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ラスベガス近郊の新興住宅地で謎の失踪事件が起こっていました。
不動産コンサルタントの母親ジェーン(トニ・コレット)を持つチャーリー(アントン・イェルチン)は、かつてのヲタク仲間であるエド(クリストファー・ミンツ=プラッセ)に失踪しているアダムを探そうと誘われます。アダムの空き家と化した家で、エドはチャーリーの隣に越してきた男ジェリー(コリン・ファレル)こそがヴィンパイアであることを告げます。
しかしチャーリーは一笑に付し信じようとしませんでした。
その帰り、エドは正体を嗅ぎつけられたジェリーに殺されてしまいます。
エドが失踪したことを知ったチャーリーは、彼の部屋からジェリーがビデオに写っていないことを知り、招き入れない限り家に入ってこれないことを怪しみます。さらに知り合いのダンサーがジェリーに餌食となった時、彼は恋人エミリー(イモージェン・プーツ)と母親を守るため、ベガスにいるヴァンパイア・ハンター・ショー「フライトナイト」のホストであるピーター・ビンセント(デイヴィッド・テナント)に助けを頼むのでしたが…。


そろそろ上映が終わりかけている作品でしたがタダ券もあったので、会社が終わった瞬間に飛び出して劇場へ向かいました。
ギリギリ1分前に到着。いつものように係のお姉さんに席を取ってもらっていると…あれ緑色だらけ…「Q8でお願い…っていうか、ひょっとして」「はい。貸切ですよー♪」というわけで、お姉さんにニッコリされて中に入ると…ここ、ひょっとして一番大きいスクリーンじゃん。しかも本当に1人で貸切状態。(@o@)
今までも貸切に近い状態はあったのですが、最後まで1人っきりっていうのは長い映画鑑賞生活でも初めてでした。
さて、肝心の内容ですが…意外と面白かったです。(^^)
ベースは1985年版で隣にヴンパイアがいて、ビンセントに助けを求めるのも同じ。ただ戦いやヴァンパイアの性格などは今時にアレンジされているのか工夫が凝らされていました。
ただ残念なのがヴァンパイアとしての重みというか、威厳さはあまり感じられず、血を吸うシーンも美しさは感じられず、殺人鬼モノに近い状態だったと思います。

・あの有名な口ガッバーもありました。ちょっと小さかったけど、牙がずらりでした。
・ベガスのビンセントのフロアでの戦いは、なかなか面白かったです。うーん、女性って怖いですねぇ。そういえば母親の一撃も凄い。母性本能で子供(!?)を守るためには実に行動的に活躍します。
【ここは問題かな?】
・家に入れなくて癇癪を起すジェリー…もっと華麗にならんのかいな。でも、こういう行動のおかげで、オリジナルとは一線を画しているのかも。
・エロ(?)TVを観てニヤニヤするジェリー…女性好きなのは分かりますが、ヴァンパイアの威厳も何もあったものではありません。ただの吸血男ですね。
【一言いいたいコーナー】
・1985年版でジェリー・ダンドリッジを演じたクリス・サランドンが、カメオ登場しています。死んじゃいますけど。(^^;
・今回のジェリー・ダンドリッジ役はコリン・ファレル。「フォーン・ブース」の人です。


いやいやえん(makiさん)の「フライトナイト/恐怖の夜」
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私もエドはもっと長生き(?)すると思っていたのですが…まぁ、前作の狼男の代わりだったのかな。
そこそこアクションしか恐怖感とかよかったんですけど、少し先が先読みできるのがちょっとね。でも火だるまとかはよかったです。
ヴァンパイアは招待しないと家に入れませんけど、もし今回みたいに入り口でやきもきしているときに、背後から押されてはいったらどうなるんでしょうねぇ。
トゥルーブラッドは凄そうで気になっているんですけど、ドラマということで二の足を踏んでます。(^^;