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1861年、清帝国、戦乱の時代…外国の列強に侵略され続け、帝国はもはや崩壊寸前でした。今や朝廷は混乱、反抗心の強い民衆たちは武術の鍛錬に心血を注いでいました。
猛将スー・サン(チウ・マンチェク)は義兄ユアン(アンディ・オン)と部下を率いて囚われた親王の救出を果たします。親王はスーを湖北の知事に推薦するよう言いますが、かれはそれを断りユアンを押すのでした。
5年後…スーとユアンの妹シャオイン(ジョウ・シュン)は結婚し息子ファンを授かっていました。
父の誕生日に戻ってきたユアンは、18年前の恨み(実の父はかつて五毒蛇拳を使って暴れており、今の育ての父に殺されていたのです)を忘れておらず、五毒蛇拳を使って父(レオン・カーヤン)を惨殺してしまいます。さすがに妹とその息子を殺すことはありませんでしたが人質にとったためにスーはユアンと対決。しかし五毒蛇拳は強くスーは濁流にのまれ、シャオインもまた濁流に身を躍らせます。
かろうじて生きながらえた2人を救ったのは山に住む医者のユ(ミシェル・ヨー)でした。
再起不能かと思われたスーはシャオインとユの献身的な介護によくなり始めますが、息子を助けられなかった苦しみから酒におぼれてしまいます。
しかし山に住む武神(ジェイ・チョウ)との修行に力を取り戻し始めるスー。しかし武神の存在が信じられないシャオインは1人、息子を助けるために山を降りてしまいます。それを追うスー、果たして2人の運命は!
ジャッキー・チェンの「酔拳」で一躍有名になった拳法ですが、この作品は酔拳を生み出したあの赤鼻の老人の若き日の物語となっています。とはいうものの、作中ではもう一人酔拳を使う男性がいて、その男性の技を見て自分も酔拳を作り上げるのですが、実際にはこの男性こそ酔拳の創始者ではないかと思います。でも、なんだかこの男性も武神と同じく幻影だとすれば自分で生み出したことになりますけど。(^^)
全編ワイヤーアクション全開の作品ですが、ちょっとしたジャンプまでワイヤーだとなんだか体が物凄く軽く感じるんですよね。それでいて殴られたり蹴ったりすると宙を飛んで血を吐く…なんだか変な気もします…が、いいです。(^^;
ストーリー的は家族愛を軸に復讐の話となっています。敵の妹が妻という関係ながら、お互いを倒すことにはあまり躊躇ないようですが、なんだか違和感がありました。でも戦いのシーンはやはりいいですね。
ちょっと驚いたのが、あのユアンとの戦いが決着した後、終わるのかと思っていたんですけど…そういえば酔拳ってどうなっているんだ?と初めて気づいたりして。(^^;
というわけで、なんと二部構成になっていたりしました。
後半が飲んだくれて放浪しながら…という話ですがかなり雰囲気が違います。前半で終わっていればきれいに終わっていたような気がしますけど、まぁ、それでは酔拳にならないですけどね。(^^;
【ここがいい!】
・武に優れていても無敵じゃないところがいいですね。やっぱり複数いればピンチにもなるし、当然殴られます。
・武神との修行シーンは変わっていましたね。あそこに老人がいたのは、やはり自分が酒に溺れていたからでしょうか。てっきりここで酔拳を学ぶのかと思っていたら違いました。
【ここは問題かな?】
・ユアンが妹のことをどう思っているのかがどうもよく判りませんでした。
・5年間いったい何が起こっていたのでしょう。あまりの変わりようです。
【一言いいたいコーナー】
・ミシェル・ヨーの扱いが…ほとんどカメオでしょうか。(^^; 彼女のアクションも期待したんですけどねぇ。
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【関連する記事】
新しいので、CGなど駆使してるのでしょうか?ワイヤーアクションって言うんですね?
アクションはジャッキーチェーンという刷り込みもあるので、是非塗り替えてみる必要がありそうです。
カンフーは龍と虎の紋章が有名ですね。(^^)
武器とかも飛び回っていたのでCGも多用されていたようですね。
ワイヤーアクションは、役者さんをワイヤーで吊るすところから名づけられていますが、下手だと途中から重力無視して浮かんだように感じます…でもそこが好きだったりするんですけど。(^^;
カンフーと言えば、一般的にはジャッキー、ジェット・リー、古いところではブルース・リーでしょうか。
面白そうですね〜(^^♪
2012年の早々に見てみます!!(^.^)
ブログDEロードショーからのお付き合いでしたが、
色々映画の話のやり取りを楽しませて頂きました!!
過去記事を順番に見させて頂いてます(^^♪
来年も変わらず、宜しくお願い致します!!
それではよいお年を〜!!(*^_^*)
アクションシーンに関しては、やはりはっとする演出が多かったと思います。えっ、まだ続くんかい!というところもあるんですけど、まぁ、いいでしょう。(^^;
私も知らないハードと音に関しての記事は楽しませてもらっています。
実はよくわかっていないというのは秘密です。(^^)
こちらこそ、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
では、よいお年を。(^^)/