![]() 製作国:アメリカ 監督:ゴア・ヴァービンスキー 製作総指揮:ポール・ディーソン 製作:ジェリー・ブラッカイマー 脚本:テッド・エリオット 撮影:ダリウス・ウォルスキー amazon.co.jpで詳細を見る。 |

17世紀…海賊たちが活躍していた時代、カリブの港町ポートロイヤルを、伝説として名高い漆黒の巨船ブラック・パール号が襲撃しました。
その狙いは総督の娘エリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)が持つ黄金のメダル。かつて子供のころに海賊に襲われた客船にいたウィル・ターナーが持っていたもので、彼女は彼が持っていると海賊と疑われると隠し持っていたのです。
そのウィル(オーランド・ブルーム)も同じ港町で鍛冶屋として立派な若者に成長し、お互い引かれるものを感じつつも、身分の違いから言い出せない日々を送っていたのです。
海賊たちは屋敷を襲いエリザベスの元に迫りましたが、危機一髪、彼女は海賊たちにパーレイを持ち出しました。パーレイとは海賊の掟の一つで、人質がパーレイを持ち出すと、船長と交渉するまで手を出せないことになっているのです。
ブラック・パール号に連れてこられたエリザベスは、メダルを渡す代わりに港から出て二度と来ないように交渉します。一度は笑い飛ばしたキャプテン・バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)でしたが、総督の娘であることを隠そうとして言った彼女の偽名ターナーの名を聞くや、なぜか態度を変え、交渉に応じて港町を離れるのでした…エリザベスを乗せたまま。
一方、海賊との戦いで気を失っていたウィルは、提督にすぐにブラック・パール号を追いかけるように頼みますが、取り上げてもらえず、ついに牢屋にいたキャプテン・ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)の手を借りることにするのでした。
こうしてウィルとジャックは協力し合い、海軍の船をぶん取り、エリザベス救出に向かうのでしたが…。

2003年「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」
2006年「パイレーツ・オブ・カリビアン2 デッドマンズ・チェスト」
2007年「パイレーツ・オブ・カリビアン3 ワールド・エンド」


ディズニーランドのアトラクションの一つ『カリブの海賊』を映画化したもので大ヒット、全3部だそうです。
元々海洋ものは大好きなところに、これまた好きな呪いの要素が入っているのですが、この呪い、とんでもないもので、まるでコンピューターのようにきちっとしていて、取ったらすぐにかかる、戻したら瞬間的に解けるというのが明確になっています。そこがまた面白いところで、いろいろと物語のキーにもなっていました。
呪われた海賊たちは、死ぬことも出来ず月夜に照らされるとその正体をさらけ出してしまいます。その姿も瞬間的に変わるので、ラストの月光が差し込む洞窟での戦いは、姿が変わったり戻ったり、もう大変だったのではないでしょうか。(^^;
彼らはヴァンパイアが不老不死で悲しむとの同じ悲劇性を持っており、無敵の体を持ちながらも、その呪いを解こうとしています。そんな彼らは完全に憎むキャラともいえず、そういうところも観ていて面白いところだったのかも知れません。
「ロード・オブ・ザ・リング」で人気爆発したオーランド・ブルーム、「ベッカムに恋して」のキーラ・ナイトレイ、そしてジョニー・デップと名優を配しての作品ですが、やはりなんといっても心を奪われるのは、ジョニー・デップ演じるキャプテン・ジャック・スパロウ。
最初の登場シーンから、格好いいのか悪いのかなんとも言えず、それは彼の性格をも反映させているかのようでした。
とにかく先が読めない彼の行動には恐れ入りました。
彼に翻弄されるウィルとエリザベスの心情の変化も見逃せません。キレイにまとまったアドベンチャーでした。
【一言いいたいコーナー】
・エンドロールの最後にちょっとしたオチがあります。しかもこのオチは2へと続いているので、ちゃんと観ておきましょう。出ないと、え、どうして?ということになってしまいますよ。

★YUKAの気ままな有閑日記★(由香さん)の「パイレーツ・オブ・カリビアン 〜呪われた海賊たち〜」
【関連する記事】
キャャャャャ〜、キャプテン・ジャック・スパロウだ!!
大好きジャック・・あの、変なケバイ、メイクが良く
似合う・・あんな凄いメイク似合うのは、世界中でジャックだけよね(*^_^*)
あれ、エンドロールに、何か有りましたっけ?
忘れてる・・でも、これは、ケチで有名な?私もDVD購入しております・・・今度、再度チェックですね。ラジャ
ホント、彼はいいですねぇ。似合っています。
今回の2作目では目がいっぱいある化粧もしていますが、これもなかなか笑わせてくれます。(^^;
エンドロールの一番最後にありますよ。
これは観ておいてから、劇場にいった方がいいと思います。2もエンドロールの最後にちょっとあるので、やっぱり観ましょう。笑えます。
僕はこの作品はDVDを買ったんですが、どういうわけか感想をアップしてませんでした;
何でだろう…?
とにかく、冒頭で沈むボートのマストからそのまま桟橋へと歩いてゆく姿で完全にハートを掴まれました。
痛快な海賊ものに仕上がってますね。
「カットスロートアイランド」なんかを思い出します。
キャプテン・ジャック・スパロウはかなり特異なキャラで、ホントに登場のシーンから驚いてしまいました。
妙に格好いいのに、次の瞬間「駄目じゃん」というシーンが目に飛び込んできて。
あの沈むボートのマストから桟橋に足をかけるところまでの一連の流れは、バッチリでした。ちっとも恐れたり慌てたりしていないところが凄いです。彼にとっては普通の動作なんですよね。
レビューは書かれたらトラックバックしに参ります。(^^)/
パイレーツ…2を観るために、DVD買いました。
友達がパイレーツ…1のDVDをヤ○ダ電気で、千円ぐらいで購入したと言ってたので、私もヤ○ダ電気で、1300円ぐらいで買いました。
久しぶりに観たけど、面白いですよね。
ストーリーを忘れてる部分がほとんどで、集中して観てしまいました。
これで、いつでもパイレーツ…2を観に行けます。
復習OK!
キャプテン・ジャック・スパロウと「チャーリーとチョコレート工場」の顔を真っ白に塗った人(名前がでてこない)が同じ俳優のジョニー・ディップなんて驚きです。
ずいぶん安くなっているのですね。
最近は私もちょくちょく買っていますが、妙に懐かしいものに限って高くって。需要がないのかな。(- -;
結構ちょっとしたセリフがキーになっていたりするので、早めに観にいましょう。(^^;
「…チョコ…」はウォンカさんですね。
ジョニー・ディップは変わった俳優で、ハマリ役っていう感じではなく、大抵の役をきちんとその作品で個性を持たせて演じていますよね。
ジョニー・ディップではなくって、そこにキャプテン・ジャック・スパロウが、あそこにウォンカがいるって感じで、凄いと思います。
TB&コメントありがとうございました^^・
もうすぐワールド・エンドが公開されるので、今から遠足の前日のような気分でおります(笑)
『デッドマンズ』は、ちょっとバタバタし過ぎた・・・と思ったのですが、『呪われた』の方は、キッチリ作ってあったなぁ〜と思っています。
私も『ラストの月光が差し込む洞窟での戦い』は、スゴイ!と思いました。この年は『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』と重なってしまったので、オスカーの受賞はなかなか出来ませんでしたが、本来ならばもっと受賞出来た作品だったと思います。
3はどんな展開になるのかしら?
おふざけムードになり過ぎないように・・・と願っています(笑)
もうまもなくですね。
出来れば初日に行きたいですが、一人では行かないので調整が難しそうなのです。
「デッドマンズ」はかなりお遊びが多くて、時間もめいっぱいありましたね。でも私はあのくらいのお遊びが多いのも好きなのです。唯一の欠点はラストがとんでもなくいいところで続いてしまったことでしょうか。(^^;
要所要所できちっと抑えて終わった1作目は、よく出来ていましたね。
『ラストの月光が差し込む洞窟での戦い』はよく出来ていました。あの戦いのところや、呪いがお手軽にかかったり、解除されたりするところもよかったです。
なるほど「王の帰還」と同じ年でしたか。ちょっと辛かったですね。むむ。確かにいろいろと受賞できた作品だと私も思います。
私も由香さんの30回以上には負けちゃいますけど、おさらいをして観にいくことにいたします。
トラックバックありがとうございます。