1988年(SHORT CIRCUIT 2) 製作国:アメリカ 監督:ケネス・ジョンソン 製作:デヴィッド・フォスター 脚本:S・S・ウィルソン 撮影:ジョン・マクファーソン 音楽:チャールズ・フォックス amazon.co.jpで詳細を見る。 |
ナンバー5の事件でノバ・ロボティックス社を首になったベン(フィッシャー・スティーブンス)は、大都会でナンバー5のミニチュアを作って生計を立てることにしましたが、なかなか売れるわけもなく…と1台のミニナンバー5がデパートに入り込んで、おもちゃ買い付け担当のサンディ(シンシア・ギブ)の目に止まりました。
サンディは一目でこのロボットのおもちゃが気に入り、ベンに発注することに…しかしこの19ドル95セントのナンバー5は、彼が1つずつ手作りをしているために、1000個ものロボットを作り上げるのに1年はかかってしまうと…あきらめようとしたサンディにまったをかけたのは、隣で高級時計を露天していたフレッド(マイケル・マッキーン)でした。
彼は必ず期限までに1000個のロボット(50ドル!)を納めると話をまとめてしまうのでした。
彼は金貸しから金を借り空家を借り人手を集め、慌てるベンと一緒にロボット作りに着手するのでした。
しかしなんとその空家の地下では、建物の前にある銀行へトンネルを掘っている強盗たちがいたのです。彼らは邪魔なベンたちを追い出すために、力ずくで乗り込んできました。
作り上げたロボットは破壊され、手伝いの人たちも逃げてしまいました。
愕然とするベン…とそこにモンタナから荷物が届きました。
その中から現れたのはナンバー5ことジョニー5、ベンを心配したクロスビー博士とステファニーが、彼を送ってきたのです。
こうしてジョニー5は強盗たちの警備、ロボットの作成、そしてベンとサンディとの愛のキューピット役として頑張ることになったのですが…。
1986年「ショート・サーキット」
1988年「ショート・サーキット2 がんばれ!ジョニー5」
ケネス・ジョンソン監督、「ショート・サッキート」の続編です。
残念ながらクロスビー博士とステファニーは出演せず話だけ、もう一人の博士ベンとモンタナからやってきたナンバー5が主人公です。
前作のわりとシリアスっぽいノバに比べると、なんとも…そう、「ホーム・アローン」のようなオオボケコンビの強盗に、さらにジョニー5も光線兵器を取り外してしまっていたので、ちょっとアクションにも迫力が足りません。
ただジョニー5を斧で壊そうとするシーンにはびっくり、あれは殺人に近い悲惨さでした。
傷付き犯人たちを追うジョニー5、そして人間になろうと努力するジョニー5にはホント拍手を贈りたかったです。
【一言いいたいコーナー】
・ジョニー5のリモコン装置…いくらなんでも万能すぎるような。電光掲示板から車、ラジコン、モーターボート(波長が合わなかったらしい)まで操ることができました。
・ジョニー5がじっくり読んでみたかった本はフランケンシュタインにピノキオ…可愛そうでした。
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