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1863年、南北戦争最中…ヴァージニア州の捕虜収容所で捕虜となっていた北軍のサイラス大尉(カイル・マクラクラン)、ネブ、ペンクロフ、看護師のジェーン、その娘ヘレンらは偵察用の気球を奪って脱出します。しかし気球の損傷から降下し、どこともわからない島が見えたときに落下してしまいます。
サイラスを除く全員は海岸に打ち上げられましたが彼だけは見当たりません。やむなく辺りの捜索をする一行でしたが、巨大なカマキリやネズミに襲われ、メンバーの一人が喰われてしまいます。
一方、サイラスはある屋敷で目覚めていました。
屋敷にいたのはネモ船長(パトリック・スチュワート)と執事のジョセフでした。サイラスは仲間を助けてくれるようネモに申し出るのでしたが…。


かなりレベルの低い作品ではありましたけど、続きも気になるので借りてきました。
1961年版では特撮をレイ・ハリーハウゼンが手がけていて、今観てもその特撮はやっぱり面白い。2005年版では特撮はCG…しかしレベルが低すぎて情けなくなってしまいます。
チープであってもせめて複数出すとか…どれもこれも1体だもんねぇ。
カイル・マクラクランやパトリック・スチュワートもよくこういう作品に出演しましたねぇ、と思います。
ストーリーの矛盾点、CGの酷さに、改めて「SF巨大生物の島」が好きになりました。(^^)

・単体ですが、まだいろいろと巨大生物が出てくるのは楽しめるかもしれません。基本的にこういう遭難や不思議島は好きですしね。
・ペンクロフも前作の特徴のない人間に比べるとお金に汚くいいかも。
【ここは問題かな?】
・この島には巨大生物のほかに「イザベラの黄金」という財宝が隠されていて、それを狙って海賊たちが何度も島に上陸していましたが、しっかり巨大生物に殺されていました。それにしても、冒頭で地図に載っていない島…と紹介されているというのに、海賊来まくりです。(^^;
・巨大化はトリウムという鉱物の仕業で、特にネモ館長の仕業ではなさそうです。これは植物などにも影響を与えるので島中の動植物が大きくなりそうですけど、そういうのはないんですよね。ネズミよりカマキリの方が格段に成長しているのもなぜなんだろう。ちなみに1961年版は食糧難のために食材として巨大化させていたので、巨大化するものはある程度選択されていたようです。しかも美味しい。今回の船長は実に好戦的です。
【一言いいたいコーナー】

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