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高校を7年で卒業し、大学も出たケ・ドゥシク(イ・ソンジェ)、ついに江南(カンナム)も自分の物だと思った矢先、彼に三度試練が…世の中グローバル社会になりつつあるため、ヤクザの世界もグローバル経営を学ばなければならない。という組長(ソン・チャンミン)言葉に、ドゥシクは今回はほかの者にやらせてくださいと願い出ます。
しかし人選に大学を卒業したものとという条件を出され、結局ドゥシクに白羽の矢が立つのでした。
グローバル経営を学ぶためには大企業に就職しなければならない!
潜り込んだのはコソングループ…しかし研修中にとんでもないミスをし、回されたのは企画室ではなく保険の営業。しかもドゥシクのミスの責任と研修を担当していた本社企画室のパク(チョン・ファン)が左遷され彼の部下になったため、さぁ、大変。
万年係長のキム(チョン・チャンゴル)と同期入社のスジョン(ソ・ジヘ)とともにパワハラ、セクハラとパクの横暴は止まりません。
そんな中、裏の世界でヤクザであるシン・ガンナム(イム・セホ)と繋がりのあるパクは、会社に対してデモを行っているスジョンたちに彼らをぶつけようとするのでした!

2001年「マイ・ボス マイ・ヒーロー」
2006年「マイ・ボス マイ・ヒーロー2 リターンズ」
2007年「マイ・ボス マイ・ヒーロー3」


というのはおいておいて、配役が変わったのもあるんでしょうけど、演出にも問題があるのかもしれません。
前作までの主人公であるドゥシグ、その配下のサンドゥ、テガリがあまりにも個性的でインパクトがあったために、どうしても地味に見えてしまいます。特にサンドゥはいてもいなくても同じありさまなのが酷いです。テガリも空回りですね。残念ながら3人のお笑いコンビという図式はなくなってしまいました。
また暴力シーンはかなり抑えられています。
回を重ねるたびに抑えられているような気もしますけど…逆に結構普通の作品になっていて、こういうところでも逆にインパクトがなくなっているのかもしれません。
ストーリー的には今までの2作をお手本にしている感が強く、取り立てて新しいところもありません。
こうしてシリーズモノは消えていくんでしょうねぇ。(^^;

・前半のアクションシーンは結構いいです。まぁ、夢なんですけどね。(^^;
・少林寺のシーンは好きなんですけど…この世界にはちょっと合わないかも…でも、やっぱりこういう人たちは好きですし、ラストの登場シーンは格好良かったです。変ですけど。
【ここは問題かな?】
・伏線ともよべない夢が長すぎかな。
・実は予備知識もなく見たので、誰がどの役かしばらく変わりませんでした。(@@)
【一言いいたいコーナー】
・英題は「マイ・ボス マイ・セールスマン」です…私のセールスマン?これは何か変なような。

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ここまで変えてしまうと、もはや別物のパクリ作品と同じかもしれませんね。
3作共にコメントして頂き、ありがとうございます。(^^)
シリーズモノは一応、同じ世界観ということで観るんですけどレベルを保つ、もしくは上げるのは難しいですね。
「トレマーズ」が3でかなりレベルダウンしたのを4で引き戻したとか、素晴らしいシリーズもあったりするんですけどねぇ。
残念ながらここまで配役が変わると…役者さんたちも気の毒かも。(>_<)