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2006年10月03日

バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー

ハロウィーン、火星人大襲来の放送の真実とは。

バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー<特別編>1984年(THE ADVENTUERS OF BUCKAROO BANZAI ACROSS THE 8TH DIMENSION SE)
製作国:アメリカ
監督:W・D・リッチター
製作:W・D・リッチター、シドニー・ベッカーマン、ニール・カントン
原作:アール・マクラーク

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ストーリー
バカルー・バンザイ(ピーター・ウェラー)は日本人の父、米国人の母の間に生まれた、東洋と西洋の血を持つ天性のマルチ人間でした。
天才神経外科医になるだけでは飽き足らず、放浪しつつ武道と素粒子物理学を学び、先鋭的な科学者仲間とロックバンド「香港騎士団」を結成していました。

そんな彼が今回挑むのはヒキタ教授が作った高速ジェット・カー、テキサスの高原で時速800キロもの速度で山に突っ込んだバンザイは見事次元を壁を越え8次元の世界に、しかし無事向こう側に出たジェット・カーの車体の下にへばり付くようにくっついていたのは明らかに生物でした。
バンザイが音速に続き次元の壁を突破した!このことはすぐさまTVで伝えられ、精神病院に入れられているジョン・ウォーフィン卿(ジョン・リスゴー)の知ることとなりました。彼は1938年にヒキタ教授と次元の壁を越える実験をしていた人物でしたが、事故で次元の半分を超えるだけに、その時から彼は…ウォーフィンになったのです。彼はグローバーズ・ミルにある推進システム会社のヨーヨーダインのジョン・ビッグブーティ(ホントは「テ」)に連絡をとり、看守を殺して出て行ってしまいました。

一方この実験を見守っていた異星人の宇宙船は、バンザイに異星人が判る方程式を電話で転送。バンザイは人間に混ざっている異星人がいることを知ります。
ウォーフィン率いる異星人赤族は、上空に待機している黒族ジョン・エムダールから8次元に追放された連中だったのです。ところがバンザイたちが8次元に行くことが出来る次元振動装置を作ったために、これを利用して8次元から元の世界に、そしてエムダールを倒そうと目論んだのです。
さらにエムダールはバンザイにお前たちがこんなことをするからだ、さっさとウォーフィンを倒せ、1日経っても駄目な場合はアメリカの上空からソ連を攻撃するぞ!と脅しをかけてきます。
やむなくバンザイは「香港騎士団」の仲間や医者仲間のシドニー(ジェフ・ゴールドブラム)、そして親衛隊のBB隊の協力を得てウォーフィンたちに立ち向かうのですが。

映画レビュー
4も5も6も7もすっ飛ばしていきなり8次元です!!
この8次元というのは物質の間には空間がある、それならこれを電子分解して隙間に入れるのではないのかという理論から、物質世界の中にもう1つの世界があるというお話です。しかしその空間には、はた迷惑にも異星人が悪人を追放していたのです。
バンザイは方式を転送されて彼らの姿を見ることが出来ますが、普通の人には人間に見えます。まるで「ゼイリブ」みたいな感じですね。ちなみに異星人たちは全員ジョンです。これもあれもみーんなジョン…リーダーを演じている本人もジョンってあなた。(^^;

Number2261938年のハロウィーンにあったオーソン・ウェルズのラジオ放送も、この異星人であったというくだりもあったりとなかなか面白い。
主人公のヒーローぶりからも判るととおり、世界観ははちゃ目茶ですが、そういう世界が普通に思えるくらいストーリーの方もぶっ飛んでいました。キャストも今から考えると随分豪華というか有名人が多く出ています。
愕然としながら笑いたいときにはぜひご覧ください。(^^)/

なお、次回作は「バカルー・バンザイ対世界犯罪同盟」だそうです!ホント?
 
ラベル:映画 DVD SF
posted by 白くじら at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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