![]() 製作国:アメリカ 監督:ショーン・S・カニンガム 製作:ショーン・S・カニンガム 脚本:ヴィクター・ミラー 撮影:バリー・エイブラムス 音楽:ハリー・マンフレディーニ amazon.co.jpで詳細を見る。 |

1957年、クリスタル湖で子供が溺死しました。
1958年、クリスタル湖でキャンプの協力員2名が惨殺される事件が起こりました。
以後クリスタル湖は「血のキャンプ」と呼ばれ、恐れられてきました。会長のスチーブ(ピーター・ブロウワー)は必死に立て直そうとしますが、1962年にも水質汚染で再開不能になっていました。
そして10数年後…アニー(ロビー・モーガン)が訪れた村では、今なおクリスタル湖は忌み嫌われる地でした。
アニーは再び再建に向けてスチーブが動き出した、キャンプの協力員の1人(料理担当)でした。彼女はここから30キロのキャンプまでトラックに乗せてもらいながら、今までキャンプで何が起こったか聞かされます。途中まで乗せてもらった彼女は、次に通りがかったジープに乗りますが、彼女が協力員であることを聞いたことが問題だったのか、ジープは湖とは別の方へと走り始めます。
怖くなったアニーは車から飛び降り逃げますが、運転手は執拗に追いかけ、ついに彼女を殺してしまいます。
一方、そんなこととは知らないスチーブ、アリス(エイドリアン・キング)、ビル(ハリー・クロスビー)、ブレンダ(ローリー・バトラム)の元に新たに雇われたジャック(ケヴィン・ベーコン)、マーシー(ジャニーヌ・テイラー)、ネッド(マーク・ネルソン)が到着していました。彼らはここで2週間の間にキャンプ再開の準備を整えるのです。
若者に特有のハメを外した行動に呆れながらも、スチーブは村まで買出しに出かけます。案の定留守中に湖で遊び始めた彼らでしたが、いつしか1人、また1人と何者かの手にかかり死んで行くのでした。
はたして犯人は?

おりしも今日は13日の金曜日、それを記念して、今日はもちろんこのレビュー!
不吉な13日の金曜日を、観客と言わずあらゆる人に植え付けた作品です。シリーズが今なお作られているところが、この作品の人気を物語っているでしょう。
とはいえ実際の出来はと言えば、うーん。なのです。
能天気でSEXしか頭にないような若者たちが次々と殺されていくお手本のような作品なのですが、その殺人鬼の伏線がほとんどありません。過去の話や、湖を見るために手で木をかき分けたときに指輪があったなどの伏線は一応あるのですが、実際にその人物が登場するときにはもう終焉のときで、この人しかいない!ってとき、しかも誰、あなた。って感じでしょうか。
サスペンス仕立てにするのであれば、本人を出すべきではないでしょうか。
ただそれでもいったい誰が主人公なのか判りにくい作り方は、評価できる点かもしれません。
特に序盤は判らずよかったですね。
最近のとんでもない(^^;映画に比べると、実にあっさりと殺害されているために後を引かずに、キャーキャーと大騒ぎができる映画としてヒットしたのかもしれません。
それとやっぱりラストのあの瞬間でしょうか。
このシーン1つで単なる殺人鬼映画からホラーへと移行し、後へ続くストーリーの発端になったのですから…。

・この作品ではまだジェイソンが本格的に活動をしていません。当然トレードマークのホッケーマスクなどあろうはずがありません。が、これらの殺人を今回の犯人が全てしたというのも少し考えにくいですね。重い死体を吊り下げたり、窓から投げ込んだり、うーん、まさか。(^^;
・ケヴィン・ベーコンが死のリストに入っていたのにはびっくりでした。
・6/13日はジェイソンくんの誕生日らしいです。
・特殊メイク担当は「傷跡の達人」といわれるトム・サヴィーニです。「ゾンビ」などでも有名ですね。
・この映画のヒットから「14日の土曜日」という作品もありました。なんでも「13日の金曜日」を乗り越えた「14日の土曜日」こそ危ないのだそうです。
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途中で降参したクサイ。
ジェイソンは、あの面が有名だけど、はたしてあんなの付けてたかいな?とずっと思ってた。
Part3なんだよね。
ふぅ〜ん、今なら観られそうだなぁ。
たいがい平気だし
( ̄△ ̄;)ほんまかいな
いつか観ますね。
どっちかというと
エイリアンシリーズの方が苦手かもねぇ?
エイリアンクリチャーも、どっかコミカルだと好きですけどねぇ。
そうそう、昨日は「13日の金曜日」でしたね。
数年前の13日の金曜日に嫌な思い出があるので、やっぱり13日の金曜日と聞くと気持ちが暗〜くなります。
でも、昨日は何事も無く無事に終わりました(^^)
そう、あのホッケーマスクって有名なのですが、1はともかく2からは付けていたように思っていたのですが、意外と後の話からでした。
でも今や完全にトレードマークになってしまいましたね。
このシリーズは殺傷シーンが瞬間的なところが多いので、昨今の作品よりは後を引かないかも知れません。
「エイリアン」シリーズは2までが好きかな。
レビューはしているのでまたご覧ください。(_ _)
むー、何かそういう嫌な日が重なると、ホントに不吉な思いが駆け巡ってしまいます。
同じ月でなかったりするところもなんなのですが、とにかく今回の13日の金曜日では何もなかったようで、よかったですね。ほっ。
今年はもうこの日はないので大丈夫です。(_ _)