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2006年09月23日

アベレーション

彼らは凄まじい速度で進化を続けるのだ!

アベレーション1997年(ABERRATION)
製作国:ニュージーランド
監督:トム・ボクセル
製作総指揮:イアン・オウゼイ、アラスデア・ワデル
製作:クリス・ブラウン、ティム・サンダース
脚本:ダーリン・オウラ、スコット・リュウ
撮影:アレン・ギルフォード
音楽:プラン9
特撮:ケヴィン・チスノール

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ストーリー
ここは冬も終わりのラングーン…猫のフランキーを伴い子供のころ住んでいた山小屋へ来たのはエイミー・ハーディング(パメラ・ギドリー)、彼女は過去から逃げここで暮らそうとやってきたのでした。山小屋は古くいろいろなところにガタがきていましたが、思い出の残る山小屋は、彼女にとって心休まる場所だったのでしょう。
そのころ山で環境状態を調べていた生物学者マーシャルは、あちらこちらでぶよぶよとした粘着力のある物質を発見していました。

山小屋で暮らすエイミーは、ケーキを何かに食べられこの小屋には虫か何かがいることに気付きます。
さらに猫の餌まで食べられ…彼女は山麓にある店で殺虫剤を買うことにするのでした。ところが買ったばかりの中古車のエンジンが壊れ、ちょうど来店していたマーシャルの車で送ってもらうことになりました。

小屋の中では彼女が飼っていたフランキーが、無残な姿で死んでいました。
マーシャルは謎の生物だと考え嬉しそうにしますが、エイミーはそれどころではありません。
生けどりを主張するマーシャルを押さえ、発見した生物にプシュプシュと殺虫剤をかけてしまいます。マーシャルが調べたところ、口には毒液を吐くような仕組みがあり、ヤモリが異常進化したものではないかと言います。
彼はこれを大学へ持ち帰るためにしまいますが、外は知らない内に吹雪と化してしまいました。
このまま小屋には残りたくないエイミーを連れて車を出したものの、視界ゼロの道で案の定事故、彼らは車を捨てて近くの山小屋へ避難することにしました。
そこはエイミーが子供のころ世話になったピーターソンの小屋でしたが、なんと小屋の中でピーターソンはヤモリたちに襲われ、すでに死んでいたのです。ガスが出しっぱなしになっていたことに気がつき、エイミーはすぐさま火をつけて小屋は大爆発!(このときだけ吹雪がやんでいます)彼らは再び小屋へ戻ることにするのでした。

小屋に戻ったマーシャルは、しまっていたヤモリの死体がなくなっていることに気付きます。
死んでいなかったのでしょうか、中には自分で仮死状態になるものもいるとか…慌てて捜し出し今度こそ生き返らないようにと解剖をするマーシャル、その結果「タマゴが3個無い」ことに愕然とします(なぜ判るの?)。そのタマゴからかえったヤモリたちは、すでにかなり大きくなり2人を襲ってきました。
しかもなんということか殺虫剤をかけても死なない身体になっていたのです。恐るべき対応力の進化をおこなうヤモリは、水槽で窒息死させても、次の瞬間エラを作り出し呼吸ができるように進化するのでした。しかも彼らが生んだのか屋根裏、ベッドの中にも無数のタマゴが!!
孤立してしまった彼らに生き残るすべはあるのでしょうか。

映画レビュー
まぁなんといいましょうか…ストーリーはあって無きが如しです。とにかく襲ってくるヤモリたちを倒すのがこのお話です。
キャッチには群れをなして襲ってくるとありましたが、あまり群れという感じではありませんでした。でもどんどんと襲ってきます。
タマゴを作るのも早ければ、孵化から成長までもかなりの速度のようです。しかも生まれるときの進化だけではなく、そのままでも成長しています。ストーリーでも書きましたが殺虫剤の耐性、水に入ればエラ呼吸、このほかにも尻尾を握られ引っ張られると角がにょきにょきと生えてきたり、燃やされると口から消化液を出すようになったりと…これは凄すぎるぜ!のヤモリくんたちでした。
造型があまりにもチャチなのが残念です。

対する人間側はエイリーもマーシャルも、ヤモリに対してはイマイチで、特にマーシャルは口だけは達者ですが銃も満足に撃てない軟弱もので、大量に無駄弾丸を撃ってくれていました。ただラストでは大いに切れてくれたのはよかったです。
意外なことにヤモリに強かったのは、エイリーを追いかけてきたユーリというヤクザ者です。こういう話ではすぐに死ぬと相場が決まっている脇役ですが、彼は銃の名手だったのです。二丁拳銃で撃つ撃つ、床に落ちる薬莢もなぜかスロー撮影だったりして、ここだけ違和感がありました。(- -;
おや、そういえばこの作品、あと別の小屋のおじぃちゃんと店のおばちゃんの合計5人しか出ていないというのもびっくりかも。

これは愛すべきB級以下に入る作品で、腹を立てる人もいらっしゃるとは思いますが意外と面白かったですね。(^^;
…あれ?そういえばこの原因は?まだ山にいるんじゃないの?

Number214【一言いいたいコーナー】
・猫好きの人は観ない方がいいでしょう。
・「アベレーション2」と同じ名前を付けている作品もありますがこちらはゴキブリの話らしいですね。また見かけたら観てみましょう。なんでも登場人物の1人がかなり面白いことをしてくれるようです。
・こういう進化ものでは「エボリューション」がありました。ただあれでもその場で進化はしなかったようです。
 


posted by 白くじら at 21:20| Comment(0) | TrackBack(0) | モンスターパニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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