![]() 製作国:アメリカ 監督:ブラッド・バード 製作:アリソン・アバト、デス・マカナフ 原作:テッド・ヒューズ 原案:ブラッド・バード 脚本:ティム・マッキャンリース 音楽:マイケル・ケイメン amazon.co.jpで詳細を見る。 |

ボクはスーパーマン!
1957年10月、嵐の夜に宇宙から巨大なものが落下して来ました。
ペットが飼いたくて今日も母親アニー(声:ジェニファー・アニストン)の働くカフェで騒動を起こしてしまったホーガース少年(声:イーライ・マリエンタール)は、深夜、森で巨大なロボット(声:ヴィン・ディーゼル)に遭遇します。
発電所で感電したロボットを救ってしまったことがきっかけで、ロボットはホーガースに付いてくるように…ロボットは落下のショックで右頭部が凹み記憶を失っているようでした。
彼はこのロボットをジャイアントと呼び、言葉や物事を教えていくのでした。
しかし鉄を食べるジャイアントをそう簡単に養うこともできず、廃車置場で食事をさせるように。そこで出会った廃品アートをしていたディーン(声:ハリー・コニック・ジュニア)に協力を頼み込み、ジャイアントはここで住むことになるのでした。
しかし平和な日々はそう長くは続かず、落下したときにジャイアントが起こした事件を調べていたFBIエージェントのケント(声:クリストファー・マクドナルド)の調査の手はついにホーガースに。
ケントはジャイアントを敵国の秘密兵器だと思い込み、軍隊をこの街に呼び寄せるのでした。
ディーンの協力もあって一時は捜査の手を逃れるかに思えたのもつかの間、街の人の危機に命を守ろうとしたジャイアントは、みんなの前にその姿を現してしまうのでした!


宇宙からやってきた実は戦闘兵器のジャイアントと少年との心触れ合うストーリーになっており、言葉や物事を教えているところは「ショート・サーキット」のような感じもありましたね。
ハンターが鹿を撃ち殺してしまうところで生死に関することを教えたり、雑誌に載っていた悪の帝王やスーパーマンのことなどが、うまくストーリーに織り込まれていました。
銃による反射的な行動にはびっくりしましたが、あれが本来の姿のようでした。
しかし少年に出会って生と死を学んだ彼は、指令どおりに動くことを自ら拒否したのかもしれません。みんなを守るためロケットに突っ込んで行く姿は、彼が望んだ姿まさしくスーパーマン…。
ストーリー自体はわりとベタな感じですが、それでいてこの感動を与えてくれる監督には脱帽です。
お母さんのホーガスに対する想いもよかったですね。子供を守ろうとする母の思いは全国共通でありながら、なかなか素直に映像化されない部分だと思います。それゆえに涙なのかもしれませんね。
ジャイアントもロボットならではの動きや目であらゆる表情を現せていたのもよかったです。
ラストは泣きながらも、思わず悲しみを喜びに変えてしまう素晴らしいシーンでした。
【一言いいたいコーナー】
・予告編では左頭が凹んでいたりしました。フィルムを逆さまにしてしまったようですね。

拙者、小さなレンタルビデオ店アルバイトであるゆえ…(kramibo52kinoさん)の「THE IRON GIANT/アイアン・ジャイアント」
忘却エンドロール(宵乃さん)の「映画「アイアン・ジャイアント」観ました」
サラウンドに嵌った男のブログ(take51さん)の「最近、見た映画「アナと雪の女王」「アイアン・ジャイアント」」
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よろしくお願いします。
拝見しに伺おうと思ったのですが、飛び先が見つからないようです。
アメブロが重いせいかな?
わたしもこの作品、大好きです。
鉄の巨人なんて怖そうなものなのに、少年との交流の中でしだいに可愛く見えてくるのが凄い!
ストーリーも心温まるもので、家族一緒に観たい作品でした。
「ショート・サーキット」も懐かしいな〜。
それにしてもフィルムの反転に気付くとは、さすがですね〜。白くじらさんの観察眼には毎回脱帽です。
鉄の巨人が攻撃型になったときには恐そうでしたねぇ。それに普段からあの怪力ですし…やっぱりフランケンシュタインの現代版かなって思ってしまいます。
確かにお茶目なところもあって、心温まる作品に仕上がっていたと思います。
「ショート・サーキット」は今回の「ブログ DE ロードショー」の候補作品でした。ただ、戦争用というのと、花を踏みつけていくような部分があったので選考から外れました。(^^;
でも、この作品も好きなんですよね。
見終わった後ですぐに予告観ましたから。(^^; 劇場などで前に予告観ていたら気付かなかったと思います。
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。
>ストーリー自体はわりとベタな感じですが、それでいてこの感動を与えてくれる監督には脱帽です。
ですね!確かにストーリー自体はベタなんですが、
色んな配慮?演出がこの感動に繋がるんでしょうね!!
監督さんによって映画は変わるんだろうな〜、と思います!!(^.^)
>予告編では左頭が凹んでいたりしました。フィルムを逆さまにしてしまったようですね。
鋭いですね!全く気が付きませんでした!(笑)
こちらからもトラックバックをさせて頂きました!!(^.^)
最近はCGアニメばっかりになってしまっていますが、このようなアニメもいいものですよね。なんだかあったかい感じがします。
いろいろな配慮、演出、そして表情が豊かなことがいいですね。
監督が「Mr.インクレディブル」の監督であったことを知ったのは、take51さんのおかげです。ありがとうございました。(^^)
凸凹は…重箱の隅をつつくのが好きなんです。(^^;
トラックバックもありがとうございました。