![]() 製作国:アメリカ、ノルウェー 監督:ランダル・クレイザー 製作総指揮:マーク・ダモン 製作:ロビー・ウォルド 原作:マーク・H・ベイカー 脚本:マイケル・バートン amazon.co.jpで詳細を見る。 |

1978年7月、犬のフリスビー大会を見に行っていたデビッド(ジョーイ・クレイマー)の一家…その夜、弟ジェフを迎えに森に行ったデビッドは、脅かすジェフを追いかけている内に小さな崖から落ちてしまいます。
気が付いて家に戻ってきたデビッドでしたが、自分の家には見ず知らずの夫婦が住み、自分の部屋もまったく違う模様になっていました。警察の調べによると捜索願の出ていた少年と一致、家族の元へと連れて行かれました。
しかし…デビッドの見た母ヘレン(ヴェロニカ・カートライト)、父ビル(クリフ・デ・ヤング)、は最後に見たときと面影はあるもののあまりにも変っていました。特に弟ジェフ(マット・アドラー)は自分より大きくなっていたのです。そう…なんとあれから8年も経っていたのです。家族は必死にデビッドを捜索し続けていたのです。
時を同じくして、ある鉄塔近くで奇妙な浮遊物体が発見されていました。
物体はNASAの研究所に運ばれ調査が続けられましたが、まったく接ぎ目のない物体に内部も調べることができませんでした。
一方デビッドは病院で検査をしているときに、脳波からアルファ波が出ていることが判り、継続してNASAで検査を続けることに…両親は反対しましたが自分が8年間何をしていたのか知りたいデビッドは、NASAのファラデー博士(ハワード・ヘッセマン)に付いていきました。
48時間の約束でしたがデビッドから発せられる信号から、彼がフェイロン星という地球から560光年も離れた場所に2.2時間で行っていたことを知り、研究材料として扱うようになってきました。
自分の面倒を見てくれている研究員のキャロリン(サラ・ジェシカ・パーカー)からそのことを知ったデビッドは、彼女にこのことを両親に伝えてくれるように頼みます。
その夕方、自分に助けを求める声に導かれ、メール配達ロボット・ラルフの中に隠れて格納庫へ…そこにあったのはあの浮遊物体でした。
後部の一部が液体のように滴りハッチとデッキを作り出しました。デビッドはその中に入り、自分をナビゲイターと呼ぶ機械トライマクシオン-マックス-と出会います。
慌てふためくNASAの警備隊を知り目に、物体は美しくそして滑らかに変形すると、素晴らしい速度でその場を後にするのでした。


UFOに連れ去られた人はいったい…という題材の1つをコミカルにそしてちょっぴりほろ苦く描いたファンタジーとも呼べる作品で、タイムスリップもののお決まり的なギャグは当然ありますが、それとは別にマックスの行動がかなり面白いです。
特に後半はデビッドから知識を仕入れてしまったために、かなり変な知識の人間っぽくなってしまいました。
こういうのは同年上映された「ショート・サーキット」に登場したナンバー5(ジョニー5)と同じ演出です。0と1のコンピュータがいろいろな知識から人間くさくなるのは、なかなか面白いものです。

【一言いいたいコーナー】
・最初から町をUFOが飛んでいるかのような始まり…でもフリスビーでした。騙されました。ついで帰ろうとする一家に影を落とす存在…これまた。(- -;
・マックスが鉄塔にぶつかった原因は花に見とれていたそうです。(^^;
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ここは懐かしい映画を思い出させてくれるのでいいですねー!
「ナビゲイター」
見に行きました!
良かったです!
特に宇宙船?に載る時に、階段が現われますよね?
当時はどうやってあの階段を作っているのかと、必死でスクリーンに目をこらしました。
(私はどうもメイキングばかりに目がいくようですね・・・)
それまでの宇宙船宇宙船した形状でないのも、とーっても新鮮な気持ちがしましたねー。
又見たくなったなぁ。
私もこれは劇場に行きましたよ。
微妙に有名ではないみたいなのですが、十分面白い作品でしたね。
あの階段は画期的でした。
液体金属のようでしたが、やっぱりあの部分はCGだったのでしょう。当時はびっくりしたものです。
速度によって形状を変えたり凝っていましたが、やっぱり面白かったのはマックスの喋りでしたね。(^^;