2002年(HELLRAISER:HELLSEEKER) 製作国:アメリカ 監督:リック・ボータ 製作総指揮:ジェッセ・ベルディンカ、ジョエル・ソイッソン 製作:マイケル・リーヒー、ロン・シュミット 脚本:カール・デュプレ、ティム・デイ 撮影:ジョン・ドレイク 音楽:ステファン・エドワーズ amazon.co.jpで詳細を見る。 |
あの事件から数年、保険経理会社に務めるトレバー(ディーン・ウィンタース)とその妻カースティ(アシュレー・ローレンス)はハイウェイをドライブ中、川に突っ込み、車が沈んでしまいます。
ベルトとドアのトラブルでカースティは脱出することができず…必死で助けようとするトレバーでしたが…。
気付いたときには病院、警部の話によるとなぜかカースティの姿はなく、引き上げられた車におかしいところはなく、ドアも開かれた状態ということでした。
わけが判らないトレバーはその事件以後頭痛に悩まされ、奇妙な幻覚に悩まされることになるのでした。さらに軽い記憶喪失になっているらしく、周囲では彼のことを不審な目で見るようになります。
さらに彼と肉体関係を持っていた女性が次々と殺害されていきます。それは幻覚が現実になったのでしょうか、それとも…。
1987年「ヘルレイザー」
1988年「ヘルレイザー2」
1992年「ヘルレイザー3」
1996年「ヘルレイザー4」
2000年「ヘルレイザー5 ゲート・オブ・インフェルノ」
2002年「ヘルレイザー6 リターン・オブ・ナイトメア」
2005年「ヘルレイザー7 ワールド・オブ・ペイン」
2005年「ヘルレイザー8 ヘル・ワールド」
アシュシー・ローレンス復帰だったのに、まるっきり5のような感じ?と思ったのですが、実は違いました。
夫のトレバーが浮気+箱を使って自分の財産を狙っていることを知ったカースティが、ピンヘッドに自分以外の魂を使って取引きをするという物語で、5のような夢オチみたいな感じではありませんでした。
ちょっと「アザーズ」にも似ているオチはわりと好みですが、ヘルレイザーならではのサイバーパンク・ショックはかなり減ったようでした。別にヘルレイザーでなくてもこういうことは可能ですしね。
5で落胆していた私としては、6で再び話的には戻ってきたかのように思えましたが…どうでしょうか。
【一言いいたいコーナー】
・ピンヘッドたちはまだカースティを追っていたのですねぇ、ご立派ですが、そうなると2のラストでカースティに贈ったピンヘッドの意味がなくなりそうですねぇ。監督さんたちはちゃんと1〜の作品を復習した方がいいのでは、と思ってしまいます。
【関連する記事】