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近未来、デトロイトはかつてない歴史上最悪の麻薬「ヌーク」の登場によって混迷の闇と化していました。
デトロイトの警察官は資金を出しているオムニ社に対してストを決行中であり、ロボコップ(ピーター・ウェラー)はただ1人、犯罪撲滅に活躍していました。
あるとき「ヌーク」生産場所に踏み込んだロボコップは、ヌーク教団の教祖ケイン(トム・ヌーナン)を発見、しかしまだ子供のホブ(ガブリエル・デーモン)を撃つことが出来ず、逆に頭部に一撃を受けてしまいます。このことがきっかけとなりマーフィーの記憶が蘇ります。
パトカーで妻の家を訪れるロボコップ、そのことはオムニ社の知ることとなり、彼は今一度苦い現実を噛み締めることに。それは自分はマーフィの肉体の一部を使った単なるロボット警官であること。再び妻と別れることになった彼にとって仕事は「ヌーク」壊滅だけとなりました。
しかし…工場で待ち構える教団にロボコップは捕まり、間接部分からバラバラに切断されてしまうのでした。
市を私有化しようとしていたオムニ社では、市長の政策を陥れるためにロボコップのブログラムを変更し役立たずにしてしまいますが、彼は自ら高圧電流を流すことでプログラムを消去、警察は一丸となってヌーク教団の工場を壊滅に追い込むのでした。
一方、オムニ社では野心家のファックス博士(ベリンダ・バウアー)主権によるロボコップ2計画が着々と進行中。彼女の指示でケインの頭脳がロボコップ2に組み入れられ、教団の残党を一掃するのでした。しかしその裏には…。


今回は基本指令が最初から説明されていました。
1、治安への奉仕
2、市民の保護
3、法の遵守
4の説明はありませんでしたが、一応は組み込まれているのでしょうね。
前回のラストで自我を取り戻したマーフィーだったはずなのですが、最初からしっかりとロボットでした。途中記憶が蘇り妻の近くへ行くシーンもありますが、なんと「説得」によって自分がロボットであることを認識させられます。
その後バラバラになった後、プログラムを書き変えられ変になってしまいます。
電流で消すという荒業をして元に戻りますが、プログラム1つで性格が変わるところなど、ロボコップがロボットであることを再認識されられるとともに、感動の無くなってしまったような気がします。それでも最後に「我々人間は…」と言っているところにすがり付きたいです。ホブの最期の時の会話など、電流を流したときに感情が戻ってきたと信じたいですね。

・前作に比べるとアクション面に主体をおいておりなかなかの出来です。ただし人間的ドラマ性はかなり失われたようで、何も考えずに観た方がいいかも知れません。(^^)
・バラバラにされてしまうロボコップ…それでも動く様はかなり怖い。
・ついに実現したロボコップ同士の戦い。この時代に結構頑張っていると思います。
【ここは問題かな?】
・それにしてもED209といい(好きですが)、ロボコップ2といいオムニ社もいろいろとやってくれます。自作自演とはこのことですけどねぇ。
・あ、そうそう市長、だめだめです。
【一言いいたいコーナー】

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ヌークって麻薬がキレイな色でしたよね〜。
ロボットなんだけど、哀愁が漂ってる所が好きです。
楽しい映画でしたよね。
この作品って面白いんですけど、強力な武器を作っているのが結局オムニ社で、そこでの派閥争いなんですよね。(^^; 困った会社です。
綺麗なものには毒があるってことですね。
家族の話がもっと欲しいですよねぇ、このまま戦う兵器になってしまうのは悲しい。
今月の作品は「素晴らしき哉、人生!」で、「ニッケル・オデオン.ISM」の庄屋弁当さんが選んで下さいました。
よかったら今月も一緒に映画を楽しみましょう♪
あと、同時進行で4月の作品を決める投票を行ってます。
3月11日まで12時間ごとに投票できるので、お好きな作品にじゃんじゃん投票してくださいね♪
あれ、またエラーが出てましたか。どうも最近多くて申し訳ございません。
お誘いありがとうございます。
RSSで情報は観たんですけど、チケット作ってからにしようとコメントが遅くなってます。(^^;
また作り上げてから伺いますね。(^^)/