1982年(RONA JAFFE'S MAZES AND MONSTERS) 製作国:アメリカ 監督:スティーヴン・ヒリヤード・スターン 製作:トム・マクダーモット、リチャード・A・ブルックス 原作:ローナ・ジャフィ 脚本:トム・ラザラス 音楽:ヘイグッド・ハーディ amazon.co.jpで詳細を見る。 |
迷宮と怪物…リアル版RPGを行ったとき…。
TRPG(テーブルトークRPG)システムの1つ「迷宮と怪物」がはやっていたころ…グラント大学でプレイヤーを募集していたクラブがありました。
IQ190の天才ジェイジェイ(クリス・メイクピース)、少々男勝りなケイト(ウェンディ・クルーソン)、女たらしと言われて実は悩んでいるダニエル(デヴィッド・ウェイラス)の3人は、転入してきたロビー(トム・ハンクス)に目を付けます。
彼は元プレイヤーでLV9のキャラを持つほど…ただやりすぎで勉強に支障がでたためにやめていたのです。
しかし同じLV9の戦士を持つケイトに誘われ、再びTRPGの世界へ…やがて彼らはテーブルだけではなく、近くにある立ち入り禁止地区ピーコッド洞窟を使うことを思いつきます。
GM(ゲームマスター)のジェイジェイは洞窟をチェックし、理科室から借りた骸骨などを配し、ここにリアルRPGが始まったのです。
しかし、洞窟の中で恐怖のあまりに怪物を見てしまったロビーは、夢の中でも行方不明の兄の姿を見るようになり、次第に現実と架空の世界との境界がなくなっていくのでした。
TRPGに興じる若者を描いた作品で、趣味の一つである私としてはうれしい映画です。
向こうでのプレイスタイルも見ることができましたし…なんともノリノリの感覚がいいです。シナリオはオーソドックスなものばかりだったのが残念ですが、TRPGを知らない人にはベタの方がよく判っていいのでしょうね。
作品自体は後半ロビーの様子がおかしくなってからは、ゲームどころの騒ぎでなくなったのがちょっと残念。それにしてもかわいそうな結末でした。
実際には恐らくゲームなどに興じる若者たちに向けた警鐘なのでしょうが、なんとも後味が悪くなる作品で、あまりゲームを否定的にとるのは辞めて欲しかったと思います。
【一言いいたいコーナー】・この作中でのゲームは「MAZES AND MONSTERS」、略して「M&M」ですが、これはどう考えても「D&D」に対してうったえている作品なのでしょうねぇ。そういえば今頃になってまた「D&D」がゲームの世界に出てきていたような気がしますが。
・最近ではこのようなゲームの世界での映像化だけでなく、そのゲームをプレイしている人間側の映像化としては「.huck」があります。今放送中のバージョンは絵もストーリーもイマイチっぽいですが、初出の作品は面白かったし、人間側の描写もよく描かれていました。
【サスペンスの最新記事】

