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カリブ海の島…アメリカ海軍の命令により立ち入り禁止となっている難破船の中、水中SEXを楽しんでいたカップルが獰猛な魚の群れに襲われ惨殺されました。その難破船は2ヵ月に沈んだ海軍のフィッシュ・ジェラルド号でした。
クラブ・エリシアムに雇われているアン(トリシア・オニール)はダイビングのインストラクターとして海に潜っていましたが、客の一人が難破船に潜り込み魚に襲われてしまいます。彼女に気のあるらしいタイラー(スティーヴ・マラチャック)と死体安置所で死体を調べたところサメではなく、ピラニアのような魚ではないかと推測します。しかしピラニアは淡水魚、調査は息詰まるのでしたが…。
アンは不仲な夫スティーブ(ランス・ヘンリクセン)とエリシアムの支配人(?)に事情し海が危険なことを話ますが、支配人は一笑に付しアンは首になってしまいます。
そして春分明けの満月、恒例の≪魚フライ祭≫がやってきました。


監督は「タイタニック」「ターミネーター」「エイリアン2」「アバター」などのジェームズ・キャメロン。この作品が映画デビュー作となりましたが、かなりの低予算で苦しんだようで、あまり設定が活かされておらず、また人間関係のドラマもイマイチ、オチの付け方も各所中途半端で終わっています。
ただそれでも、ピラニアが空を飛んで襲ってくるのは発想的に恐ろしい、そして観てしまうんですよねぇ…決して嫌いではありません。(^^)
物語は「ピラニア」の続編とはいえ、前作の登場人物が出てくるわけでもなく、調査中にちらりと数年前に陸軍がベトナムで使う殺人魚を作ったくだりがあるくらいです。タイラーの言によると陸で生息するグルニオンとトビウオを掛け合わせたそうですが、その母体はピラニアなのでしょうか。
ちなみにグルニオンという魚は浜に上がる習性があり、その魚を捕まえるのが≪魚フライ祭≫です。

・やっぱり空を飛んで襲い掛かってくるところでしょう。特撮はかなりしょぼいですけど、こういうシチュエーションがいいんですよね。死体の中に潜んでいるというのにも驚きですが、あんな大きい魚なのにいったい警察は死体のどこを調べているんでしょうか。
【ここは問題かな?】
・頑固に祭りをやる!って言っていた支配人に鉄槌が…転んだだけ?
・もっとばんばん飛んでほしい!
・2ヵ月前に沈没して手を打っていないってどうなっているんだアメリカ海軍。4つの内、なぜ3つしか回収できなかったんですか?
・タイラーさん、あなたが電話していた相手は動かないんですか?
・アンとスティーブの関係はいったいどうなっていたんだろう。平気でスティーブ、部屋に入ってくるし、離婚まではいってない不仲だけ?にしてはアンはタイラーを家に入れてベッドinしてるし…家庭事情がよくわからない。(@@)
・息子のクリスと彼女アリソンは単に遭難しただけ?なんだいそれは!
【一言いいたいコーナー】


子育て 時々 映画(マミイさん)の「ステキなB級感!」
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キャメロン監督にとっては触れてほしくない過去のようですね。
とはいえ、
>決して嫌いではありません。(^^)
私も割と好きな方です。笑
陸に逃げてもダメな死角のないピラニアって
すごく怖いですよね。
ちょっと古い記事ですが、トラックバック送りますね。
ですねぇ、監督にとっては消してしまいたいようですが…ただ、今の大監督と言われる人でもこういう失敗を経て成長していったと思えば…とはいえ、何かあまり監督っぽいところが無かったりして。(^^;
でも、こういう作品は、愛すべきB級映画なんですよね。
このピラニア、陸上で落ちた後でもパワフルですし、また飛んだりするので結構奥地まで行くんじゃないかなと思います。
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。
そっかー。見て見たい様な...
B級映画なんですね〜。
突っ込みどころ満載なんですね。
でも、あまり怖くなさそうで、見たい様な気もします。(怖いですか?)
キャメロン監督ではありますが、あまり彼らしいところはないかも。(^^;
先日UPした「ビラニア3D」に比べると全然怖くないですけど、それでもガジガジかじりますし、お腹(?)からは出てくるし…噛んでいるときの特撮はイマイチですけど、あとで噛まれた跡をじっくり見てたりするし…。
でも、びくっと驚く恐怖はないですよ。(^^)