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2006年07月27日

ザ・フライ2 二世誕生

世界に2人だけ、ブランドル過成長シンドローム。

ザ・フライ2/二世誕生1988年(THE FLY II)
製作国:アメリカ
監督:クリス・ウェイラス
製作総指揮:スチュアート・コーンフェルド
製作:スティーヴン=チャールズ・ジャッフェ
原案:ミック・ギャリス
脚本:ミック・ギャリス
撮影:ロビン・ヴィジョン
音楽:クリストファー・ヤング

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ストーリー
バートック産業の実験室でヴェロニカはセスの子を産み落とします。それはまるで蛹のような…彼女はそのショックもあってかそのまま息を引き取ってしまいます。その蛹の中から現れたのはまごうことなき人間の赤ちゃんでした。

バートック社長(リー・リチャードソン)は、その子にマーティンと名付けジェンウェイ博士に託し、実験モルモットではなく自分の息子として接するようにと社員たちに言います。
マーティンは眠ることもなく記憶力バツグン、まるで情報を吸い込むように次々と知識を蓄えていきます。しかし成長が異常なほど早く、それはブランドル過成長シンドロームと名付けられました。

3歳のとき、彼は教育係のシェパード博士のパスワードをコンビュータで細工し、自分のカードで立ち入り禁止と言われていた第4区へと入ります。そこにはいろいろな実験動物たちが檻に入れられていました。
友達のいない彼はその中にいた一頭の犬を可愛がり始めますが、ある日のこと、餌を持ってくると姿が…檻には17号棟に移動となっていました。
17号棟に侵入したマーティンは、そこでかつての父セスが作り上げたテレポッドの実験を目撃することになります。しかし実験は失敗し犬は凄まじい形相の怪物と化して出てくるのでした。悲鳴を上げるマーティンの目に映るものは…。

マーティン(エリック・ストルツ)は5歳の誕生日を迎えました。バートック社長は誕生日プレゼントとして、敷地内に建てた1軒の家をプレゼントし、もう監視する人もいないし透視していたカガミもないといいます。
喜ぶ彼に社長は17号棟に連れて行き、父が残した実験を引き継ぐよう頼みます。歳は5歳でも今や立派な若者、その知能は父をも越えるほどに成長していたのです。

無機質なものの転送に成功したマーティンは、有機物を探して所内を物色していたときに、夜勤の署員であるベス・ローガン(ダフネ・ズニーガ)と知り合います。
やがて二人は恋に落ちていきますが、ある所内パーティのときに、あの実験に使われ静かに眠らされたと聞かされていた犬が見世物にされ、さらには恋人との関係をテープに撮られていたことを知ります。
信じていたバートックが騙していたことに気付いた彼は、所内から脱出を企てます。しかし彼の体内では眠っていた呪われた染色体が目覚め、彼を変態させようと行動を起こし始めていたのです。

関連リンク
1958年「蝿男の恐怖
1959年「蝿男の逆襲
1986年「ザ・フライ
1988年「ザ・フライ2 二世誕生

映画レビュー
ヒットした第1作目「ザ・フライ」の続編です。
そういえば旧作「蝿男の恐怖」でも続編「蝿男の逆襲」が作られ息子が登場してきます。しかし最大の違いは旧作が普通の人間だったことに対して、この作品では蝿男になってしまったセスの血を引く息子だということでしょう。

マーティンは異常な成長のおかげでセス以上の天才で、セスが出来なかった遺伝子の問題を解決してしまいます。
しかしその方法は何者かを犠牲にしなければ成り立たない方法でした。ここに本来であれば苦悩があるはずなのですが、とにかくこの研究所には悪い連中が多いので…苦悩よりも先に彼らと戦うホラーアクションが前面に出てしまっていました。

この物語の影には見世物にされ、マーティンの腕の中で死んでいく犬や、最後の瞬間マーティンがパスワードにしていたあるワードなど悲しみの面も覗かせますが、基本的に崩壊していく自分自身の恋人との関係は前作を踏襲しつつも、遠くそれには及びませんでした。
大人のラブストーリーと子供のラブストーリーの差?と思えば腹も立たないかも知れません。

さて、前回もいたちょっと嫌な存在のボランズがやっぱりちょっと出てきます。ところがそれだけなのにこの言葉「あいつは俺から恋人をうばったんだ」…ちょっとボラさん、ボラさん、やっぱり未練たらたらだったのですね。もう恋人じゃなかったのですよ。(^^;

遺伝子レベルのはずなのにあのラストの姿はどうにもこうにも納得いかないのですが…最後の社長のあの結末に許すことにしましょう。

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ラベル:映画 ホラー 蝿男
posted by 白くじら at 22:34| Comment(2) | TrackBack(1) | ホラー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そんなワケで、何気に大好きな『The Fry』。
確かに白くじらさんの言われるとおり、1のが傑作と思いつつ、私的には何故か2のが好きかな?(^-^A;
(勿論1あっての2だし、オススメするとなったら1の方だけど…(^-^A; )
期待値MAXで劇場まで行き、物凄い感動した記憶があるなぁ…

密かにコレも何処かにビデオあったと思いつつ…
何処行ったか解らんしDVD借りて来ようかな?(^-^A;
久々に蝿男の恐怖としゃれ込みませうっちゅう事で♪
Posted by werewolf at 2006年07月29日 06:51
こんばんは、狼さん。

おお、2の方がお好みでしたか。
2は子供が主人公だったので、1に比べるとキレイにまとめてしまっていたような気がしました。
やっぱり子供が変ななったまま終わるというのは、観たくないですし、あまりにも救いようがなくなって後味悪いですからねぇ。
私もなんだかんだで、1も2も劇場でした。(^^)/

やっぱり夏は恐怖モノでしょうか。
時々別のモノもまじりますが、しばらくは恐怖モノをどんどこレビューしていくと思います。
Posted by 白くじら at 2006年07月29日 20:48
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