![]() 製作国:香港 監督:ユエン・ウーピン 製作:ウー・スー・ユエン 撮影:チャン・ハイ amazon.co.jpで詳細を見る。 |

カンフー道場を営むウォン・ケイインの息子ウォン・フェイフォン(ジャッキー・チェン)は、強さを鼻にかけ、修行は不真面目、町では時にはならず者をカンフーで懲らしめることもありましたが、女の子にも悪さをする放蕩息子でした。今日も初めて目にした美人にイタズラをしていましたが、今回ばかりはその母親にこっぴどく怒られる始末。
家に戻ってきたフェイフォンはイタズラした娘が従姉妹で、しかもその母親が父の妹であったことにびっくり仰天。罰として師範コイシンの元で修行を強要されます。しかしそれすらズルをするフェイフォンにケイインは、彼を叔父の赤鼻のソウ(ユエン・シャオティエン)に預けることにするのでした。
半分騙されて1年間の修行をすることになったフェイフォンが、まじめに修行することもなく、ソウを修行で使っていたカメの中に閉じ込めて逃げ出すのでした。
修行で濡れた服を乾かしていたフェイフォンは、その場所を依頼主との連絡場所に使っていた暗殺者イム・ティッサムと衝突します。無謀にも腕を信じて向かっていきますが、まったく太刀打ちもできずに倒されてしまったフェイフォン…プライドをズタズタにされて、走って逃げる彼は再びソウの小屋に戻るのでした。
こうしてソウの厳しい修行の元、彼はたくましく成長して行くのでした。
やがてソウがフェイフォンに授けたのは、酒に酔ったような型を持つ酔八仙の酔拳でした。
1年が過ぎようとしたころ、道場では町の山の石炭を巡っての抗争が勃発。町の人間のものだというケイインは、山を我が者にしようとする悪者にとっては目の上のたんこぶ、そしてそれを排除する方法はティッサムへの暗殺依頼という形をとるのでした。


ジャッキーはこの映画で一躍有名になり、映画からもドランク・モンキーという名で知られました。
いままでのブルース・リーのカンフーものとは一転、コメディを全編にちりばめ、ただ技と技とが激突するだけのカンフーに、コメディ的動きや、紙一重で武器と絡む殺陣は、今まで観たことのない動きで、観る者を釘付けにしました。さらに酔拳という、酔えば酔うほど強くなるカンフーの動きにも目を見張ったものでした。
この後、「蛇拳」「笑拳」など続きますが、基本的に「カンフーがある程度使える」「負ける」「修行する」「反撃」というパターンが続きました。こういう流れは定番となり1パターンではあったのですがやっぱり面白かったですね。(^^;

・今から28年ほども前の作品になってしまいました。ジャッキーも若いですねぇ。
・これはDVDではなく以前「21世紀特別編」という名目でTV放送されたものでしたが、以前観たときと吹き替えが違っていました。未公開シーンなどがあって、再吹き替えをしたのでしょうか。セリフはとにかく知っているシーンが全然変ってて残念でしたが、シーン自体は古すぎてどこが変ったのかよく判りませんでした。でも中華飯店で食べたものを吐き出すようなシーンはなかったような気がしましたが…うーん。
・15年後に「酔拳2」が作られましたがこれは新たな構想のもとに作られたために続編というわけではありませんでした。

子育て 時々 映画(マミイさん)の「記念すべき第1作目は・・・」
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あ〜、ジャッキーだぁ〜
これは、見ました!凄い、ジャッキー&カンフーブームに
なりましたよね?確か(汗)
凄いよね、私、昔から今まで、ジャッキーのアクション
以上のアクションスター見たこと無い!!
ブルスリーよか上なのかな?・・ブルスリー物、見たこと
無いので、分からないのですが・・・・。
でも、ジャッキーはアクションスターの中の大スターだと
1人思っておりまする〜。
音楽を聞くと
血が騒ぐ(笑)アチョーです…
ジャッキー、若っ!!
いまだに現役でいるのも凄いですが、この作品はこの手のブームを作りましたね。
あの紙一重で戦うシーンは今までに観たことがありませんでしたし、なんといってもそこにギャグまで入れていたのは凄かったと思います。
ブルース・リーとはまた別の面白さでした。
やや、ブルース・リーファンでしたか。
彼の作品はちょっと数が少ないですが、シリアスキャラとしては最高でした。
もっとも唯一ギャグが入っている「ドラゴンへの道」も好きなんですけどね。
あの雄叫びもはやりましたね。(^^;
コメントとトラックバックをありがとうございました。
子供の頃はジャッキーばかり観ていましたが
その他の人もいいですよね。
出番は少ないですが、実は叔母さんが好きだったりします。
他の映画でもカンフーの達人役で出てたと思いますが
足がピンとのびて、ホントかっこいいと思います!
地上波でジャッキー映画をやっていた頃は本当におもしろかったです。
日本独自のオリジナルテーマソングが好きでした。
懐かしくなって、Youtubeで聴いてしまいました。
確かになにげに周囲の人たちも達人なことが多いですね。
ヤングマスターなど、その最たるものではないでしょうか、みんな達人です。(^^;
女性のカンフーは体の柔らかさを使った動きが多いです。足ピンには驚きです。
オリジナルテーマソングって日本独自なものなんですね。
木人拳の最初の歌がDVDだと入ってなくって愕然とした思いがあります。
私はCDレンタルしてしまいました。(^^)
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