1988年(CHILD'S PLAY) 製作国:アメリカ 監督:トム・ホランド 製作総指揮:バリー・M・オズボーン 製作:デヴィッド・カーシュナー 原案:ドン・マンシーニ 脚本:ドン・マンシーニ amazon.co.jpで詳細を見る。 |
その夜、マイク刑事は湖畔の絞殺魔チャールズ・レイとその仲間エディーをワパシュ通りに追い詰めていました。銃弾を受け倒れるレイを見てエディーは車で逃走、レイは近くのプレーランド・トイの中に逃げ込みました。さらに銃弾を受け、おもちゃと共に店内に倒れこむレイは最後の力を振り絞り謎の呪文を唱えます。彼はブードォーの教えに導かれて連続殺人を犯していたのです。
そして今唱えた呪文は…天空が曇り稲妻が走りました!
直撃を受けた店は大爆発を起こし、かろうじて助かったマイクは散乱するおもちゃの中に生き絶えたレイの姿を発見するのでした。
さて場所は変わって、ここはカレンと6歳になるアンディーの住むマンション。今日はアンディの誕生日、アンディーは今もTVでCMをしているグッド・ガイ人形が欲しくてたまりません。でも残念ながら今回のプレゼントは衣類とグッド・ガイ人形の道具箱…人形ではありませんでした。
あまりの落胆振りにカレンは、浮浪者から人形を買い求めてしまいます。いったん家に帰ってアンディーに人形をプレゼントしたカレンは残業に、代わりにマギーが家で留守番をすることになりました。
グッド・ガイ人形は等身大の人形で、3つの言葉を喋ることのできる優れものの人形でした。
アンディーが遊んでいるとチャッキーの視線がTVに…TVでは捕まっていたエディーが逃げ出したいうニュースが流れていました。マギーはそんなアンディとチャッキーに、もう寝るようにいいベッドに連れて行きます。と片付けを始めたマギーは切ったはずのTVがまたついたことに気づきました。見るとチャッキーだけがいます。一瞬嫌な気分に襲われたマギーでしたが、アンディーを叱りつけチャッキーと一緒に寝るように言い付けるのでした。
アンディーはそっとチャッキーに言います。「だから駄目だって…」
夜遅く帰ってきたカレンはマンションにパトカーや救急車が止まっていることに驚き部屋に…そこも刑事たちの姿がいっぱいでした。なんということかマギーが転落死していたのです!幸いにもアンディーは無事…テーブルにこぼれた砂糖(小麦粉?)についた足跡が犯人のものだというマイク刑事、しかしアンディーの靴よりも小さく…アンディーは部屋でチャッキーの靴の底が白くなっていることに気づき、チャッキーが犯人だと叫びますが、刑事はおろか母親であるカレンでさえも信じてくれません。
次の日アンディーは、チャッキーの指示にしたがい学校から出ると下町へと行きます。そこはエディーが逃げ込んでいる家があったのです。裏切り者のエディーを殺害してしまうチャッキー、そして一緒にいたアンディーは警察に。しかしアンディーの悲痛な声は誰にも信じてもらえず、ついに精神科の病院へと連れて行かれてしまうのでした。
ただ独りチャッキーとともに家に戻ったカレンは、アンディーの言葉にふとグッド・ガイ人形の箱を調べました。ことっ…床に落ちたものは付いていた電池でした。驚き恐る恐るチャッキーの背中にある電池ボックスを調べるカレン…はたして…その中には何も入っていませんでした。その瞬間、ぐるりと顔が回りチャッキーが喋りました。「よぅ、遊ぶかい!」
アンディーの言っていたことは本当だったのです。逃げ出したチャッキーを探すためにカレンはマイクの元に…そしてチャッキーは自分に魔術を教えた男のもとへ、そこでチャッキーが知ったことはこのままでは自分の魂は人形にともに人間になってしまうということ。そして、人形から出るためには自分の正体を最初に言った人間、つまりアンディーの体が必要だということでした。
チャッキーはアンディーの体に乗り移るために病院へと急ぐのでした。
1988年「チャイルド・プレイ」
1990年「チャイルド・プレイ2」
1991年「チャイルド・プレイ3」
1998年「チャイルド・プレイ4 チャッキーの花嫁」
2004年「チャイルド・プレイ5 チャッキーの種」
人形が襲ってくるという恐怖を描いた作品です。
全米で大流行しているグッド・ガイ人形の1体に乗り移った連続殺人犯という設定ですが、相手が人形なので回りの人はなかなか信じてくれません。さらに正体を知っているのが6歳の子供なので、子供の想像という言葉で片付けられると言う…アンディは誰の手も借りることができない状況に追い込まれてしまいます。これも一種の逃げ場のない閉鎖空間型なのかもしれません。
後半、あくまでもアンディーを追いかけてくる姿はまさにターミネーターと同じ恐怖が!
ストーリーもいいのですが、そのほかにもチャッキーの登場のシーン、人形に囲まれるシーン、影がゆっくりと歩いているシーンなど、怖さを盛り上げる演出もよくできている作品だと思います。
昔観たときにはもっと鮮血タイプかと思ったのですが、観直すると意外とそういうシーンは少なく、逆に影を使ったりナイフがギラリと光るもっと別の怖さを多用していました。
ホラーの中でもお勧めの一品です。
【一言いいたいコーナー】
・向こうの人形って普段から十分に怖いのですが…こういうのも感覚の違いなのでしょうか。
・この大ヒット作は2年後に同じアンディーを主人公にして続編が…そしてさらに1年後には16歳に成長したアンディーが…そして最近も…これはやりすぎかな、チャッキーに花嫁、そして子供が(はい?)。
子育て 時々 映画(マミイさん)の「真のグッド・ガイ」
こわいものみたさ(とらさん)の「チャイルド・プレイ」
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あれ〜、さっきコメント入れたのに、載ってなぁ〜い(泣)
じゃ、新しくっと・・チャッキー、最初のは結構
怖かったです・・・チビのくせに、やることは大胆
残忍!!
全シリーズ見てない気するのですが、最新作は見ました。
もう既に、エロの世界に入ってましたよ(笑)
でも、チビだから、エロも笑えちゃって・・クスクス
チャッキー人形、飾るのは嫌だけど、こっそり欲しかったりする私です(汗)
あれれ、申し訳ないです。何か調子が悪かったのでしょうか。コメントは承認などはせずにそのまま入力されるので、重かったのかも知れません。(>_<)
最初のはいろいろな設定もあり、人間とチャッキーのやりあいなどもよくできていて、人にオススメできるレベルになっていましたね。
最近はもう笑っていいのか、泣いていいのか…人形エロの話爆発になっています。(^^; なんともはや
アニーさん、まさか乗り移ってもらいたいとか!!(^^;;;
TBありがとうございました。
子供の頃は本気でチャッキーが怖かったので
やっと、この歳になって観る事ができました。
怖いんだけれども、チャッキーには愛らしさすら感じられ
純粋なホラーでしたが
(医者の死に様とかすごかったです)
割と平気で観る事ができました。
というか、私もチャッキーが欲しくなってしまいました。
もちろん息子の遊び相手には不可!ですけど。(笑)
向こうの人形がそのまま恐いというのもありますが、あの豹変ぶりや、忍び寄る恐怖は最近の血だらけよりも恐いものがあったりするような。(^^;
ええっ、グッドガイ人形が欲しいのですか。(^^)
もう夜トイレにも行けなくなりますよ。
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