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サンタモニカ…ビーチで美女がホオジロザメに恐れた瞬間、巨大なサメは何本もの触手によって吊り上げられるやサメのような生物に食われてしまうのでした。それは近くのブルーウォーター社のラボで開発されていたシャークトパス、S-11と呼ばれるサメとタコを掛け合わせた生物兵器でした。
S-11の大脳皮質にレセプターを埋め込むことによって、電流によるコントロールを可能としていたのです。
しかし、海軍コックス中佐は、S-11が帰還中に通りかかった小船を敵に見立てて追跡するようにと命じます。所長(エリック・ロバーツ)の娘ニコール(サラ・マルクル・レーン)は嫌々ながらも指示に従いますが、S-11は小船に衝突、衝撃でレセプターが損傷してしまいます。
S-11はコントロール下からはずれ、メキシコ、プエルトバヤルタ付近へと移動し、ニコールたちは、ちょうどそこで遊んでいたかつての社員であり開発者の一人でもあったアンディ・フリン(ケレム・バーシン)と共にS-11討伐に取り掛かるのでした。
しかし、S-11は淡水でも地上でも行動が可能になっており予期せぬ場所で、次々と犠牲者が発生していくのでした。
「ジョーズ」に始まり巨大サメの作品は数知れず、そして「オクトパス」「テンタクルズ」などのタコ作品も結構観ましたが、両者を掛け合わせてしまうとは、なんとも驚きの作品です。
そもそもこれじゃ口二つですね。(^^; 造型もちょうど半分で分かれているという、とんでもないデザインです。
タイトルやモンスターの造型の掴みはB級作品としてはバッチリです。
ただ、脚本があまりにも酷く、一般人を巻き込んでのテスト、小船とぶつかるだけで壊れるレセプター、モニタールームの画像もいったいどこにカメラを仕掛けているの?とか、これだけ暴れまわって警察はどうしているの?とかツッコミどころは多々ありますが…メインのストーリーの影でもシャークトパスの犠牲者は多く、殺し方も様々でテンポもよく飽きることはなそさうです。
とまぁ、本来「とほほー」レベル以下だと思いますが、サメとタコを合体させるというおバカな話を実際に作ったという点を評価して+1としました。(^^)
【ここがいい!】・実際のCGはかなりお粗末なんですけが、ラストに近づくにつれかなり見ごたえがありました。特にファイアーダンスショー(?)の会場にあったアーチに触手を使ってよじ登っているところなんていいシーンですね。
・まぁ、サメ映画で陸上シーンというものはあまりありませんから、かなり斬新なシーンに見えるのでしょう。触手を使ってあるくところも、なんともいえずいいですね。それにしても、ちゃんとエラもあるのでエラ呼吸していると思うのですが…陸上ではどうなっていたんだろう。
【ここは問題かな?】
・シャークトパスの大きさがマチマチだったような気がします。
・無関係な人たちがとにかく襲われまくってますが、テンポ的にはいい感じです。ただ、これだけいろいろと襲われていると警察や注意の連絡とかいくと思うのですが…ないんですねぇ。不思議です。
・海岸のシーンなんてパニック状態だと思うのですが、シャークトパスと人々の合成シーンはまったくありません。どれだけ低予算なんだーと叫びたくなりますけど…製作ロジャー・コーマン…うーん、納得かな。(^^;
【一言いいたいコーナー】
・ところでこの生物って食べられるのかな?足のほうにもアンモニア臭があったりして。(@@)
・何よりもモンスターが大事ないっちゃっているエリック・ロバーツは、ジュリア・ロバーツのお兄さんです。
今夜も酔いどれ映画感!(shimanemanさん)の「シャークトパス」
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トラバありがとうございます^^
しかし久々投稿が本作とは…侮りがたしですね。
日々お忙しいでしょうがどうぞご自愛ください。
ありがとうございます。(^^)/
ここはモンスターファンとしてはまずこれを。(^^;
脚本はグダクダでしたが、結構インパクトありましたからねぇ。