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2006年10月08日

UDON うどん

ぶっかけパンチ、ぶっかけパンチ!ファイナル、釜揚げキィ〜ック!

UDON プレミアム・エディション2006年(UDON)
製作国:日本
監督:本広克行
製作:亀山千広
企画:関一由、阿部秀司、島谷能成
プロデューサー:織田雅彦、前田久閑、安藤親広、村上公一
脚本:戸田山雅司
音楽:渡辺俊幸

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ストーリー
世界を笑わすビッグなコメディアンを目指してニューヨークへやってきていた松井香助(ユースケ・サンタマリア)でしたが、現実はあまくなく、多額の借金を背に故郷、香川に戻ってくるのでした。
製麺所を営んでいる実家を6年前に「ここには夢がない。あるのはうどんだけだ」と言い放ち旅に出ただけに、家に戻りにくかったのですが、ほかに道もなく…しかし、父親拓富(木場勝己)の態度は冷たく、そんな彼に救いの手を出すのは姉の万里(鈴木京香)と夫の藤元良一(小日向文世)たちでした。

母親の墓参りに出かけた香助は、山中で道に迷っていた情報誌の記者、宮川恭子(小西真奈美)を救ったことがきっかけとなって、崖から転落してしまいます。
次の早朝、たどり着いた一軒の民家でうどんを食べた二人は、その美しさ、美味しさに心を打たれるのでした。

やがて広告代理店に勤める親友、鈴木庄介(トータス松本)の紹介で『月刊タウン情報さぬき』に勤め始める香助。
書店めぐりをしていた香助は、お客がうどん情報を調べていたことをきっかけに、先日自分が出会った地元出身の自分でも知らなかった「恐るべきうどん」を取り上げることを提案するのでした。
彼の案は当たり、以後「讃岐うどんブーム」が始まるのでしたが…。

映画レビュー
オススメ2、3年ほど前にあった「讃岐うどんブーム」はこうだった…といった感の作品で、ブームとはいったい何なのか、去った後はどうなってしまうのか…物語前半部分は讃岐うどんの紹介と共に、ブームも最高潮に達するので、笑いの多い作品となっていますが、後半はステイタスががらりと変わって、うどんに携わる人たちのドラマとなっています。
典型的な頑固親父のような香助の父が作ってきたうどん。このうどん一杯には大勢の人たちの想いが詰まっていました。
香助がそのことに気付くには遅すぎましたが、その想いだけは伝わったようでした。この辺りの演出はちょっと出来すぎだと思いましたが、なかなか感動作として仕上がっていてよかったです。

前半部分の盛り上がりに関しては、私たち讃岐の人間にはたまらないエピソードが多くありました。
生醤油をざっとかけてから食べるうどんなどでは、通ぶった都会の人間がたっぷりの醤油で食べて彼女に教えたりするところでは爆笑、ネギを自分で切ったり、あ、このおばちゃん知っているとか、セルフの仕方とか、そのほかにもちょっとしたところなんですけどね…ただ、こういうネタって讃岐の人は笑えてもほかの人たちって笑えないんじゃないのかなって思いました。
こうなるとイマイチ、地味だという評価もうなづけます。面白かっただけに残念な評価を下されてしまう、いわば内輪受け映画だったのかも知れませんね。

ただ、香助の夢で登場する「キャプテンUDON」の格好いいこと!
これで1本の作品を作るとコケるかも知れませんが「CASSHERN」「キューティハニー」のように実写とアニメ、果ては吹き出しまである演出の中で繰り広げられる彼の戦いは一見の勝ちあり。数分くらいの作品ですが二作品を軽ぅ〜く超えているのではないでしょうか。(^^;
さらに恭子の白昼夢でも登場した、ぷちキャプテンUDONも可愛くてよかったです(これはプログラマー必需品である小人さんですね)。

最後に問題点として書いておきたいのは、香助の父…いい腕のように描かれているのに、タバコ吸うのはどうでしょう。
あれはいいシーンでしたが、料理人がタバコを吸うのは感心しません。特に粉をこねなければならないような職人さんの場合…洗ってもなかなか取れるものではありませんし、そもそも舌を麻痺させてしまうし、この部分だけはカットして欲しかったです。

【一言いいたいコーナー】
・香川山中に熊なんていないしー!!
・パンフレットは必見、裏面は作中でも使われた『月刊タウン情報さぬき』になっていましたし、うどん屋さんのMAPもありました。なかでもエンドクレジットがうどんのようにぐにゃぐにゃしていましたが、監督の顛末が気になって読めなかった人たちのためのお詫びとしてびっしりと載せられていました。
Number231・ちなみに香川だったというところもあるのですが、最後の最後まで誰も席を立たなかったというのも特筆すべき点、最後にもちゃんとオチがありました。
・ゲスト出演として南原清隆、松本明子など四国出身者が大勢出てきていたことにも驚きましたが、実は社の同僚の知り合いもイベント会場にエキストラとして出ていたとか。
・宇港連絡船のうどんはよく食べたものです。確かに船の上、しかも甲板でさむさむ言いながら食べたうどんは非常に美味しかったです。実際の味はイマイチだったようですが、こういう場所で食べるうどんにはまた特別のスパイスが含まれているのです。(^^;

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posted by 白くじら at 16:03| Comment(4) | TrackBack(2) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。

「UDON」面白そうでしたね。
やっぱり早く観に行けばよかったです。
こちらは、昨日で上映が終わってしまいました(T_T)
遠い映画館では、19:20〜あったのですが、やはり遠いので観にいくのを止めてしまいました。
観たい映画は、後回しにせずに早めに観ておくべきですね。
Posted by Ally at 2006年10月14日 22:27
こんばんは、Allyさん。

面白かったです。
ただ、レビューにも書きましたが、讃岐うどんに精通していればいるほど面白いのではないかと思います。
こういうところが観る人を選んでしまい、イマイチの評価を受けているところの1つの要因かも知れませんね。

こちらの映画館ではまだやっていますよ。(^^;
Posted by 白くじら at 2006年10月15日 23:09
こんばんは。白くじらさん。
まだまだお仕事、お忙しいのでしょうね。
お疲れ様です。

白くじらさん、讃岐の人間だったのですね!
実は、私と主人は大学時代を香川で過ごしたので
この映画はとっても楽しかったのです。
(そして、空腹で観てしまったので鑑賞後は
香川にまで行ってしまいそうな勢いでした、笑)

熊は私もつっこんでしまいました!
やっぱり、いませんよねぇ?


お時間のある時でよいので、TBお願いいたします。
ではでは。
Posted by マミイ at 2007年09月30日 23:13
こんばんは、マミィさん。
こちらでもお返事が果てしなく遅く、申しわけございません。

私とは逆ですね。私は大学時代が大阪で、カ香川がふるさとです。(^^)
やっぱり一度でも香川ですごしていると、こういううどんに関する映画は楽しいですね。

あはは、熊はいないです。(>_<)

トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。
Posted by 白くじら at 2007年12月31日 23:08
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