろうじて逃げることができた静姫(薬師丸ひろ子)は、武蔵にある叔父上の城へ急ぎますが、追撃してきた闇の騎馬隊にじぃを殺され、お付きも身代わりに連れさらわれてしまいます。
さらに独りで逃げているところを親兵衛(真田広之)と名乗る若者につけ狙われます。
その危ないところを救ったのは、犬山道節(千葉真一)と犬村大角と名乗る男たちでした。
彼らはそれぞれ「忠」「義」2つの宝玉を見せ、静姫に伏姫録起絵巻を見せながら、里見家を復興させるためにはあと6人の犬士を探し出す以外に方法はないと説明するのでした。


映画なので八犬士の出会いが短い時間でとんとんと進みます。八犬伝の話ってそのそれぞれの犬士の話と出会いが重要な部分で、それらの話が結構好きな私としてはちょっと残念です。限られた時間しかないのでやむを得ませんが。その分、ラブロマンスとアクションに力を入れているようです。
ストーリー的には、敵の要塞にたどり着くプロフェッショナルの活躍を描いたようなつくりになって行って、主人公たちをたどり着かせるために仲間がバタバタと倒れていくタイプのものなのですが、こういう作りはベタであっても好きだったりします。ただそれであってもあまり簡単に殺すのはやめてーって感じでしたが。
その中にあって薬師丸ひろ子と真田広之の恋の行方はいかにー、と。
せっかくなのでそれぞれの名前と宝玉を書いておきます。
犬山道節、忠
犬村大角、義
犬塚信乃、孝
犬坂毛野、礼
犬川荘助、智
犬田小文吾、悌
犬飼現八、信
犬江親兵衛、仁
【一言いいたいコーナー】
・親兵衛と蛇が戦うところで投げ飛ばされた親兵衛が岩肌に激突するのですが…なんと岩壁が揺れます。はぅ。いかに特撮が未熟でもそれはないでしょ。(>_<) とほほー
・真田広之とのラブシーンも当時話題だったようです。不必要に長いって。(^^;

レンタル放題。(はちさん)の「△「里見八犬伝(1983)」」
映画鑑賞の記録(miriさん)の「453・里見八犬伝 1983、角川」
▼ よろしければ、クリックをお願いいたします ▼


【関連する記事】
そして田家に製作しないです。
映画の監督はしてみたいですねぇ。
田家っていったい?いつのまにかどこかと契約をしているとか!
薬師丸はスターで、真田はなんというかアクション俳優から俳優になれる頃でしたよね???
そう言えば噂もありましたよね〜???
♪仁義礼智〜忠信・孝悌・いざとなったら球を出せ 力のあふれる不思議な球を〜♪
人形劇の方でこういう歌があって、今でも耳にくっついています。
やっぱり犬塚信乃が大スターだったと思いますが???
このころの薬師丸ひろこは角川の看板でしたからね。
でもなにげに好きだったのは「野生の証明」くらいだったりして。
そもそも私は邦画は滅多に観ませんから。(^^;;
人形劇は観たことがなかったのですが、そういう宝玉の歌があったのですね。
私も八犬伝の中では、一番最初からいることもあって犬塚信乃に一番惹かれてしまいますね。話も長かったのではないでしょうか。