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2006年07月23日

チャイルド・プレイ5 チャッキーの種

ローマは一日にしてならず、それと同じこと。

チャイルド・プレイ チャッキーの種 デラックス版2004年(SEED OF CHUCKY)
製作国:アメリカ
監督:ドン・マンシーニ
製作総指揮:ガイ・J・ルーサン
製作:デヴィッド・カーシュナー
脚本:ドン・マンシーニ

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ストーリー
英国グラストンベリーの国際腹話術大会に出演した人形こそが、あの6年前にアメリカで発見された生きた人形シットフェイスでした。
生まれのせいか穏やかな感情を持ちつつも、その奥底には邪悪な殺人への欲求があり、それは夢となりシットフェイスを脅かしていました。
そんなとき、TVを観ていたシットフェイスは、ハリウッドであの都市伝説を元にした新作ホラー「チャッキーがキレた」のニュースを目撃、チャッキーの手首にメイド・イン・ジャパンも文字を認め、チャッキーとティファニーが自分の両親であると信じてハリウッドへと逃げ出すのでした。

2人と出会ったシットフェイスは親子ともども再会を喜びますが、2人が殺人狂であることには驚きます(チャッキーは子供がいた元自体にも気絶していましたが)。
シットフェイスには人形であるが上に性別がなく、チャッキーは子供が息子でグレンという名を付けると言い、片やティファニーはグレンダという名の娘にすると譲りません。こうして2人は教育方針をめぐって対立し始めるのでした。

関連リンク
1988年「チャイルド・プレイ
1990年「チャイルド・プレイ2
1991年「チャイルド・プレイ3
1998年「チャイルド・プレイ4 チャッキーの花嫁
2004年「チャイルド・プレイ5 チャッキーの種

映画レビュー
一時は公開されていた大阪にまで出向こうかと思っていた期待第5作でしたが…。
この前作「チャッキーの花嫁」から作風が変わってきていたのですが、今回はそれが爆発していました。
これは1〜3までは人間側が主人公であり、チャッキーはそれを脅かす存在として存在していたのですが、4作目以後はチャッキーが主人公となっているところが大きいのでしょう(最初からチャッキーが主人公だ!という見方もありますが)。それでも4作目までは人形として振舞うことも多かったのですが、今回はほとんどそういうものがありません。
動いて当然というスタンスでしょうか。こういう作りはファンとしてちょっと残念でした。
もっとも全部同じスタンスでは飽きられるというのもあるのでしょうけど。(^^;

パロディ要素としては、序盤から精子が一生懸命泳いでいるところから「ベビートーク」そっくり、種ならではのパロディです。もちろん母体の中で成長する赤ん坊は、歯がトゲトゲだったり、手首に「メイド・イン・ジャパン」とかあってどこかおかしい。これがチャッキーの子供であることは一目瞭然。
こういう部分はよかったのですが…いざ出てきた子供が軟弱であったことが、映画自体をも軟弱にしてしまったのではないでしょうか。
名前が「グレンとグレンダ」なんていうのもパロディ要素の一つとしてもいいかもしれませんね。

それでもオチはなかなかよかったです。
しかしこれではあと続くのかな…でもチャッキーは。(T T)

【一言いいたいコーナー】
・チャッキーの声を担当しているブラッド・ダーリコは健在です。
・チャッキーの生みの親ともいうべきドン・マンシーニが、監督としてメガホンをとったのもまだまだ続くという心意気でしょうか。
・子供のシットフェイスの声には「ロード・オブ・ザ・リング」のピピン役のビリーボイドが担当していました。
・ようするにあそこに何も存在していなかったために性別がなく、争いになってしまうのですが、どちらかに決まったらいったい何をどうするつもりだったのでしょうか。っていうか、チャッキーもテファニーも何がちゃんとあること自体に驚きです。これは4作目からでもそうだったわけですが。
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年がら年中爆走するブログ!!(shit_headさん)の「チャッキー・ファミリーはステキすぎ!!「チャイルド・プレイ/チャッキーの種」
 


posted by 白くじら at 22:20| Comment(4) | TrackBack(0) | ホラー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます!

あの子供が意外な展開になって驚きました。まさか「殺しのドレス」みたいな話になるとは!!

今回はジェニファー・ティリーのセルフパロディやマニアックなゲスト、シュールで品のないギャグなどオモシロ要素満載でした。

次回は子供がさらなる活躍してくれるといいですねぇ。
Posted by shit_head at 2007年08月06日 09:43
こんばんは、shit_headさん。

私はもう最初は家族で殺しまくると思っていたのですが、予想外の展開でした。
ギャグに関しては全作の中で一番悪乗りしていたような気がしますね。(^^;

私も同じく、次回では家族で殺人旅行してくれることを呪っておくことにします。
Posted by 白くじら at 2007年08月06日 22:56

私は怖いお話が苦手なので、まだ見たことがありません・・・
でも、一回わ見てみたい・・
まだ、勇気が出ません・・・
ビリーボイドさんってかっこいいですよね〜!!
すっごく大好きです!
会えたらいいなぁ・・・

Posted by まゆみ at 2011年05月27日 16:58
こんばんは、まゆみさん。

チャッキーシリーズはやっぱり1作目が衝撃的+恐かったですねぇ。
4作目からはかなりB級要素が入ってきて苦笑するしかなくなってきていますけど…やっぱり観るのでしたら1作目です。(^^)

ビリーボイドは「ロード・オブ・ザ・リング」ではいい味出していましたね。身近な役者さんに感じられました。
Posted by 白くじら at 2011年05月29日 19:51
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