![]() 製作国:アメリカ 監督:アレックス・プロヤス 製作総指揮:ジェームズ・ラシター 製作:ジョン・デイヴィス 原作:アイザック・アシモフ 原案:ジェフ・ヴィンター amazon.co.jpで詳細を見る。 |

ロボット三原則。
1、ロボットは、人間に危害を加えてはならない。
2、ロボットは、人間から与えられた命令に服従しなければならない。
3、ロボットは、原則1、2に反しない限り、自己を守らなければならない。
時代は2035年、場所はシカゴ…U.S.ロボティックス社(U.S.R.)の画期的な発明により、ロボットたちは生活に溶け込みつつありました。
今日も刑事スプーナ(ウィル・スミス)は悪夢にうなされながら目覚めました。
彼の部屋には、近代的なそれを匂わすものは何もありません。出勤途中でかばんを持って走るロボットを追いかけ引ったくりとして捕まえますが、それは主人の道具を届けるために急いでいただけ…またしても彼は上司に注意を受けてしまいます。
今までにロボットが起こした犯罪は「0」!
それを支えているのは全てのロボットに組み込まれているロボット三原則。それでもそれを信用していないスプーナは、悪夢の中にある事件がきっかけでロボット嫌いになっていたのです。
U.S.R.ではロボットを家庭に浸透させようと、さらに高性能なNS-5を出荷するために大量生産をしていました。
しかしその中、ロボットの生みの親でありスプーナの友人でもあったラニング博士が、U.S.R.のビルから転落死する事件が発生。
スプーナは博士の遺書にも見えるフォログラムと、最高責任者のロバートソンの言葉に、自殺ではないのではと、ロボット心理学のカルヴィン博士とともにラニング博士が飛び降りたという部屋を調査するのでした。
しかし隠れていた最新モデルNS-5が突如飛び出し、二人を襲って逃げ出してしまいます。苦労の末捕まえたNS-5は自分をサニーと呼び、怒りの感情を持つロボットでした。
ロボットに殺人罪は適用できず、事件を公表したくないロバートソンは裏から手を回し、サニーを廃棄処分にするべく連れ帰ってしまいます。
原因はU.S.R.で突き止め廃棄するという処分に、事件は一応の解決をみましたが、サニーの行動に不信感を拭いきれないスプーナは独自の調査を続け、やがて博士が彼に伝えたかった「ある出来事」にたどり着きます。が、それはすでに遅かったのでしょうか…眼前で破壊される旧型ロボットたち…破壊されながらもスプーナに逃げるようにと言うNS-4と襲いくるNS-5の群れに、彼はバイクでU.S.R.のビルに爆走するのでした。


アトムの世界でもこの原則が生きており、これがあるがゆえにロボットたちは人間の支配から逃げ出すことができません。
最新型NS-5たちがどうして人間を襲うようになったのかというのは、ご都合主義的(というか三原則に対しては反則かな)で好きではないのですが、それでもラニング博士の死の真相に隠された三原則には驚かされてしまいました。
スプーナーの愛車はドイツのアウディ社が作ったものですが、なんでも日本人のデザインだったそうで…NS-5搭載のトレーラーもそうですがタイヤが球形で車体がどう向いていようと走行可能な仕様のようです。
これらの高速カーチェイスをしながらの戦いは圧巻。
思わず息を呑むシーンもいいのですが、スプーナーのロボット嫌いになる決定的なロボットの判断思考なども伏線になっていて、サニーとのやりとりがよかったですね。
でも私は家に置くならNS-4かな。(^^;

・いったい何階あるのか不明ですが2,000階段以上もあるU.S.R.ビル(嫌なこと言うな!スプーナー談)…これを短時間でのぼったスプーナとカルヴィン博士の体力っていったい…息も切らせていないし。
・パン屑って言われるとパン屑ナビがすぐに脳裏に浮かぶのは職業病?でもこれももともとはヘンゼルとグレーテルからの発想ですからねぇ。
・NS-5たちはともかく、ラニング博士の家を解体しようとしていた、作業用ロボットの三原則の話はいったいどうなったのでしょうか。ああいう操作もできるのだ…という結論付けもできますが、それならばNS-4以下のロボットたちでも可能だとは思えますしねぇ。ちゃんと映画の中で説明が欲しかったかも。
・出だしのロボットたちが人間たちに奉仕したりするシーンなど…観ていて思ったのは「猿の惑星・征服」…なんだか似てますねぇ…ラストシーンまで。
【関連する記事】
http://www.usr.com/home.asp
あっ、ついでにNS-4よりも私はNSXが欲しいです。
http://www.honda.co.jp/auto-lineup/nsx/2005/
http://www.usr.com/press/pr-press-release.asp?loc=itly&prid=306
通信機器の会社がこんなもの作るとは思っても見ませんでした。
むむ、これはやっぱり職業病かも知れません。ってそういう職業??
それにしてもこういうプレスリリースの記事があったんですねぇ。
実に驚くべき記事です。(^^;
ふぅ〜んていうStoryの映画でした。よう出来たロボットやなぁ…(笑)
私は絶対、A.I.のジュード・ロウのジゴロRobotよ!顔が飽きたら、ジョニーやオーランド…etcに替えたい。なんちゃって(笑)
「一言いいたいコーナー」は言いたい放題言うことが多いですから…。(^^;
そうそう、よく出来たロボットでしたね。どうにも顔が怖かったですが。(- -;
A.I.のジゴロRobotはよかったですね。みんな親切なロボットでしたが、彼は別格だったような気がします。
…って顔のすげ替えですか!!
いいかも。
僕は、この映画のラスト アイランドに似てると
思いました。視点が逆ですけど
「アイランド」は未観なのですが、これもクローンたちの反乱の話でしたっけ。(@_@)
なるほど、なるほど、これも観ておかなければなりませんね。
ありがとうございます。