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2011年、内閣からも独立している会計検査院の松平(堤真一)・鳥居(綾瀬はるか)・旭(岡田将生)の3人は、現地調査のために大阪へと訪れました。
各会社を回っているうちに、年間5億もの予算を受けている財団法人OJOで携帯を忘れてしまった松平は建物のに引き返しますが、先ほどまでいた職員は誰もおらずなにかおかしい。
対面にあるお好み屋≪太閤≫に陣取りながら調べ始め、ついに強硬にOJOへ入った松平は、そこで≪太閤≫の主人である真田幸一(中井貴一)にある扉の奥に案内されます。その長い通路を歩きながら説明する真田の言葉には、松平を戦慄させる内容だったのです。
一方、真田の息子である大輔(森永悠希)は、女の子どありたいという思いから女装をしていましたが、それはいじめの引き金となり、彼を守るために近所の娘茶子(沢木ルカ)がいじめっ子と戦っていました。そして…いじめを心配していた鳥居は仕事に関係なく2人に接し始めるのでしたが…。


ボケとツッコミや人情味あふれる人々の裏の顔と考えれば、なかなか恐ろしい話ではありますが、いかんせん彼らがいったい400年もの間何をしていたのかがものすごく希薄で年間5億もいったい…しかもこれを国家は認めており、それでありながら会計検査院が知らなかったというのはなんとも。さらに死を悟った父が息子にという伝え方も…次男、3人は?娘はどうなっているの?嫁さんは?こんな状態で≪大阪国≫か立ち上がると経済が麻痺するというのも、大阪は生粋の大阪人の男しかいないのか?とか…誰もいない大阪って…観光客もいないのかい?って…まぁ、なんとも雑な作品でした。
またこの作品では、父と息子の絆をテーマに主眼に置いているらしく、真田家の問題、そして松平と今は亡き父の話などが盛り込まれており、その部分だけを取り上げるとまだいいと思うのですが、全体的に特に盛り上がりもなく淡々と終わりましたね。(^^;
もっと≪大阪国≫が立ち上がり、宣戦布告でもするのかと思っていた私は、肩透かしでした。

・会計検査院来訪に怯える会社が面白いですね。私も会計ではありませんけど、ISOなどで検査官が来るときには会社中で大騒ぎしたものですが…これ以上は書かない方が吉です。
・食事風景は面白いです。残念ながら大阪特有の会話などはほとんどなく、逆に鳥居さんの行動が面白かったりです。
【ここは問題かな?】
・設定上の問題多し。
・戦国時代の話などは不必要だったような気がします。一番盛り上がっているのがソコですから。
・狙撃犯の問題は?まったく問題視されていないような?
【一言いいたいコーナー】


パパがんばって(^^)/(かえるままさん)の「映画「プリンセストヨトミ」」
いやいやえん(makiさん)の「プリンセス トヨトミ」
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http://kaerumegane.blog22.fc2.com/blog-entry-649.html
かえるままは生まれも育ちも道産子で、とっても新鮮でしたよ。
何て言うのかな、「歴史」が、今現在自分が立ってる地に繋がってる感覚って本当に分からないんです。
北海道は歴史が浅いので。
そういう理由で、本州って幽霊とかも恐いです。
「落ち武者とか出てきたらどうしよう〜」とか。
ゴキブリも恐いです。今生で一度も遭遇したことないかえるままとしましては。
(;・∀・)
なるほど、生まれでも観た目は変わるかもしれませんね。
私は人生の半分くらいは大阪です。(^^)
でも北海道も熊の歴史が脈々と流れていると思います。
トラックバックありがとうございました。大丈夫ですよ♪
こちらからもさせていただきますね。
ゴキブリはね。
怖い話を2つばかり持っていますので、またいずれ機会があればお話ししましょう。(^^;;;
ゴキブリの怖い話ですか.....
精神を鍛えておきます。
こういった歴史と直接繋がっている街というものに憧れてしまいます
歴史を覆い隠す父子の物語としてはなかなか面白いアイデアでしたが、誰も本当の事をうかつに話さないというところは少々ありえないな〜と思いながら見てしまいました
大阪国としてのプライドをもっているからなのでしょうか
原作は未読ですのでわかりませんが、娘の場合はどうするんでしょうね
たこ焼き、お好み焼きが美味しそうでしたね^^
大丈夫、大丈夫。
1つは食事ができなくなって、もう一つは鳥肌が立つくらいですから。(^^;
みたいな味を含む壮大な映画かと思ってました^^
とはいえ素材は面白そうですねぇ(^^)☆
やや、makiさんも北海道ですか。
たこ焼きやお好み焼きも好きですけど、北海道も美味しいものが多くってうらやましいです。
そうですねぇ、父子の受け継ぐ話は面白かったのですが、どうも盛り上がりに欠けていたような気がします。
実際、設定的に抜けが多すぎましたね。(^^;
この映画の説明では母や娘は関係ないようですね。(@@)
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきました。
うんうん、そうですね!
かなり期待していたのですが、非常に残念でした。
こういう裏の世界的な話は好きなんですけど、実は政府は知っているとか、でも守っているだけで…うーん、なんとも消化不良です。(^^;
タイトルから全く期待してなかったんですが、前半はとても面白かったです。次に何が起こるのか全く想像できず、ワクワクしました。
でも、後半は尻すぼみでしたね〜。白くじらさんの指摘した、誰もいない大阪、5億円の使い道、王女呼び、狙撃犯などの問題はわたしも思いました。ラストもなんで十字架?という感じで。
鳥居さんがホント、面白可愛かったですね!
私は大阪が独立戦争でも挑むのかと思ってました。(^^;
中井貴一さんなら結構切れた戦いになるかなって期待していたのですが…。
私も前半は、なんだろなんだろとかなり面白かったのですが…本当に尻すぼみでツッコミどころ満載でした。各シーンだけとってみるとよかったりするのに…なんだか折角の大阪なのに残念です。
鳥居さんはよかったですよー。(^^)