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あの戦いから10年後、国境の南の村…かつてのガンマン、チコ(ジュリアン・マテオス)は村娘と結ばれて、平穏な農民生活をおくっていました。しかし、またしてもロルカ(エミリオ・フェルナンデス)と呼ばれる盗賊に目を付けられます。チコの抵抗もむなしく、負傷したチコも含めて男たちは捉えられ砂漠へ連れていかれました。
残ったペトラ(エリザ・モンテス)は、再び助けをお願いするために町へ…。
ペトラと出会ったクリス(ユル・ブリンナー)とヴィン(ロバート・フラー)は、再び村を救出するため、そして友人であるチコを救い出すために仲間を集め始めました。
刑務所でフランク(クロード・エイクンス)、ルイス(ヴィルジリオ・テクセイラ)、女たらしのコルビー(ウォーレン・オーツ)、闘牛が上手いマニュエル、くしくもチコを救い出すと7人のガンマンがここにそろったのです。
彼らは、盗賊たちが向かったというコンチョ川の上流から国境まで続く≪悪魔の背骨≫と呼ばれる地へ向かうのでしたが…。
「荒野の七人」の続編として作られたものの、ユル・ブリンナーのクリス以外は役者から配役まで一新されています。チコなど以前から国籍まで変わっているので最初チコとはとても思えなかったり。
しかも同じように町で5人を選ぶわけですが、魅力的なキャラがいない+あまりキャラの特徴もないことにも困ったものです。実は服装も結構かぶってたりします。敵は以前よりはるかに多いというのに、こんな連中というか、人数でいいのかな?と。(^^;
いかに前回の7人にはカリスマがあったということでしょうか。
ちなみに…今回、誰かが死んだときに「えっと、だれだったっけ?」っていう感じでしたから。(@@)
まぁ、続編はやはり駄目だという見本ということで。
【ここがいい!】
・アクションシーンもかなり以前とは劣っていて、平気で物陰から出て撃っていたり、それでも当たらなかったり、近くを跳弾しても知らんぷり…まぁ、それでも終盤のダイナマイトを使った戦いは迫力ありました。
・10年経った間にマッチが黄燐マッチから変わったようで、マッチ箱から出して側面を擦って点けていました。格好よさは亡くなりましたが、時代を感じさせてくれる演出だったと思います。
【ここは問題かな?】
・クリスはともかく、ヴァンですらあまりにも特徴がなく、魅力もないです。もう少し掘り下げてほしかったです。
・敵ロルカのキャラ設定が分かりにくく、実はクリスともつながっていて…どれだけいろいろな人と絡みまくっているんだろうって思います。もともとのきっかけは神父ですか?
・折角前作でチコが人生を決めたというのに、またふらふらとしはじめるのは辞めてほしかったです。どっちかというと、代わりに入ったと思えるマニュエルをもっと前面に出してもよかったでしょうに。
【一言いいたいコーナー】
・犯罪者から仲間を募るのは「特攻大作戦」でもあった手法ですが、実は好きなシチュエーションの1つです。
・ユル・ブリンナーはマックィーンが出ないことを知って出ることにしたって聞きましたけど、やっぱりいるといないとでは…。
・さらに2作も作られているらしいですが…とりあえずTUTAYAにはなくてよかったです。(^^;
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1966年か〜。
時代が時代ですものね。
と言っても、同時代で1968年の「2001年宇宙の旅」は名作でしたよね。
うーん、どうも続編は前作の名前におんぶにだっこな作品が多いですから…これもその典型的作品だったと思います。
「2001年 宇宙の旅」は名作ですね。
でも、私この作品観たのが学生のころで、なんだかさっぱりわからなかったんですよ。(^^;; HALが暴走するところは怖かったんですけど。
もう一度、観直さなければならないですねぇ。
こちらも、リンクできました〜。
これからも、宜しくお願いしますね〜。
「2001年宇宙の旅」は「マトリックス」が現れるまで、マイベストMOVIEでしたよ。
何度見た事か。
マトリックスもですが。
やっぱりSFが好きですね。
リンク確認しました。
こちらこそ、映画ばっかりですけど、よろしくお願いいたします。
食べ物ネタはあっちで。(^^;
「マトリックス」は内容もそうでしたけど、演出も活気でしたねぇ。
これは当時思わずマスターを買ってしました。
うんうん、SFいいねー。