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2006年08月15日

ヘルレイザー

悪魔か?天使か?それとも化け物か?誰も悲鳴を聞いてくれない!

ヘル・レイザー1987年(CLIVE BARKER'S HELLRAISER)
製作国:アメリカ
監督:クライヴ・バーカー
製作総指揮:マーク・アームストロング、デビッド・サンダース、クリストファー・ウェブスター
製作:クリストファー・フィッグ
原作:クライヴ・バーカー
脚本:クライヴ・バーカー
撮影:ロビン・ヴィゲオン
音楽:クリストファー・ヤング
キャラクター創造:クライヴ・バーカー

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ストーリー
ロンドン郊外に住むフランク・コットン(ショーン・チャプマン)は街で奇妙な箱を買います。それは「ヘル・レイザー」と呼ばれる伝説のパズルボックスで、それを解いた者は究極の快楽を体験することができるというものでした。
フランクは古い家の2階でそれを解き始め、やがて解き続けるにしたがって壁が怪しく光り、最後の組み換えが終了したときにその箱の中から何条もの鈎鎖が伸び彼の肉体を破壊してしまうのでした。

数年後、ブルックリンからこの空家に引っ越してきたのは、フランクの兄であるラリー・コットン(アンドリュー・ロビンソン)とその妻ジュリア(クレア・ヒギンズ)でした。
彼らは誰もいないはずのここに新居を構えようとしたのですが、どうやら10年は経っているはずのこの家には人の気配が…フランクがしばらく前まで生活していたのではと思ったラリーでしたが、今はどこに行ったかも判らずここで生活することにしました。
一方ジュリアはフランクの匂いを思い、昔を思いだしていました。実は彼女とフランクはラリーの目を盗んで愛し合っていたのです。その想いがジュリアを倒錯の世界へと旅立たせます。
ラリーは前妻の娘であるカースティ(アシュレー・ローレンス)も一緒に住もうと言いますが、ジュリアを嫌っているカースティはそれを拒否、遊びには来るもののここには住まないと言います。

引越しの日、業者と一緒に家具を運ぼうとしていたラリーは、柱に刺さっていた釘で右の手の甲を傷つけてしまいます。
血の嫌いな彼は2階にいたジュリアの元に…かなり深く抉られてしまった甲からは血が滴り床に落ちました。2人が2階から降りた後、なんと血が床に吸い込まれてしまいました。その下では明らかに心臓と思しきものが脈打ち…。

ラリーの血をもって蘇った剥きだしの骨と肉はフランクでした。
彼は様子を見に来たジュリアにその正体を見せ、復活するのを助けろと迫ります。一度は怖さで断ったジュリアもあのめくるめく官能の日々を思い出したのか、町に出ては肉体を武器に男を家に連れ込み殺害し、フランクに捧げるようになったのです。
その度にフランクの身体は人間らしさを取り戻していきます。
しかしある時、男を連れ込み殺害したことをカースティに知られ2人は彼女もまた殺してしまうことに…争っている内に転がり出た箱…フランクが叫びを上げるのを見たクリスティはその箱を奪って逃げました。

疲れ果てて倒れ気がついたときには病院…そこでパズルを解いたカースティの前に現れた迷宮、そして怪物、さらにはおぞましい姿の魔道士(サノバイト)たち。
快楽を味あわせてやろう、という魔道士のリーダーピンヘッド(ダグ・ブラッドレイ)にカースティはフランクが逃げていることを告げ、私の代わりに彼の居場所を教えると叫びます。
しかしそれは…。

関連リンク
1987年「ヘルレイザー
1988年「ヘルレイザー2
1992年「ヘルレイザー3
1996年「ヘルレイザー4
2000年「ヘルレイザー5 ゲート・オブ・インフェルノ
2002年「ヘルレイザー6 リターン・オブ・ナイトメア
2005年「ヘルレイザー7 ワールド・オブ・ペイン
2005年「ヘルレイザー8 ヘル・ワールド

映画レビュー
オススメイギリスのスティーヴン・キングと呼ばれているクライブ・バーカー監督作品。自らの小説「魔道士」を映画用に脚色したのがこの作品です。
パズルボックスから呼び出される快楽を司る魔道士たち、あるものにとっては悪魔、そして天使ともいえるその存在は今までの神や悪魔のイメージを一掃してしまうでしょう。
どうしてもインパクトを持ってしまうのは、魔道士の中でも異彩を放っているピンヘッド(作中は呼ばれない)、頭中に針が打ち付けられているあの顔はあまりにも衝撃的。ただ彼らの消え方がちょっと簡単だったのが少し残念でした。

この映画の根本にあるのは倒錯のラブストーリー、そして人間なら誰しも持っている欲望を極限まで引き出した物語なのかもしれません。

Number158【一言いいたいコーナー】
・パズルボックスの効果がやっぱりちょっと謎だったかも、何パターンか形も変っていて解くたびに効果が違いますからねぇ。
・この作品のヒットにより後、7作、計8作が作られていますが、ご多分に漏れず少しずつ変になっています。(^^;
・鈎針が効果的に使われているのですが、私の一番嫌いなものなのでここだけはゾゾっとしてしまいます。

トラックバック(コメント)
忘却エンドロール(宵乃さん)の「一言映画感想(2/1〜2/6)
 
ラベル:映画 DVD ホラー
posted by 白くじら at 19:27| Comment(8) | TrackBack(1) | ホラー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは〜

出ましたぁ〜、ヘルレイザーワールド!!

やはり、最初のは鮮烈な印象ですよね。
あの、血を吸う肉魂←こんな字ですかね にくこんって
それが、どんどん人間の形になってった

あ〜〜、気持ち悪い・・・でも、大好き!
私も、こんど最初のを見てみまーす(^o^)

最近、昔の映画を探してるんですが、レンタル店に
ないです・・「ショートサーキット」とか「エーゲ海に捧ぐ」←これエロ系

こんなの、見たいなぁ〜。
Posted by アニー at 2006年08月15日 22:48
こんにちは、アニーさん。

ヘルレイザーは最初は凄かったです。
「欲」に関する描写がとても想像できなく、新しい世界観を作り上げた傑作ですね。

とはいうもののかなりグロいでしたが。(^^;;
肉魂(にくこんと書いてにくかい)はよかった(?)ですねぇ、あの雄たけびを上げる時には寒気がしました。

「ショート・サーキット」は両方ともDVDが出ているので場所によるのかな。「エーゲ海に捧ぐ」は昔観ましたが…ちょっとアマゾンで調べましたがこれのDVDはまだ出ていないようです。なんだかヌードシーンと最期の瞬間しか脳裏に残っていないです。(- -;
Posted by 白くじら at 2006年08月16日 11:15
その昔、たしか「ミッドナイト・ミートトレイン」だったでしょうか、鳴り物入りで日本に登場したクライヴ・バーカー。
かなりスプラッター色の強い小説でしたが、なぜかキングのように愛読することなく終わってしまった作家です。
「魔道士」は読んだことはありませんが、「ヘルレイザー」は1本くらい観たことがあるような記憶があります。
この手のえげつない系(失礼)のホラーもたまに観たくなりますねぇ。
それにしても、8本もあるとは作る方も作る方ですが、観る方も観る方ですね。
まさか8本ともDVDで所有なのでしょうか?
・・・「ヘルレイザー・パズルボックス」なる8本入りのボックスセットでお持ちだったりして。
Posted by starless at 2006年08月16日 19:50
こんばんは、starlessさん。

残念ながら小説は読んだことがないのですが(こんなの非常に多いです)、とにかく映画はスプラッターしていますね。
さらに血達磨ながらも、そこには愛欲、肉欲などが交錯して独特な世界観を作り出していました。
さすがに8作目ともなると最初のテーマが薄れてしまって、ただのスプラッターになり下がっているのがなんとも残念です。が、この1作目はなかなかのものでした。
えっとコレクションとして持っているのは3部までで、あとはレンタルしています。

「ヘルレイザー・パズルボックス」!!8本入りでパズルを解けなければ開くことが出来ず、開いた時には…って怖すぎ。(^^;
Posted by 白くじら at 2006年08月16日 20:38
こんにちは

ショートサーキットDVD出てるんですね〜
ちょっと、お子様向け映画ながら、結構ホロリとする
所も有り、好きです、この映画

エーゲ海は、公開時、中学の制服で堂々と1人入ったら
周りの客に白い目で見られました・・R指定だったのかな? 映画に出てた、男の子←名前忘れたけど
好きでね〜惚れてしまた
さすがに、無いですよね・・・あまりにも、古いしエロ系なんで(爆)
Posted by アニー at 2006年08月17日 14:44
こんばんは、アニーさん。

1は面白かったですねぇ。
2はジョニー5と科学者が1人で、あのカップルが出てこなかったのが悲しかったです。
やっぱり自我を持っていく1が最高でした!

「エーゲ海に捧ぐ」…あの最後に少女に…の少年ですね。
かなり状況にというか…妖しい女性のいうがままに洗脳(?)されつつありましたが…んー、まぁ、やっぱり。(^^;
Posted by 白くじら at 2006年08月17日 22:59
このヘンタイ作品が8作出てるというのが凄いですよね。コメントの方が言ってる「ヘルレイザー・パズルボックス」というのがちょっと気になります(笑)
ピンヘッドという名前、劇中では出てなかったんですか〜。妙に有名だから呼ばれてないことに気付けませんでした。
Posted by 宵乃 at 2018年02月12日 10:16
こんばんは、宵乃さん。

…実は、このヘンタイ作品は9作目も存在しています。
近々鑑賞しますけど…もう続編はどんどんと変なことになってますから…とはいうものの、もうほとんど覚えていなかったり。(^^;

えっ、パズルボックスが欲しいと!(違う!)
Posted by 白くじら at 2018年02月12日 21:22
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Tracked: 2009-02-04 12:10
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