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2011年11月21日

南極料理人

みなさん、食事、できましたよー。
南極料理人 [DVD]
2009年製作国:日本
監督:沖田修一 原作:西村淳『面白南極料理人』『面白南極料理人 笑う食卓』
製作:太田和宏、川城和実、春藤忠温、町田智子、近藤良英製作総指揮:
脚本:沖田修一 撮影:芦澤明子
音楽:阿部義晴、ユニコーン『サラウンド』amazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
1997年、南極。昭和基地から1000km離れ、標高3810mに位置するドームふじ基地はペンギンもアザラシも、ウィルスさえもが棲めない極寒の地でした。
今ここには気象学者のタイチョー(きたろう)の元、8名の隊員たちが調査のために暮らしていました。その一員の西村(堺雅人)は調理担当。冷凍食品、缶詰、自家栽培のカイワレともやしなどの食材、そして沸点が違ったりする環境下の中、隊員たちにおいしい料理を作っていました。
これは、1年以上に及ぶ共同生活の暮らしぶりと14000km彼方の日本に残してきた、家族や彼女との物語です。

映画レビュー
オススメ元南極観測隊員でもある西村淳の執筆して原作を映画化したドラマです。
最初の麻雀のエピソードから「ああ、こういうノリなんだ」ということが判ります。(^^;
序盤に隊員たちの仕事の内容が説明されますが、仕事自体の演出はあまりなく、主人公が調理人だけに、どちらかというとそれ以外の生活ぶりを主体となっていました。
1年半ほども8人だけで暮らさなければならなく、しかも見る限りでは仕事もかなり単調なので、隊員たちは娯楽に飢えているようです。麻雀に卓球、録画されているビデオ、節分や誕生日、そしてもっとも楽しみなのはやはり食事です。伊勢海老のエビフライ(!)のエピソードなど仕事が終わった時の楽しみの一つとして相当大きかったようですし。(^^; とんでもないオチも。
切り詰められた食事で質素なものを食べているのかと思ったのですが、当時の日本とあまり変わらない食事っぷりで驚きました。
それにしても極寒の地の苦しい生活、故郷を想い、故郷からの何気ない一言にショックを受ける隊員など、決して明るい話だけではないのに、それを笑いを交えて観せてくれたのには脱帽です。オススメです。

いろいろなエピソードが詰まっていますが、中でもラーメンそして、最後のから揚げのエピソードには泣けました。
やはり遠く離れているからこそ、今までの家族への記憶をものすごく大事にしているんだろうな、と思います。
食事シーンは多いですが「美味しい」という言葉は隊員からは発せられません。それでも美味しそうにというよりも無我夢中で食べていたりして、それを微笑みながら見守っている堺雅人さんの表情がとてもいい。
ラストの一言は、今までの過酷な生活から単なる日常へ、そして家族一緒でいられることが幸せであると。まずいジヤンクフードであっても家族と食べれば…今までの想いが凝縮されているかのようでした。


Number683【ここがいい!】
・やはり食事に関わるエピソードでしょうか。
・日本から基地を紹介している場面。知らず知らず娘と話している西村くんと奥さんがいいですね。
・氷床深層掘削計画で出てくる氷が凄い。3km掘って出てくる氷…しかもそこに…ああ。(T T)
・殻つきピーナッツの箸置き!

【ここは問題かな?】
・大学生の電話騒動…ラストはなんだかできすぎのような。まぁ、いいんですけど。(^^;

【一言いいたいコーナー】
・電話が通じるんですね。しかも自己負担で740円。(@@)
・今TVドラマで「南極大陸」が放送されていますが、どうしても木村拓哉さんを主演にしているため、どんな事件にでも彼がなんとかするといった演出が目立っており、もっと周囲の人間をクローズアップすればいいのに、と思ってしまいます。映画ならいいですが毎週のドラマで同じような演出はどうかな。ちなみにいつもラストで同じ曲も…歌は好きなんですけどねぇ。
Number683・隊員たちの髭や髪が伸び放題ですが、これは防寒のためというのもあるようです。

コメントありトラックバックです。
忘却エンドロール(宵乃さん)の「映画「南極料理人」感想

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posted by 白くじら at 23:06| Comment(6) | TrackBack(1) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは☆

なんというか「絶賛」ですね!
私は良くなかった、全然良いと思えなかった・・・です。

この映画のお話は、バラバラにして「連ドラ」でやれば良かったように思いました。
かろうじて「かんすい」の話だけ良かったかな?(ラーメンの話です)

>・大学生の電話騒動…ラストはなんだかできすぎのような。まぁ、いいんですけど。(^^;

特にこの件はサイテーだと思いました。
ラストシーンも多くの人が誉めるけど、私はガックリでした。
堺雅人、わりと好きなんですよ〜10年くらい前から。
だけど最近の映画は全滅です。(クヒオ大佐、ゴールデンスランバー、これ)

長々文句を聴いて下さり、有難う☆
たまには良いでしょ?笑って許してね!

さて、今月も「ブログ DE ロードショー」 のご案内に参りました。

作品名:第3回 リクエスト企画 第1位作品
     さて、何でしょうか? → こちらにてご確認ください(http://saisenseisuki.blog97.fc2.com/blog-entry-1802.html

鑑賞日は12月2日(金)〜4日(日)の三日間です。
(お忙しくてご都合の悪い場合は後日でも結構ですよ〜!)
(この日程より早めには見ないでね☆)

是非、皆さんと、一緒の時期に、同じ映画を見て、ワイワイ言い合いたいと思います。
(感想・レビューは強制ではありません)

この作品DVDは、多くのレンタル屋さんに、多分、あると思います。
ご一緒に楽しみましょう〜♪
Posted by miri at 2011年11月25日 10:45
こんにちは、miriさん。

あらら、全然ダメでしたか。
遠く離れたお父さんの心情ってことで、私は結構共感が持てたんですけど、この作品って男性、女性でも受け止め方が違うのかもしれませんねぇ。
私はラーメンよりカラ揚げが泣けました。奥さんのカラ揚げがああいう形で伏線に使われるとは思ってもいませんでした。

堺雅人を知ったのは実は「南極大陸」が初めてで、その時には嫌いだったのですが、先日「武士の家計簿」を観て気に入りました。で、今回の作品と…ほかのは知りません。(^^;

まぁ、映画の感想は人それぞれ受け止め方は違いますし、どの部分に共感できるかで違うと思いますから、文句も全然問題ありませんよ。
そう観方もあるんだと、あらためて作品に向かえて楽しめますから。(^^)

第3回リクエスト企画 第1位作品、了解しました!
今回はコレクションしている作品なので大丈夫です。集計お疲れさまでした。
Posted by 白くじら at 2011年11月25日 12:20
初めまして!チケットを見に立ち寄りました。
チケットが素敵に仕上がっていますね!
南国料理人ー、境雅人らしさが出て私も好きな作品でした。
TVドラマの「南極大陸」は2度ほど観ましたがちょっと戴けません・・・。
最近の映画館では、「三銃士」より、「猿の惑星」を期待して観なかったせいか結構楽しめました
Posted by bamboo at 2011年11月26日 11:14
こんにちは、はじめまして、bambooさん。

これはこれは、わざわざありがとうございます。
宵乃さんのイラストがあればこその仕上がりで、気に入っていただけてよかったです。(^^)

南国料理人、気に入られたようで、なんだかホッとしました。
「南極大陸」は私もなんだかんだで観ているのですが、ちょっとアラが目立ちますね。
「三銃士」より、「猿の惑星」というのは私も同じで、「猿の惑星」の方が出来上がりとしては上でしたし、新しい「猿の惑星」が観られてよかったと思っています。またレビューを上げたいと思っています。
しばらくお休みをしたために、待ちになっている作品がいっぱいです。(^^;
Posted by 白くじら at 2011年11月26日 12:26
こんにちは!
ごめんなさい、わたしもこれはダメでした。わりと文句ばかりの感想をTBさせて頂いたけど、気を悪くなさらないで下さいね〜。
主人公の家族を想う気持ちはひしひし伝わってきて良かったんですけど、家族の方が・・・。なんであんなに余計な悩みを増やすような態度をとるんでしょう?
わたしは南極っていうと怖い場所というイメージを持ってるので、夫を送り出すならそれくらいは気をつけます。
堺雅人さんの表情とかは良かったんですけどね。
Posted by 宵乃 at 2011年12月14日 11:45
こんばんは、宵乃さん。

うーん、駄目でしたか。
家族の方は私はテレもあるんじゃないかなと思いました。そして危ないところにいくからこそ、平静を装いながらいつもと同じようにふるまったのではないかと。大丈夫?気を付けて?と言われると返って怖いところだと認識しますから。ただ主人公は言ってほしかったようですけどねぇ。
南極との交信があった時や空港では、二人はとても嬉しそうだったと思います。

接し方が普段から苦手なんじゃないかな。

トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。
Posted by 白くじら at 2011年12月14日 21:35
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映画「南極料理人」感想
Excerpt: 製作:日本’09 監督:沖田修一 原作:西村淳 ジャンル:ドラマ/コメディ平均気温マイナス57℃という過酷な場所に建つ南極ドームふじ基地。ここに、観測隊の調理担当としてやって来た西村淳は、日..
Weblog: 忘却エンドロール
Tracked: 2011-12-14 11:26
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