![]() 製作国:日本 監督:宮崎駿 原作:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「魔法使いハウルと火の悪魔」 脚本:宮崎駿 音楽:久石譲 (ゲド戦記・公開記念切手 付きDVD発売中) amazon.co.jpで詳細を見る。 |

人間、魔法使い、魔術師、魔女、そして悪魔たちが干渉し合い生活をしている世界…ある日、帽子屋で働く少女ソフィー(声:倍賞千恵子)は、妹の家に向かう途中、兵隊にナンパされかかったところを、美しい青年のハウル(声:木村拓哉)に助けられます。
彼は不思議な力で兵隊たちを追い払いますが、彼を狙うスライム状の謎の人間体に襲われ、なんとハウルはソフィーとともに空を走り、窮地を脱出するのでした。
その夜、店に来た荒地の魔女の機嫌を損ねたソフィーは、呪いをかけられ老婆にされてしまいます。
しかもそのことを人に話すことが出来ないように呪いをかけられたため、彼女はやむなく街を出ることに…途中で出会ったカカシのカブのおかげでハウルの城に入り込むことが出来たソフィーは、その城に無理やり住み込むことにします。
こうしてハウル、弟子のマルクル、炎の悪魔カルシファーたちとの奇妙な生活が始まることになるのでしたが…。

イギリスの児童文学、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの「魔法使いハウルと火の悪魔」をアニメ化した3年ぶりのジブリ作品です。ってもうそんなになるのですねぇ。
原題を先に知っていれば、カルシファーが大事な役目を担っていることが判るのですが、私はしばらく単なる脇役かと思っていました。(^^;
さて…この作品で一番問題視していたキムタクの声優起用ですが(なんと言ってもCMにも一切セリフがない!)…実際に観ると、ほとんど違和感がありませんでした。なんだかホッとしました。実際ハウルが気弱な魔法使いということもあってか、抑揚のない喋り方がピッタリでした。
ただハウルが本気で喋るときには、吹っ切れていない喋り方だったので、こういうのはやはり声優の練習が必要なのかなと思いましたが、とりあえず問題なしでした。
どちらかというとソフィーの若い時のこえが…うーん、もう少し若い声の方がよかったかな。
ソフィーは自分自身の心が開放されているときに若返っていたようですが、寝ているときもということは、寝ている心は無防備になるという「例」の解釈と共通するところがあったようです。
動きに関しては、宮崎アニメらしく文句の付けようがないほどの出来でした。こういうところはさすがですね。
王室のキャラが同じ顔だったとか…ちょっと違和感がありましたが。
で…これはどう観ればよかったのかな。(- -;
ソフィーもハウルも引っ込み思案で自分の思ったことをうまく表せない性格ですが、この生活を通じて二人とも成長したように思えます。それはいいのですが、その横では戦争が起こっており、とてもサリマン1人が何かしようと思っても出来ないように思えます。それなのにあのラストでの一言はいったい。というか、いったい何のために戦争が起き、あの状態から辞めようとする根拠がどうしても弱いような気がしました。
今までものに比べて、少し詰め込みなのかなとも思ってしまいました。どこで感動すればいいのか少し判りにくかったかな。また観直したほうがいいかも知れません。
それにしてもカカシのカブくん…笑っていいのか、慰めて上げればいいのか。(^^;
【一言いいたいコーナー】
・散らかっているようでも整理されている。というのは確かに名言。

レンタル放題。(はちさん)の「△「ハウルの動く城」」
いよいよTV放映、来週は「ゲド戦記」ですね。
まずは息子さんのお手並み拝見といったところでしょうか^^
「ハウル〜」は、やっぱり倍賞千恵子というキャスティングが凝りすぎだったかなぁ、と思います。
英断には違いありませんが、やっぱりというか何と言うか、キメのシーンで声に張りが無いというのは何ともしまりが無くて…;
ソフィーは本当は若いのだし、素直に若い年齢に合わせてキャスティングをして、ばあさんの時はばあさんの声をあててもらった方が良かった気がします。
ハウルの「鳥」姿のイマジネーションはさすがでした。
今日、TVで「ハウルの動く城」を放送したんですね。
だから、今日の記事は「ハウルの動く城」なのですか?
チャンネルを替えたらエンディングロールが流れてました。
私は、この映画を観に行ったとき、キムタクがハウルの声をやると聞いていたので、ドキドキして観たのを覚えています。映画館で観たら、キムタクの声が本人の声と違って聞こえてホッ!としました。
個人的にキムタクは、あまり好きではありません。
でも、ジブリの映画は好きなのでDVDを買いました。
私も映画が好きなので、たま〜に記事を書いています。
また、お邪魔させてくださいね。
ゲド戦記、いよいよ始まりますね。
ちょっと小耳に挟んだのですが、父上が一度駄目だしをしたようですし、完全にまだ息子さんだけの力と言うわけでもないようですが、やっぱりあの宮崎アニメの動きも健在のようですし、期待の作品です。
ソフィーはあとちょっぴりだったのですが、残念です。
完全に声優さんを変えてもよかったかもしれませんが、そうすると徐々に変化するときは困っちゃいますね。(^^;
鳥への変貌途中はお気に入りでした。
あのざわざわ感はなかなかほかのアニメでも経験することは出来ないかもしれません。
トラックバックありがとうございました。
こちらからも行きます。(^^)/
昨日はちょうどハウルが放送だったので、それに合わせてレビューを上げてみました。
で私がチャンネルを回したときには、すでに後半部分でしたが…結局そこからまた観てしまいました。(^^;
映画館にも行かれたのですね。
私はちょっと時間がとれずレンタルになってしまいましたが、劇場で観るとやっぱり感動の度合いが違うでしょうねぇ。
私もキムタクの声には不安爆発状態だったのですが、ハウル自体がのーとしていたので、あの喋りで問題なかったです。ただ決めセリフや叫びなどのシーンでは今ひとつ、声が出し切れていないようですが、こういうところはやっぱり声優さんの方がうまいですね。
またAllyさんところにも覗きに行かせてもらいますね。
今後ともよろしくお願いいたします。(_ _)