2005年(HELLRAISER:DEADER)製作国:アメリカ 監督:リック・ボータ 製作総指揮:ニック・フィリップス 製作:デヴィッド・S・グレートハウス、ロン・シュミット 脚本:ニール・マーシャル・スティーブンス、ティム・デイ 音楽:ヘニング・ローナー amazon.co.jpで詳細を見る。 |
ロンドン…アンダー・グランド紙の記者エイミー・クライン(カリ・ウーラー)は、麻薬の集団トリップ場のネタを持ち帰ったばかりでした。
彼女には子供のころ親に襲われたトラウマがあり、その悪夢に悩まされていました。
ボスに呼ばれたエイミーは、匿名で送られたビデオテープを観るように言われます。映っていたのは女性がガンで自殺をし、デッダー(ポール・リス)と呼ばれた若者が「頭部に穴の開いたまま」その女性を生き返らせるシーンでした。
送り主の住所からルーマニアのブカレストに飛んだエイミーは、そこで部屋の主であるマーラの死体と手に持つパズルボックスを発見しました。さらに封書に入っていたビデオには、セントラル駅にいるジョーカーに会え、箱は開けるなというメッセージが…。
パズルを開け中から飛び出してきた鈎針、そして頭部に針を刺した魔道士の出現…白昼夢なのでしょうか…セントラル駅でジョーカーと出会った彼女は、デッダーの場所を問いただしその場所へ向かうのでしたが…。
1987年「ヘルレイザー」
1988年「ヘルレイザー2」
1992年「ヘルレイザー3」
1996年「ヘルレイザー4」
2000年「ヘルレイザー5 ゲート・オブ・インフェルノ」
2002年「ヘルレイザー6 リターン・オブ・ナイトメア」
2005年「ヘルレイザー7 ワールド・オブ・ペイン」
2005年「ヘルレイザー8 ヘル・ワールド」
どこからどこまでが現実の世界なのか、まさしく「エルム街の悪夢」の様相を呈してきましたが、こちらは正気に戻るのが長いので、途中でこちらの精神が「あれ、本当なのか」と思ってしまうくらい。
特になんとも言えず怖かったのが、最初のビデオの女性と同じく不死にされた後でした。気が付くと胸から血が滴り、洗面所で傷を調べていた彼女は、背中に包丁が刺さっていることに初めて気付き(胸から飛び出ていたわけです!)、愕然とします。痛くは無いようでしたが、取るために悪戦苦闘している間に洗面所は血の海、さらにしばっても流れ出る血のままで外に飛び出た彼女は…のくだりは久しぶりに総毛立つ描写でした。
今回でよく判らなかったのがデッダーの位置、昔からの玩具屋の家系ということでパズルボックスの秘密に気付いたようですが、それだけであのパワーを持つのはどうなのでしょうか。でもって、バズルを特ことが出来ないという謎な存在です。(^^;
でもって、久しぶりにヘルレイザーではお約束の鉤針が使われたのはよかったですね。
ちょっとほかのデッダーのメンバーの倒され方が簡単すぎたかな。うーん。
【一言いいたいコーナー】・DVDにはNG集が収録されていて、そこではあのピンヘッドのミスした時の笑い顔を観ることが出来ます!!ひょっとして必見?!
・未公開フィルムには本編で登場しなかったサノバイトが登場するシーンもありました。
・にしても…お手軽にパズルを解ける人が増えてきたような気がします。
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