![]()
|

香港…MTV(マウス・テレビ)と8年契約をしているTVタレントのブー(マイケル・ホイ)でしたが、登場したのはわずか一回、それすらも失敗したブーは失業状態でした。ところが、ある日のこと、CTV(キャット・テレビ)からクイズ番組の司会の依頼がきます。えげつない番組でしたが、司会は大好評。CTVから5年契約を言われますが、そのためにはまずMTVの契約を解約する必要がありました。
さっそくMTVで解約しようとしたブーでしたが、制作局長のウォン女史が契約内容(白紙でMTVが自由にかける)を逆手に取り請け合ってくれません。
やむなくブーは女装し、弟で発明家のチョンボ(リッキー・ホイ)と一緒に強硬に金庫破りを決行!しかし逆にチョンボが金庫の中に閉じ込められるトラブルが…なんとか逃げたブーは、チョンボの彼女の兄、マジシャンのロン(サミュエル・ホイ)の協力を仰ぎ、再度MTVへ忍び込むのでしたが。

1974年「Mr.BOO! ギャンブル大将」
1976年「Mr.BOO! ミスター・ブー」
1978年「Mr.BOO! インベーダー作戦」


タイトルのインベーダーは、やはり1978年、爆発的大ヒットとなったタイトーのゲーム「スペースインベーダー」から撮られているのでしょうか。後半で宇宙人のような紛争してダンスをするシーンがありますが、その部分がインベーダーらしいです。字幕にはそういうのないみたいですけど。(^^;
当時の中国TV局の有様を皮肉っているらしく、2局の争いのため出演者は契約で縛られていたそうです。
いくらなんでも白紙の契約書はないでしょうけど、そんなので8年も縛られたらたまったものではありませんね。まずブーがそんな契約にサインしたことが問題でしょう。
さて、この作品ではようやく3兄弟が「まとも」に登場。おそらく3作品の中でもっともドタバタの多く、しかも洗練されている作品だと思います。
コメディシーンのつるべ打ちは素晴らしく、時間も忘れてあっという間に観れる作品に仕上がっていると思います。
相変わらずブーの失敗も多いのですが、ハンガーに引っかかるところとかなにげに凄かったり…でもその後、何かの要因でバレたりドジしたりしますけどね。
最初の3作の中では、文句なしオススメ品だと思います。

・歌がとても好きです。もちろんサミュエルですが、冒頭でアフロの歌手も彼です。アフロすぎてわかりませんけど。(^^;
・クイズ番組がかなり面白いです。登場しているおばさんの演技も凄いのですが、喋りもここでは最高潮です。えぐいクイズとストーリーで表現しているのは、次のクイズに行くときに、お金と何か自分のものと交換しなければならず、それはどんどんエスカレートし、最後は病弱の旦那との交換になります。この部分はさすがに人道的に問題なのでしょう、吹き替えが入っていないのでTV放送時はカットされたようです。
・接着剤のシーンは当時大笑いしました。今回は知っているのでニヤリかな。
【ここは問題かな?】
・折角のチョンボの発明の活用がちょっと少ないかな。笑いガスと感じるテレビだけかな。接着剤もどこかで使ってもよかったような。
【一言いいたいコーナー】
・「Mr.BOO!ミスター・ブー」でツービートが声優を担当していましたが、今回は別の人に代わっていました。相変わらずのぼそぼそなんですけど、まだいいです。


子育て 時々 映画(マミイさん)の「アホだなぁ・・・・・♪」
▼ よろしければ、励みになりますのでクリックをお願いいたします ▼


冒頭がサミュエルとは調べるまでは気づきませんでした。
彼は音楽的才能もすごいですよね。
ネーミングのセンスがいかにも商魂たくましいのですが、
逆にそれがブーらしいなぁと思いました。
あの宇宙人がインベーダーなんて苦しすぎますよね^^;
まあ、1974年製作のルパン3世の実写版映画も
サブタイトルは当時流行っていたからというだけで
「念力珍作戦」となっているので
映画業界がこういう売り方をするところなんでしょうね。
感じるテレビが将来的にうちにやってくると
番組内容を厳選しないと大変な事になりますね。
『スクワーム』なんて観た日には・・・・・^^;
私も冒頭のでサミュエルだったというのは、後になって知りました。
アフロにサングラスまでかけていましたからねぇ。(^^;
確かにあの宇宙人がインベーダーというのは苦しいですね。
しかも字幕では何も言っていないのに、吹き替えだとインベーダーと言っていますし…もう何でもアリな映画だったのかもしれません。
ちょっと今考えるとあり得ないですねぇ。
ルパン3世の実写版(もあったんだ)もそういう名前でしたか。(^^;
ユリゲラーかな。
感じるテレビで「スクワーム」!!(@o@)
一番は、譲りますね。(^^;;
トラックバックありがとうございました。