1987年(EVIL DEAD 2:DEAD BY DAWN) 製作国:アメリカ 監督:サム・ライミ 製作:ロバート・G・タパート 脚本:サム・ライミ 撮影:ピーター・デミング 音楽:ジョセフ・ロドゥカ amazon.co.jpで詳細を見る。 |
休暇旅行を楽しもうとアッシュ(ブルース・キャンベル)とリンダの2人は崖にかかった橋を渡り、山頂の別荘にやってきました。
そこは人が住んでいる気配がありましたが、今は留守のようでした。2人はそこで泊まることにしました。
その夜、書斎でレコーダーを発見したアッシュはそれをかけてみました。
テープから流れ出した声によると、吹き込んだ主は古代史の研究家ノウビー教授で、妻のヘンリエッタと娘アニーと旅をしていたときに、キャンダーの古城の奥の小部屋で、ナトラム・デ・モント(死者の本)を発見したということです。彼はそれを静かに研究するためにこの山小屋にいたのです。悪霊を蘇らせるとという呪文、その呪文は…。
独りでいたリンダは、突然外から襲ってきた何ものかに連れ出されてしまいます。
追いかけるアッシュを襲ってきたのは、なんと変わりはてたリンダ、彼は近くにあったスコップでリンダを倒すしか方法がありませんでした。
次の日、落胆して外に出たアッシュは突然襲いかかってきた何ものかに森中を連れ回され、ついに悪霊が彼に乗り移ったかに思われましたが、日光のせいでしょうかかろうじて助かります。
意識を取り戻した彼は、あの唯一の橋が落とされたことを知り、小屋の中に閉じこもるのでした。
一方、ノウビー教授の娘アニーは、死者の本の残りの部分を発見し、恋人とともに父の元に戻ろうとしていました。
途中橋が壊れていたために、この辺りの道をよく知るジェイクとボビーに道案内を頼み、迂回路を通って小屋に向かいました。
そのころアッシュは精神錯乱に落ちた挙句、右腕だけが悪霊に乗り移られ、ついに自分で右腕を切り落とす羽目に…そんな状況の中、アニーたちがやってきたのですが…。
1983年「死霊のはらわた」
1987年「死霊のはらわた2」
1993年「死霊のはらわた3 キャプテン・スーパーマーケット」
「死霊のはらわた」のリメイク版に近い作品です。
微妙な設定は違いますが、登場人物をアッシュとリンダにして、リンダを倒してから前作のラストシーンにあわせた感じです。
あの後アッシュがどうなったのかという1作目の謎が明らかにされている2作目です(まぁあれだけだと死んだと思っていたのですが)。
状況が短いだけにどうしてもアッシュの精神状態の変化に付いていけない上に、右手がいうことを利かない点にいたってはもはやギャグになっているといっても過言ではないでしょう。とはいえ右手首切断には怖いものがあります…でもその後、またギャグに…むむ、なんとかしてー。
こういう状況はアニーたち4人の合流によって多少緩和されますが、あいかわらず変なシーンは多いですね。
これは元々の続編を作るための繋ぎ、といった感が強いのではないでしょうか。
死者の本にも紀元1300年「天からの使者」と呼ばれた男が霊を滅ぼしたと記述されているようですし。
【一言いいたいコーナー】
・それにしてもチェーンソーを右腕に装着し、左手でショットガンを持つアッシュはちょっと格好いいかも。(^^; いや、ちょっとね。
晴れたらいいね〜(ちゃぴちゃぴさん)の「死霊のはらわた2」
ベルの映画レビューの部屋(ベルさん)の「死霊のはらわた U」
【関連する記事】
私・・と言うか、うちの旦那が、この映画大好きです。
2は、踊ってる女死霊の首がクルクル回転するのですよね?
私も、主役の男性、格好いいと思います。
最初はスーパーマーケットで、ナンかショボイ店員さん
だったのに、最後はヒーローになってたし(笑)
私も、最近3をレンタルして見ました。
やはり、2の方が面白かったです。
3見てたら、悪霊との戦いとか、ロード・オブ・ザ・リング・・・本がバクバク食いつくシーンではハリポタ
もしかして、死霊のはらわたって名作なのかも
関係無いとは思いますが、結構今の映画が参考にしてる
映画なのかも・・とか1人思いました。
おお、旦那さまもホラー系が好きでしたか。(^^)/
女性ゾンビの首が回転するのはこの作品で間違っておりません。
もう血達磨状態で半狂乱していましたが、やっぱりこれはヒーローなんでしょうね。
作品自体が3へ続くような形だったのですが、実際に3がこの世に出たのはかなりあとでしたね。
もともと「死霊のはらわた」はいままでのこの手の作品を踏襲していたのですが、このパワフルさは後の作品に大きな影響を与えたと思います。