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ミル・シティー…地元のステイトン大学が先月破格値で買収した町で、ネイティブ・アメリカンのダコタを先頭に反対運動が行われていました。ケラー学長は君たちは立ち退きに同意し、契約書も交わしているだろうと困惑気味。しかしダコタはよく理解していなかったんだ!と食って掛かります。
保安官ジェイク(スティーヴン・ブランド)が学長の肩を持ち、しばらくの間牢屋に入れられたダコタは、その夜、いら立ちを隠せず、先住民博物館に侵入、当たるを幸いに破壊しまくり…と、とある祈祷書を発見すると、なにやら呪文を唱え儀式を行うのでした。
すると、古代の精霊が恐竜の化石に乗り移ったのか、骨だけの恐竜は、出て行けと言わんばかりに開かれた扉から出て行ってしまうのでした。
次の日、ペルーから戻ったばかりの考古学者でジェイクとは離婚手続き中のエマ(カースティ・ミッチェル)は、娘のサバンナとその恋人を送り出します。かれらは大学のイベント(?)に出かけたのです。しかし、そこに現れたのは…。


モンスターパニック映画なので、今回はあちこちでパニックが少し起っていました。(^^;
ただ合成シーンがかなりの手抜きで、あまりそういうシーンがなく、あっても一瞬なのが残念です。
ストーリー的にも、離婚危機に陥った夫婦、娘が、いがみ合い復縁していくというこの手の作品では定番すぎる定番です。倒すときに祈りを行うというのは珍しいパターンですが、あの祈りって、子供(ただし血統は必要?)でもできるみたいですし、やっぱりダコタさん、最初は間違って違う祈りを捧げたんじゃないのかなぁ。
まぁ、なんというか、みんな自分勝手すぎでキャラの共感を持てないのが最悪でしたね。

・骨が動き回るのはなかなかに面白いですし、ティラノ系2匹とプテラノドンも出してきたのはいいですね。また合体も実にB級っぽいです。ただ、残念ながらCGの出来は非常に悪く、また合成シーンもかなり低レベルでした。折角骨なんですから、がぶっと噛んで、切断された体を顎の下からぼたぼたと落としてほしいものです。
【ここは問題かな?】
・学長も悪い人かと思ったそれほどでもないし、それにしては最初の立ち退き問題も…単にダコタさんが契約書を読まずにサインしたから?読まない方が悪いのは当然です。それなのにダコタさん怒りすぎでしょう。
・骸骨なのに吠えたり、鼻息荒くしたり、目が見えるのは何やら赤く光っていたのでありかな。さらにプテラノドンに至っては優雅に空を飛んでます。(@@) すべて古代の精霊の仕業ということでしょうけど。
・ヲタクっぽい学生と何故か美人のカップル…みんなその場で発掘作業しているのにどうして森の中に入って、しかも迷うかな。しかも先生、生徒数人なのに気が付かないという。
【一言いいたいコーナー】
・ジャケ写にはなぜか生舌がありますが、ありません。

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B級ぶりが、手に取る様に分かるレビューでした。
かえるままはSFが好きなんですが、これはカテゴリー的にパニック映画?でしょうかね。
これはもうB級以下ではないかと思います。(^^;
これは一応パニック映画ですね。ちょっとオカルト的なところもありましたけど。
そういえば最近SFという作品を観てないですねぇ。
昔はSFばかり観ていたのに。(^^)