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プレサージ・ペーパー社の25名はバスで研修旅行中。ちょうど工事が続いているノース・ベイ橋を渡ろうとしていました。
サム(ニコラス・ダゴスト)は、工事の衝撃と自然災害により橋が崩れ落ち、自分たちが悲惨な死に見舞われる夢を見てしまいます。目覚めたサムは警告を発し不仲になった恋人モリー(エマ・ベル)の手をつかみ逃げ出します。それを見た友人ピーター(マイルズ・フィッシャー)、その恋人キャンディス(エレン・ロー)、ネイサン(アーレン・エスカーペタ)、アイザック(P・J・バーン)、オリヴィア(ジャクリーン・マッキネス・ウッド)、そして上司であるデニス部長(デヴィッド・ケックナー)が後に続き、直後に起った大惨事から助かるのでした。
FBIに疑われたサムでしたが、説明することもできず釈放されます。
プレサージ・ペーパー社では17名(アイザックが入っていたので部長にとっては18名)の葬儀が行われ、生き残った8名はラッキー・エイトと呼ばれるのでした。
そんな彼らの前に謎の男ウィリアム・ブラッドワース(トニー・トッド)が現れ死に対しての警告を告げられます。何のことかわからないサムたちでしたが、やがてキャンディス、アイザック、オリヴィアと死に見舞われサムは自分が見た予知夢で死んだ順に、死が訪れていること気が付きます。さらにウィリアムの言う誰かが自分の代わりに死ねば、その死んだ者の余命を受け継語と言われ、恋人を失い死の順番が近づいてくる錯乱状態のピーターにある決意が…。
果たしてサムたちは死神の手から逃げることができるのでしょうか。

2000年「ファイナル・デスティネーション」
2003年「ファイナル・デスティネーション2 デッド・コースター」
2006年「ファイナル・デスティネーション3 ファイナル・デッドコースター」
2009年「ファイナル・デスティネーション4 ファイナル・デッドサーキット」
2011年「ファイナル・デスティネーション5 ファイナル・デッドブリッジ」


オープニング、エンディングにも力を抜いておらず、シリーズモノで、しかも5作にもなってのこの完成度はほかのシリーズモノも見習ってほしいと思います。
流石に同じパターンではインパクトも落ちてきたのか、新たな設定が加わり(というか昔からあると言えばいいのか)、他人を殺すことによってその人間の余命を手に入れることが可能になりました。この余命というのがミソで、ラストのオチにも繋がっていました。
ただこのことによって主人公たちが争ってしまうのがちょっと残念な部分で、できれば死神と勝負をして帆と勝ったと思いますが…ただそれすると結局は1作目をなぞるだけになってしまいますからねぇ、難しいところです。
前作を通して登場しているトニー・トッドが言うには、この作品がヒットした場合にはあと2作の続編が…という話だったようで、実際ヒットしたようですしまだまだ続くのかな。
ちょうど一周したみたいで、いいところで終わってはいると思いますけど。(^^)

・4作目でもレントゲンのような映像で過去映像が流れましたが、今回はオープニングで死のアイテム、エンディングでは今までの死の瞬間が流れます。無残!というより懐かしさで眺めてしまうのは、この作品が嫌いじゃない証拠でしょう。
・じわじわと何かが起こっていく殺害方法は今回も健在。これがどう関係していくのかが観ていてやっぱりドキドキするところですね。フェイクが多いので楽しめました。
【ここは問題かな?】
・予知夢って結局どういう能力なのでしょうね。映像ではありませんでしたけど、ラストのあの驚きよう、実はまた見ていたんじゃないでしょうか。じゃなかったら、どうして見ないんだろう?って思ってしまいます。
・予知夢内、キャンディスがバスを降りた瞬間、壁(?)を乗り越えて手摺まで…どうしてそこまで行ってしまうのか?そらに落下したとんでもない死に方をした彼女を見るピーター、サム、モリーの視線がおかしい。かなり下だと思うんですけど。
・予知夢内、ピーターとサムはほぼ同じ地点にいたのに串刺しになったのがピーターだけというのが不自然なような。まぁ、その後死にますけどね。
・予知夢内では、ほかにも逃げ回っている人たちが大勢いるんですけど、いつの間にか消えてます。(@@)
・今回はちょっとありえないような死にざまが多かったような。
・サムとモリーの不仲があっさり元に戻るのがなんとも…やっぱり本当の吊り橋効果なのでしょうか。
【一言いいたいコーナー】
・予知夢内でモリーは死なない、死なないと言っていますけど、あれってサムの死までの予知なので、その後の彼女の生死は判らないと思いますけど。
・全作に登場している謎の男ウィリアム・ブラッドワース…別にいらない。(^^;


こわいものみたさ(とらさん)の「ファイナル・デッドブリッジ」
RETRAの奇妙な映画館(りとらさん)の「ファイナル・デッドブリッジ Final Destination 5(2011年)」
嗚呼,魅惑の映画道+レンタルDVD(hiroさん)の「No1061 ファイナル・デッドブリッジ(2011) 2012年013」
映画偏り放題(umetramanさん)の「映画『ファイナル・デッドブリッジ』・・・ 相変わらず凶悪なピタゴラスイッチが襲ってきます」
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【関連する記事】
面白かったです。まさかここまで作り込んでるとは思いもしなかったです。今更ですが、劇場で観るべきでした。
DVDは感動して橋崩落シーンを何度もリピートしてしまいました(笑)。
こういうのって「ランボー4」以来かもしれません。
・・・あ、ランボーシリーズも4で盛り返したってことかな?!
予知夢でのキャンディスの壁乗り越え行動については激しく同意です。自ら危険に飛び込んでましたね(笑)。
あと、メガネっ子がメガネ落として、やすし師匠みたいになってたのは笑えました。後のレーシックへの布石なんでしょうが。
基本、シリーズ通してやってること同じはずなのに、前作ではここまで心地良く見入れた記憶がないです。やっぱり脚本の功績でしょうかね。
過去の作品を振り返ってみると、1と2は完璧でグッド、3はマンネリ傾向ありましたがメアリー・エリザベス・ウィンステッドが輝いていたのでまあグッド。
4は・・・全てにおいて残念です(笑;)。でも記憶が誇張しているかもしれないので、また見直してみたいです。
記事へのリンクありがとうございます。
こちらからも白くじら様ブログへのリンクを張らせて頂きたいのですが、宜しかったでしょうか?問題ございましたら取り止めますね。
それではガツンと応援いかせて頂きます凸
この作品はもう5作目だというのに、未だパワーが落ちていないことに脱帽ですね。特にOP、ENは感動すら覚えてしまいます。
あはは、私もランボー4のあのシーンは何度も繰り返してみてしまいました。(^^;
前作は原点に立ち戻って…といった感が強くって、ちょっとおとなしかったかもしれませんね。ただ後半でまるでファイナル・デッド・シアターというべきものがあったのもよかっです。(^^)
私は1作目がインパクトもあって一番好きです。
リンクに関してですが、相互リンクということでしょうか。
かなり昔から知り合いだったのにリンクしていませんでしたね。(^^; RSSではしていたんですけど…ということで、リンクさせていただきました。
こりからもよろしくお願いいたします。
応援もありがとうございました。(^^)/
ヒロインはフローズンの子でしたか。私も気が付きませんでした。(^^;
10年で5本…しかし基本同じようなストーリーですから、毎年作っていたら本当に飽きられてしまいそうな気もしますね。
そういえば夢が語られたのは初めてでしたっけ、登場人物はあの人除いてみんな死んじゃいますからなんとも儚い夢になってしまいますが。(>_<)
相変わらず体操娘とかフェイク、フェイクで、あの目の治療はとかもかなり怖かったですね。あんな治療は受けたくないです。
動物園での死っていうのはかなりグロくなりますねぇ。怖いぞ。
あとはおっしゃられている豪華客船、ほかには列車とか、高層ビルとか地震とか…地底探検とか…うーん。宇宙行くのは007みたいにやりすぎかな。