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2012年02月18日

フルーク

世間知らずのぼんぼんだな。早く起きろ!
フルーク [DVD]
1995年(Fluke)製作国:アメリカ
監督:カルロ・カルレイ原作:ジェームズ・ハーバート
製作:ポール・マスランスキー、ラタ・ライアン製作総指揮:ジョン・タートル、トム・コールマン
脚本:カルロ・カルレイ、ジェームズ・キャリントン撮影:ラファエル・メルテス
音楽:カルロ・シリオットamazon.co.jpで詳細を見る。

ストーリー
ホープウェルのカントリーロードを激走する2台の車。
トム(マシュー・モディーン)の車は前方から来たトラックを避けようとして事故を起こしてしまいます。

話は変わり路地裏で暮らす犬の親子たち…4匹兄弟は母親と共に暮らしていましたが、保健所の人間に発見され連れて行かれてしまいます。しかし1匹だけが保健所を脱走、路上生活者のおばさんに拾われました。彼はおばさんにフルーク(声:マシュー・モディーン)という名をもらいますが、そのおばさんも亡くなり途方に暮れていた時、別の犬ランボー(声:サミュエル・L・ジャクソン)が現れます。
ランボーはテレパシーでフルークと話すことを教え、わんことしての生活を教えてくれるのでした。
そんな生活の中、フラッシュバックのように現れる人々、それが自分の家族だとわかった時、彼は自分の家を求めて旅立つのでした。



妻キャロル(ナンシー・トラヴィス)と息子ブライアンに出会ったフルークことトムは、家に事故の原因であるジェフ(エリック・ストルツ)が現れたとき、家族を守るため、そして復讐をするために飛び掛かるのでしたが…。

映画レビュー
ちょっとオススメ「忘却のエンドロール」の宵乃さんからの情報で購入して、ようやく鑑賞することができました。
わんこものはやっぱり犬のかわいらしさや、人間にはできない表現方法にぐっと来てしまいますね。

これは事故を起こしてわんことして生まれ変わったパパのお話です。
わんことしての生活を教えてくれるランボーや、一緒に生活をしてくれていたおばさんなど、いい人(わんこ)たちに恵まれていて、家族のところへ行く前の話の方が観ていて楽しめたような気がします。
ただ生死を扱って作品だけあって、そういうシーンがあちこちにあったり、動物をモルモットとしか見なしていない人々の登場など、軽い話と思ったら「ええっ」となります。
珍しいオチだったかもしれませんが、総合的にはよかったと思いました。
宵乃さん、ありがとうございました。

Number734【ここがいい!】
・わんこのドタバタシーンがやっぱり面白いですねぇ。人間のそれほどバカをしているわけでもありませんでしたし。
・ラストのオチは「名探偵ベンジー」を観ていると○○が出てきたときにすぐにわかると思います。そういう人がこの世界にはいっぱいいるのかもしれません。おばさんも出てくればよかったのに…と思ってしまいました。
・家族とフルークとの触れ合いのシーンはよかったですね。雪の出会いのシーンもよかったです。

【ここは問題かな?】
・あの研究所の所員、いくらなんでも追っかけすぎなような気がします。切れている人でしたねぇ。
・記憶が断片的に思い出していたためのジェフへの態度、嫉妬心も別にあったと思いますけど…トムの行動原理を根底から覆すような記憶違いは辞めてほしかったです。それに序盤で車の当てあいしているし…何かおかしいよ。
・キャロル…ちょっと気が早すぎです。死んでからすぐ(実際にはどのくらいわかりませんけど)それでは、トムがイラッとするのもわかります。

【一言いいたいコーナー】
・子供時代をもっと長く希望です。(^^)
Number734

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posted by 白くじら at 20:21| Comment(2) | TrackBack(0) | ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
楽しんでもらえたようでよかったです。
そうそう、子犬時代の話をもっとたくさん観たかったですよね。後半はあまりよく覚えてないんですが、お子様向けの動物モノとは違う感じだったような。そこら辺、意欲的な作品だったかもしれませんね。
機会があったら再見しなきゃ!
Posted by 宵乃 at 2012年02月19日 10:58
こんにちは、宵乃さん。

ですねぇ、あっという間に結構成長しちゃって。(^^;
後半は犬が本気出して復讐したりするとホラーになっちゃいますから…ただその後で事態を一転するようなことがあって「おいおい、それはないだろう!!」って叫ぶところが。
ちょっと予測不可能なところにもビックリしましたけど、こういう(生まれ変わりの)世界は好きなので楽しめましたよ。
ありがとうございました。
Posted by 白くじら at 2012年02月19日 11:52
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