2005年(HELLRAISER:HELLWORLD) 製作国:アメリカ 監督:リック・ボータ 製作総指揮:ニック・フィリップス 製作:ロン・シュミット 脚本:カール・デュプル 撮影:ガブリエル・コスス 音楽:ラルス・アンダーソン amazon.co.jpで詳細を見る。 |
ネットゲーム「ヘルワールド」に夢中になっていたアダムは、マイク(ヘンリー・カヴィル)たちが止めることも出来ず、ある事件で命を落としてしまいます。
2年後…パズルボックスや魔道士たちは都市伝説と化していましたが、ヘルワールドはまだまだ健在。しかもパズルを解いたものはヘルワールド第5回パーティに招待されると知り、もう引退していたマイク、チェルシー(キャサリン・ウィンコック)たちは再びゲームを始めるのでした。
そして当日…いつものメンバーであるマイク、チェルシー、デリック、マリソン、そして彼らにアダムを殺した責任があると思っているジェイクの5人はパーティに参加するのでした。
大勢のプレイヤーが参加しているパーティは、半ば乱交パーティの様子もありましたが、そこは若いマイクたち、さっそく仲間に入ろうとしましたが、そんな彼らに話しかけてきたのはこのパーティのホスト(ランス・ヘンリクセン)でした。
彼は彼らに秘蔵酒を勧め歓迎し、リバイアサンの館、別名ヘルレイザー博物館の話をするのでした。
やがてパーティの最中、1人、また1人と姿を消していく友人たち、部屋に閉じ込められたチェルシーはなんとか外部に連絡しようとするのでしたが…。
1987年「ヘルレイザー」
1988年「ヘルレイザー2」
1992年「ヘルレイザー3」
1996年「ヘルレイザー4」
2000年「ヘルレイザー5 ゲート・オブ・インフェルノ」
2002年「ヘルレイザー6 リターン・オブ・ナイトメア」
2005年「ヘルレイザー7 ワールド・オブ・ペイン」
2005年「ヘルレイザー8 ヘル・ワールド」
今時の作品らしくネットゲーマーたちが主人公です。ただネットという話が出てくるのは序盤だけで、あとはその賞品であるパーティに来て殺害されてしまうので、あまり意味はありません。もっとネットっぽい話がふんだんにあるのかと思っていたですが…残念です。
殺害されるときにピンヘッドが出てきたりしていたので、これはなんだか変だ!と思っていたら、なかなか変わったオチで納得してしまいました。
そもそも彼はただ単なる殺戮者ではないので、彼が殺した時点でおかしいと考えなければならなかったのですが、次第にレベルダウンしている本シリーズだったために「ついにこういう扱いをされてしまったか」と勘違いをしてしまいました。(- -; やっぱり彼は彼でした。
とはいうものの…となるとラストのみの出現ということになりますが、このオチだけのためにピンヘッドが出てくるとは…ネタ的にはヘルレイザーでなくて、普通のサスペンスものとして作ってもよかったのではないかと思いました。
とにかく倒錯の世界というのは…もはや過去の遺物になってしまったようです。
【一言いいたいコーナー】
・マルシャンというのはパズルボックスを作ったかつての玩具屋マルションと同じ言葉でしょうか。訳自体は「ャ」「ョ」の差はあるにしても。参考「ヘルレイザー4」。
・同じくリバイアサンという言葉も悪夢の支配者リバイアサンから来ているものだと思われます。参考「ヘルレイザー2」。
・ホントに…もうあのパズルボックスは撫でているだけで解けるようになってしまったのでは!!
肉球シネマブログ(アニーさん)の「【ヘルレイザー : ヘルワールド】」
眉間にシワより目尻にシワ(fuuさん)の「珠玉のキモさ!? 『ヘルレイザー/ヘルワールド』」
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本当に、ピンヘッド、チョイ役でしたよね(汗)
白くじらさんのレビュー見てたら、ヘルレイザーと言う題名では無くても良かった、気がして来ました・・フム
もうパワーアップする事は無いのですかね?
このまま、埋もれてしまうには、あまりにも惜しい
キャラなのに・・残念、無念(T_T)
そう言えば、昔のはボックスを開ける為に、かなりの
努力と労力を費やしてましたが、最近は簡単に開いちゃいますね・・・ボックスなんて、もうどうでも良い状態なんでしょうか?・・・悲しい
トラバさせていただきました(^_^)v
ホントですよねぇ。途中出るもあれは○○でしたし、そもそも、ああいうのはピンヘッドではありませんしね。
なんだか知らない内に8作、しかも7と8との間は数ヵ月しか離れていませんし、まだまだ作っているかも知れませんね。
1のパワーでまた復活して欲しい作品です。
でもリメイクされて別のピンヘッドはいやだなぁ。(^^;
難解なパズルボックスはもう無くなってしまったようで残念です。最近ではこすっていたらすぐ開くようです。(- -;;
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