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2012年01月23日

リアル・スティール

栄光よりも大切なもの…それは家族の絆。
Real Steel
2011年(Real Steel)製作国:アメリカ
監督:ショーン・レヴィ原作:リチャード・マシスン『四角い墓場』
製作:ショーン・レヴィ、スーザン・モントフォード、ドン・マーフィ、ロバート・ゼメキス製作総指揮:ダン・リン、ジョシュ・マクラグレン、メアリー・マクラグレン、ジャック・ラプケ、スティーヴン・スピルバーグ、スティーヴ・スターキー
脚本:ジョン・ゲイティンズ撮影:マウロ・フィオーレ
音楽:ダニー・エルフマンamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
2020年…すでに人間のボクシングは廃れてしまい、観客はより過激なスポーツを求め、高性能ロボットを使って行われるボクシングWRB(ワールド・ロボット・ボクシング・リーグ)が熱狂的ファンの元、開催されていました。

元プロボクサーのチャーリー・ケントン(ヒュー・ジャックマン)は、田舎町で古びたロボットを使ってわずかなお金を稼いでいましたが、借金にまみれる生活を送っていました。今日もままた猛牛との戦いをしていましたが、少しの油断からロボットは大破、金はなし、ロボットも壊れ、どうにもならなくなっていました。
そんな彼の元に、10年もの間連絡もなかった妻が11歳になる息子マックス(ダコタ・ゴヨ)を残して死んだとの連絡が入りました。
チャーリーは、叔母夫妻がマックスを養子に従っていることを知り、親権を譲る代わりに(夫から)10万ドルをせしめることにするのでした。ただし夫妻は夏の間旅行の予定が入っていたため、その間はチャーリーが面倒を見て、その後、夫妻の家へ連れて行くという約束になりました。

チャーリーは古びたボクシング・ジムに戻ると前金の5万ドルを使い、かつて世間を震撼させたノイジー・ボーイを手に入れます。自分が5万ドルで売られたと父を罵るマックスの怒りもロボットに魅せられます。チャーリーとマックス、そしてジムのオーナーの娘ベイリー(エヴァンジェリン・リリー)はノイジー・ボーイを使って試合に出ることにするのでしたが、大金しか目のないチャーリーはマックスの忠告にも耳を貸さず、再びノイジー・ボーイをスクラップにしてしまいます。
打ちのめされたチャーリーたちは、ゴミ捨て場でパーツを探している内に、マックスは土に埋もれたロボットと出会います。うっちゃとけというチャーリーに、運命的出会いを感じたマックスは一人ロボットを掘り出すのでした。

胸にATOMと書かれたロボットは、ボクサーではなく2014年第2世代のスパーリング・ロボットでした。マックスは整備の終わったATOMを試合に出すと言い張り、なんと『動物園』で苦戦の上、相手を倒してしまいます。父の的確な指示に驚いたマックスは、ATOMの回路をノイジー・ボーイ、そして最初のロボットの部品とも合わせ改造し、父にボクシングを教えてくれるように言うのでした。こうしてATOMたちは試合に勝ち進み、ついにWRBの公式リーグへと進むのでしたが…。

映画レビュー
オススメ近未来SFアクション作品です。
正直、10年も妻と子供をほったらかし、親権を金で売るようなとんでもない親父が主人公なのですが、次第に人間らしさを取り戻す過程はよかったです。といっても相当時間がかかってますけど。やっぱり子供って偉大だ。

ロボットの戦いも手に汗握ります。
最初はこのロボットって意志を持っているのかな?それともAIで半自動かな?とも思ったんですが…事実そういう動きをすることもありましたし…あくまでも人間側で操縦しているんですね。ATOMはシャドーイング(模倣)装置が取り付けられており、前の人間の動きを真似することができます。この機能を搭載しているためにコントローラーなしでも動くことが可能。それを使って深夜マックスとランニングしたり、踊ったりするところはロボットとの触れ合いが感じられ、命を持ったロボットと錯覚さえ起こさせます。
子供が我を忘れて夢中になるのもうなずけます。

この他のボクサーにはない、スパーリング用ならではのシャドーイング(模倣)装置と打たれ強さがあったことで、ATOM、マックス、チャーリーの個性が引き出させ最終戦へと戦いの場は移ります。最後の戦いなんて鳥肌が立ちました。
久しぶりに劇場で観てよかったと思える作品でした。

Number725【ここがいい!】
・ボクシングシーンは最高ですが、ボクシングはショービジネス。登場した時からリングに上がるまでのパフォーマンスも見どころの1つです。しかし…結構ロボットが叩かれるときって「痛い」んですよ。本当に生きているみたいで…これで自我があったらたまんないですね。(>_<)
・ATOMとの触れ合い。これはマックスだけでなく、チャーリーが教えている時もそうです。笑うのではなく、微笑むシーンも多いです。
・ノイジー・ボーイの漢字だらけのデザインが凄すぎ。腕なんて…。(^^;
・なにげにチャーリーを信じて待っているベイリーがよかったです。2000キロのキスもいいですね。

【ここは問題かな?】
・あまり突っ込みたくないですけど、ATOMとマックスが寄り添うところとか、シャドーイングが逆だと思うんですけど。

【一言いいたいコーナー】
・しかし、結局人間って残酷な生き物なんだなと感じる作品でもありました。
・話の流れがシルベスター・スタローンの「オーバー・ザ・トップ」によく似ているなぁって思いました。
Number725・ノイジー・ボーイのロボットデザイナーがゼウスのデザイナーと同じでした。セリフ見逃したかな。

コメントとトラックバックをさせていただきました。
今夜も酔いどれ映画感!(shimanemanさん)の「リアル・スティール
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posted by 白くじら at 22:50| Comment(6) | TrackBack(2) | SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お〜。お正月映画でかえるままも注目してました。
結局「山本五十六」にしましたが。
手に汗握るスペクタクルだったんですね。
ロボットもののSFも好きです。
Posted by かえるまま at 2012年01月24日 07:06
こんにちは、かえるままさん。

「山本五十六」もありましたね!
こっちもいい作品のようですが、難しそう。(^^;;

「リアル・スティール」は親子の絡みがよかったです。もちろん、バリバリアクションというか戦いモノでした。
私もSFの中でもロボットものは特に好きですねぇ。
Posted by 白くじら at 2012年01月24日 08:18
こんにちは!
スパーリング用ロボットだったからこその打たれ強さがあったからこそ、ゼウスの猛攻をなんとか耐えられたわけで、きっと普通のロボットならば一撃粉砕だったんだろうなと考えるとゼウスの強さも痛感できますよね。事実、何度もATOMはダウンをとられていましたし…。
ただそうはいってもやはりロボットに対しての「Look at me!」の台詞は息子にいっているようにも聞こえますし、後半の戦う父親の姿を追い涙する息子のシーンは感動できてしまいました
こういう父子の姿に弱いんですよね…

次第に強くなっていくATOMの姿と父子が絆を取り戻す姿のバランスもちょうど良く、ラストの勝敗も納得の出来栄えでとても良かったです
またその後の様子をぐだぐだと描かない潔さも好感でした
Posted by maki at 2012年06月04日 11:06
こんにちは、makiさん。

いい映画でしたねぇ。
そうですね、普通のロボットでは勝てなかったと思います。お金にあかせば強くなって勝てるとは思いますがそれではなんの教訓にもなりませんし、あのシャドーイングあっての親子の戦いとなりましたね。
もちろん打たれ強さも必要でしたね。殴られるたびに「痛い!」と思ってました。

確かに「Look at me!」は息子にも言っていたのでしょう。名セリフになりましたね。

父親があまりにもひどかったので、絆が回復するにつれて感動でしたね。
ラストもいい感じでした。

トラックバックありがとうございました。
Posted by 白くじら at 2012年06月04日 11:40
白くじらさん、こんにちは!

父親は、最初 本当にしょーもない人でしたね。(≧ε≦)
親権を売るのなんて最低だし、計画性無く勝負事を進めたりして。
ヒューさまが演じる事でそんなに悪い人間には見えないんだけれど。
それがだんだん、息子やATOMと一緒に過ごすに連れ、
情愛を感じさせるように変化していくのが良かったですね。

シャドーイング装置がミソで、最後に父親が以前の闘志と輝きを
取り戻す事が出来たんですよね。設定が良かったです。
ラストの盛り上げ方も上手いし、ワクワクしてホロッとしました。
これは映画館で観て、正解でしたね!
Posted by YAN at 2012年06月07日 17:26
こんばんは、YANさん。

そうなんです。こんな親父では共感できそうにない!と思っていたんですけど、WRBでの戦い、修行を通じて愛情が芽生えてくるところはよかったですね。あまりのダメ親父だったからかもしれませんねぇ。(^^;

おっしゃられる通り、シャドーイング装置がいろいろな演出に一役買っていましたね。
ただ単に戦えーではすまなかったところが、この作品のいいところでした。

劇場では迫力ありましたよー。

トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきました。
Posted by 白くじら at 2012年06月07日 20:19
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Tracked: 2012-06-04 10:55

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Excerpt: スポーツの試合、親子の絆、挫折からの再生、控え目な恋など、 観る者を高揚させるものがてんこ盛り★ やっぱり私もこういうのに弱いのよね〜 もう大満足! REAL STEEL 監督:..
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