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香港…万能探偵事務所を営んでいるウォン(マイケル・ホイ)、従業員である美人秘書のジャッキー(テレサ・チュウ)とちょっとお間抜けな助手チョンボ(リッキー・ホイ)を安月給でこき使っていました。そこへ現れたのが工場を首になったキット(サミュエル・ホイ)。カンフーの腕に惚れたウォンは、これまた安月給で雇うことにします。
浮気調査にローンの取り立て、スーパーの万引き調査など、なにげに大変な仕事をの中、次第に発揮されていくキットの実力に、自分の存在が薄くなりウォンは渋い顔。
そんなとき、映画館から爆弾を使った脅迫手紙が届きます。2人は調査のために映画館へ赴くのでしたが…。

1974年「Mr.BOO! ギャンブル大将」
1976年「Mr.BOO! ミスター・ブー」
1978年「Mr.BOO! インベーダー作戦」


Mr.BOO!というのは配給会社が付けたようですが、マイケルも気に入ったようです。ただ、シリーズとはいっても話の内容は全く違いますので、どこから鑑賞しても問題ありません。
この作品では、ウォンとキットが主軸で、チョンボは助手としてはいるものの出番はやはり少ないです。とはいうものの、「Mr.BOO! ギャンブル大将」に比べるとコメディ部分が格段に上がっています。
当時の香港の暮らしぶりに合わせたギャグをウォンがキットにツッコミ(教え)ながら解決(?)していくパターンの、まるで一種のオムニバス形式ですが、次第に単独で動いてスマートに解決するキットの格好よさ。どじりながらもウォンたちを助けるチョンボも、実際には機転がきくのでは?と思ってしまうほど。
またキットがカンフーの達人(と言ってもいいのかな?)なので、アクションシーンも多いですし、ウォン自身もソーセージをヌンチャクに見立てて戦ったり、相手がジョーズ(音楽も)だったりしてパロディ要素もあって楽しめました。
オーソドックスなギャグが多いものの、まだまだ笑えますね。

・パロディ映画が好きなので、やっぱり序盤の厨房のアクションシーンは面白いですね。
・音楽はサミュエル・ホイ担当です。好きですねぇ。
・ジャッキーがウォンを労わるところは予期してなくてプチ感動。よかったです。給料を上げてくださいね。
・カーチェイスで車が壊れるところはまるでプラモデルかのように要所要所が壊れていて面白い。ウォンが計算機で被害費用をはじき出していると計算機が火を噴いたりしてびっくり。(^^)
【ここは問題かな?】
・サミュエルが車を壊しながらモーテルに到着した時には、わざと無音にしている箇所がありました。ここは吹き替えを入れない方がよかったんで社内かと思います。無音という意図なんですから。
【一言いいたいコーナー】
・ラブホテル店員が次男のスタンリーホイらしいです。
・マイケルの吹き替えはもちろん広川太一郎、サミュエルをビートたけし、リッキーをビートきよしが努めています。サミュエルにはちょっと合わなかったような気がしましたが…。


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オーソドックスでしたが、今でも笑えましたね。
>カーチェイスで車が壊れるところはまるでプラモデルかのように要所要所が壊れていて面白い。
そうそう、ココもおもしろかったです!
私は字幕版で観たのですが、サミュエルがビートたけしってのは
あわなさそうですね^^;
3人の中ではサミュエルが一番(役柄的にも)男前ですよね。
カンフーもかっこよかったし。
吹替えにタレントを起用するのはこの時代からあったんですね。
ですねぇ、今でも笑える部分があったりして楽しめました。
お笑いなので吹き替えにタレントを起用したのかもしれませんが、やっぱり違和感ありすぎですね。
この話ではサミュエルは格好いい役どころなので、ぼそぼそと喋るのはどうかなと、個人的には思ってしまいますね。
ちなみに、次の「インベーダー作戦」では別の人になっているのでやはり駄目だったのかも。