![]() 製作国:韓国 監督:チョン・フンスン 脚本:チョン・フンスン 撮影:チョ・ドンクァン amazon.co.jpで詳細を見る。 |

高層ビルの屋上で今日もヤクザたちの戦争が起こっていました。
ヘリから戦場に降りたち組員の窮地を救った女組長ウンジン(シン・ウンギョン)でしたが、敵の奇襲部隊の攻撃を受け、なんとビルから落とされてしまいます。偶然にも下を通っていた運搬車に積まれていたトランポリンのおかげで、奇跡的にもバウンドし養鶏場のトラックに落ちます。羽まみれになりながら地面に転がり落ちた彼女を助けたのは、酔っ払っていた中華料理店の主人でした。
それから2年、あの日の衝撃からか記憶を失ってしまっていたウンジンは、そのまま中華料理店で住み込み、名前もシュシュ(店の名前でもある)と呼ばれ、出前持ちとして働いていました。
主人にとっては看板娘が来てくれたおかげで、店は繁盛するしいうことなしでした。ただ1つ夜の生活を除いて…。
身体に触ろうとすると、ぶっ飛ばされるのです。(^^;
近所の女性のいじめに耐えながらも、出前にせいを出すシュシュ…その合間にも本を読み電流を流したり、カミナリに打たれようとしたり、変な薬を試そうとしたり、記憶を取り戻す努力を続けます。
そんなある日、銀行で順番を待っていたウンジンは閉店間際の銀行強盗に遭遇、慌てて伏せていましたが、犯人の1人が妊婦の腹を蹴ったことが引きがねとなり、昔自分がされたこととオーバーラップ、気が付いたときには3人の銀行強盗を叩きのめしていました。
この事件をきっかけとして、彼女の存在はかつての宿敵白鮫一家にばれてしまいます。
あの事件で死んだと思われていた白鮫は、なんと一部機械化(!_!)されて生きていたのです。
一方舎弟マジンガーも、別ルートでようやく親分の所在を突き止めます。
銀行強盗退治のために町のヒーローと祭り上げられていた彼女でしたが、ヤクザの女親分であることを知ると町の人間たちは…そしてそんな彼女に白鮫一家が!

2001年「花嫁はギャングスター」
2003年「花嫁はギャングスター2 ザ・ブライド」


前作では姉の「あなたの花嫁姿を見たい」ということが発端で、おしとやかに花嫁になる努力をしていたウンジンでしたが、今回は記憶喪失による一般市民…でも危機回避能力は健在です。
最初と最後を除くと、ギャグが多くベタベタが多い割には面白かったです。前作よりも多かったのではないでしょうか。
相変わらず一般市民たちの間で爆発する彼女の行動は当然面白いですね。
残念ながら前回の結婚相手が出てこなかったのですが、代わりに中華の主人がいい感じ、主人の娘とウンジンの交流も少ないですがなかなかよかったです。

・この記憶喪失はやっぱりあの主人のせいだと思います。ビルから落下したせいじゃない!(^^;
・チャン・ツィイーが特別出演…しかし…そこまでのウンジンが格好いいので…これって友情出演?それとも話題性?
・予告編ではハサミを使って大根を切るときに、なぜか出来上がったのはニンジンのナイフ細工、本編では大根で人物の頭を作っていました。この切り方はまるで「シザー・ハンズ」。ほかにも住職に頭を叩かれるシーンなどがカットされていたようです。
・ザ・ブライドというタイトルはどちらかというと1作目にふさわしいような、今回は結婚という話題が出なかったわけではありませんでしたが…ちょっと弱かったですしね。
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毎日伺ってるんだけど、なかなかコメントできない(T_T)
鑑賞した映画が無いので・・何と書いて良いのか
「花嫁はギャングスター」って最近の映画なんですね〜
アクション映画なのかな?・・笑える所も多々ありそうな感じなんですね。
ぎくっ、うーん、なんだか古いのばっかり上げていますからねぇ。知らない映画のコメントは難しいですよね。私もまだ観たことの無い映画にはできないです。
でも、いつも見て頂いてありがとうございます。
この「花嫁はギャングスター」は、銃で…というよりもカンフーものに近いので、その手のが好きだったらハマるとおもいます。ちなみにシリアスなところもありますが、コメディです。(^^;
オススメですよ。