![]() 製作国:アメリカ 監督:ルイス・ティーグ 製作総指揮:ビング・ホーウェンスタイン 製作:フランク・シラキューサ 脚本:ビング・ホーウェンスタイン 撮影:リック・ウェイト amazon.co.jpで詳細を見る。 |

1939年10月19日、俳優レジナルド・バロウなど有名人を乗せた大型客船クイーン・オブ・スコッツ号は、イギリスからバハマへの出航後5日目に、黄色い靄に包まれたと連絡を経った後、行方不明になりました。
弁護士のトミー、ミステリーファンのガス、そして仕事にあぶれてしまっているのに見栄を張っているステューとその彼女ジュリアは、豪華フィッシングを楽しもうとバミューダにやってきました。
しかし何事にもいい加減なステューは満足に予約も取れず、一行はモーガン船長の操るボロ船をチャーターするのでした。
その船に乗り込むとき、トミーは一等航海士チャーリーがいつも観る客船の悪夢に登場する、女性にそっくりであることにびっくりします。そしてチャーリーもまた…。
一行は、バミューダ海域でバカンスを楽しんでいましたが、泳いでいる最中、急にジュリアが何者かに足を引っ張られ溺れかけます。
溺れたジュリアが見たもの、それは確かに少年?危うく難を逃れたジュリアでしたが、船はその夜無線が壊れ、次いで黄色の靄に包まれ、進退窮まるのでした。
…靄が晴れたとき…彼らの前に巨大な客船、そうその名はクイーン・オブ・スコッツ号…が姿を現すのでした。


本編というべきクイーン・オブ・スコッツ号との遭遇までに時間がかなりあるのが特徴で、それまでに島ではブードゥ教の儀式があったり、それを撮ったフィルムには映っていなかったり、無線が壊れたり、海で子供(この子供はスコッツ号のなのに…)に襲われたりと伏線がいろいろとあるにも関わらず、あまり活かされてはいませんでした。
またお金に執着のあるステューが取り付かれていくのはよし、としてもなぜか取り付かれてからも執着しているのはなんだか変。
でも壊れっぷりはなかなかよかったと思います。
それにしても実体のあるゴーストたちだったので、自分たちで行動を起こしてもよかったのでは?と思ったりして。
あとちょっと面白かったのが、主人公でもあり弁護士であるトミー、なんとも筋肉質で驚いたのですが…そういう役回りでしたか。(^^;
ラストのオチはバミューダものっぽくってOKです。
【一言いいたいコーナー】
・見栄ははるものではありませんね。
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