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2006年09月03日

バタリアン

誰も信じないがこの映画は実話なんだ。

バタリアン1985年(THE RETURN OF THE LIVING DEAD)
製作国:アメリカ
監督:ダン・オバノン
製作:トム・フォックス
原案:ジョン・ルッソ
脚本:ダン・オバノン
撮影:ジュールス・ブレンナー

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ストーリー
1984年7月3日、東部夏時間午後5時30分…ケンタッキー州の東ピードモント地区にあるユーニーダ医療品商会のフランク(ジェームズ・カレン)は、新人のフレディ(トム・マシューズ)に仕事の内容を教えていました。
さすがに医療品商会です。ほかの商店とは違って獣医学校用の縦切りにされた犬の剥製や白骨モデル、さらに冷凍庫には人間の死体まであるではありませんか。
神妙な様子のフレディにフランクはさらにゾンビ映画として名高い「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」は実話だったと話し始めます。
実は1969年ピッツバーグの軍人病院で、グロウ製薬が陸軍用に作ったトライオキシン245という薬が漏れ、死体安置所に充満したというのです。動き出した死体を処分するのは大変だったそうです。
しかしどうしてそんなことをフランクが…と不審がるフレディに、フランクはその陸軍がグロウ製薬に返すつもりだった死体入りタンクが間違ってここに来たからと言うのです。
目を輝かせたフレディを連れて、フランクは地下室に置いてあるタンクを見にいきました。確かにそこには陸軍の名の入ったタンクが…その中には干からびたような死体が入っていました。しかしその時タンクを叩いたフランクのために、中のガスが漏れて2人はその場に倒れるのでした。ガスは排気管を通って倉庫に充満しました。

一方、フレディの友達であるパンクたちはフリディが仕事を始めたということを聞き、恋人のティナとともに遊びにやってきます。しかしまだ早く来すぎてしまった彼らは時間つぶしのために近くの墓場で遊ぶことに。

ようやく地下で目覚めたフランクたちは気分最悪の状態で上がってきました。と、どこからか犬の鳴き声が、不審に思った2人が見に行くと、そこには犬の縦割り標本が息づき鳴いていたではありませんか!
次いで冷凍庫から何かが暴れドアを叩く音が!
中にいるものはあの死体しかいません。

フランクはやむなくバート社長を呼び出しますが、社長とてどうすればいいのか分かりません。
映画で観たとおり頭を破壊すればいいだろうと、冷凍庫の中の死体を出して、暴れる奴の頭部につるはしを落としました。しかし「それ」はそんなものでは死ななかったのです。
困り果てた彼らはバラバラに切り、火葬炉の番人であるアーニー(ドン・カルファ)にすがることにするのでした。
驚きながらも火葬炉で焼くことを承知するアーニー、硬い筋肉の心臓はおろか灰すら残らないほどの高温で焼かれ、ようやく彼らは安堵の溜息をつくのでした。

しかしフランクとフレディの状態はその間にも悪化し、目はくぼみ体温は下がり動けない状態になりかけていました。それはまるで死人と同じ状態になりつつあることを彼らはまだ知りませんでした。さらに火葬炉から出た煙は突然の大雨に全て地面に叩きつけられ、パンクたちのいる墓場に流れ落ちていきます。
そして彼らは、雷鳴轟く闇の中、地面を割り無数の手が突き出されるのを目撃することになるのでした。

映画レビュー
オススメ原題「ザ・リターン・オブ・ザ・リビング・デッド」はジョージ・A・ロメロの記念すべき第1作ゾンビ作品である「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」をベースにしつつも、ゾンビものを観た人ならニヤリとするシーンが多くコメディ的作品です。
映画のタイトルはもちろん出てきますし、そこから実はこういう事件を元にと物語は進みます。
しかしロメロのゾンビが頭部破壊で動かなくなるに対して、バタリアンたちは死にません。それどころかバラバラにしても平気で動くのです。これはもう焼くしかないとなるのですがその灰からでも…と。

面白いのは頭を破壊しても死なないバタリアンを前に「映画は嘘なのか!」と叫んだり、フランクたちの衰弱ぶりなど、さらにこのバタリアンたちは人語をしっかり理解しているために、救急車や警察を襲った後、無線で「もっと応援を」と喋ったりするところでしようか。
脳みそ(ブレイ〜ン)を欲しがっていたのも、死の苦痛から逃げられるためだというのが判ったところも、特筆すべき箇所でしょう。

ゾンビ自体に固有の名前が付けられていたのも珍しいことでした。
上半身の女ゾンビは「オバンバ」、タンクの中にいたものが「タールマン」。とこの2体が有名ですが、そのほかにも設定上は「BOGGY」「SPECS」「REB」「BEARDO」「E.C」「JAWS」などとつけられていた者もいます。
Number185ドーン・オブ・ザ・デッド」で高速ゾンビたちが有名になりましたが、実はこの「バタリアン」も十分に高速で、当時はこれは逃げられないと思ったものです。ゾンビ系の中では最強の部類でしょうね。

ホラー系の苦手な人でもこれは観ている人が多い、ゾンビ映画の傑作といえるでしょう。

【一言いいたいコーナー】
・後に「バタンアン2」「バタリアン・リターンズ」が作られましたが1作目の衝撃を超えることは出来なかったと思えます。「バタンアン4」というのもあるようですが、未観なのでなんとも言えません。
 


posted by 白くじら at 22:51| Comment(4) | TrackBack(0) | ゾンビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
しつこくお邪魔。

フランクの「ジーザス!ジーザス!」がキモ可愛かったです。(笑)タールマンの動きを真似して、よく遊びましたよ!また観ちゃおうっと!

高速ゾンビは、他にマカロニゾンビの「デモンズ」がありますね。よだれが硫酸のように、何でも溶かすので、下の階の人には迷惑なんですよね。

それから、できれば、リンクを貼らせて頂きたいのですが、よろしいでしょうか?
Posted by curious mama at 2006年09月04日 23:15
こんにちは、curious mamaさん。

タールマンの真似して遊んでいましたか。(^^;
ということは犠牲者もいたのでしょうねぇ。

「デモンズ」もなかなかよかったですね。
あれは悪霊付きなので厳密に言えばゾンビではありませんが、どんどん増殖して行く有様はまさしくゾンビモノ。
振り向きざまに変身するのがドキッとしてよかったです。
はっ、涎がエイリアンの様…お、覚えていない。

リンクの件、ありがとうございます。
私のところからも(今から仕事なので帰ったら)リンクさせてもらいますね。
今後ともよろしくお願いいたします。

追伸、○○○○お邪魔。のパターンがどこまで続くかが気になっている今日この頃です。(^^;
Posted by 白くじら at 2006年09月05日 08:09
こんばんは〜

私、この映画、見たような見た事ないような記憶が
曖昧で、ストーリー読んでみたのですが記憶に無い
っー事は、見てないんだ多分・・でも「バタリアン」
って題名、かんり脳裏に焼き付いてます。
何で見てないんだろ?・・・不明

最近、最新作が出たの出ないのって話無かったですか?

あれ〜、今度見てみます・・有名作品だからキット
あるはずだ(^_^)v
Posted by アニー at 2006年09月06日 22:39
こんばんは、アニーさん。

うーん、なかなかインパクトのあるタイトルですからねぇ。
ホラーファンならばやっぱりこの作品は観ておかないと。(^^;

最近というか、なんでも「バタリアン4」というものがあるようなのですが、まだ見たこともありません。いったいどこに??
ただ2まではともかく、リターンズにいたってはバタリアンの味付けはもはや皆無だったような気がするので…。(- -;
Posted by 白くじら at 2006年09月07日 21:25
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