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またまた「キャンプ・ロック」のシーズンがやってきました。
ミッチー(デミ・ロヴァート)たちはケイトリンたちの再会によろこび、そして人気バンドのボーカル、シェーン(ジョー・ジョナス)とも久しぶりの出会いも待っていました。
ところが今年は湖の対岸に同じ音楽サマー・キャンプ「キャンプ・スター」ができていたのです。しかも責任者は「キャンプ・ロック」の創始者ブラウンのかつてのバンド仲間…。
にくい演出でキャンプファイアーに招待されたミッチーたちでしたが、そこで待っていたのは派手な演出と音楽、スタッフやメンバーを引き抜かれ、たちまち閉鎖の危機に追い込まれる「キャンプ・ロック」…ミッチーたちは持ち前の不屈の闘志でファイナル・ジャムで彼らに勝負を挑もうとするのですが、それこそが思う壺、「キャンプ・スター」と「キャンプ・ロック」はTVで観客を集めての勝負に持ち込まれてしまうのでした。
そして…勝たなければならないというプレッシャーを持ってしまったミッチーは、いつしか勝つことを優先し仲間を、そしてショーンにも大きな溝を作っていくのでした。はたして勝負の行方は。
2008年「キャンプ・ロック」
2010年「キャンプ・ロック2 ファイナル・ジャム」
一作目「キャンプ・ロック」に続く2作目です。ベタな一作目でしたが結構好きだったので2作目も鑑賞してみました。
懐かしいメンバーに会えたのは嬉しい。面影も残っていて、特に説明がなくとも判ってしまうのもいいですね。とはいうものの主人公のミッチーはあまりにも変わりすぎかなって印象を受けました。
確かに歌声はいいのですが何か…ひょっとして。(^^;
今回のストーリーではライバルキャンプが出現し、最初こそ負けるはずがないというミッチーがどんどん押せ押せムードで歌いまくっているんですけど、中盤辺りまで自分が主役、言うことは全て正しい!私に任せて!といった感が凄く強くって、こんな性格だったかな?とちょっと観るのがつらかったです。
ただラストはさすがディズニーということで無難にまとめられていましたけど、やっぱりデミ・ロヴァートのための作品なんだろうな。と思いました。
キラリと光っているのは周囲のメンバーだったりするんですけどね。
それにしてもスタッフ全員移動とか、今時の若者って信頼とか約束、恩、思いやりというのが欠けている人が多いようですね。ちょっと驚きます。
【ここがいい!】
・今回は残念ながらお気に入りという曲には出会えませんでしたが、全編を通してのダンスが素晴らしい。
・わがままぶり爆発のミッチーに対するショーンの心情には泣かされます。ミッチーと付き合うのは大変そうです。
【ここは問題かな?】
・ジョナサンたち3人の扱いが一般に近いような感じでしたね。前作では活躍こそ少なかったですがスターという印象が強かったのですが、今回は仲間に入っているために存在感自体が希薄になっており、頼れる先輩?に近いです。
・オチで来年の「キャンプ・スター」を観たかったです。
【一言いいたいコーナー】
・前回の敵役だったテスさん…そんなことばかりしているとコウモリって呼ばれますよ。
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